公務員を辞めたい人へ。僕が県庁を退職した時の流れについて書いてみます。

こんにちは、元公務員のシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

さて今回は、もう公務員を辞めるぞ!と決めた方向けに、僕が実際に県庁を退職した時の具体的な流れ(いつ頃申し出て、その後どういう引き止めがあって、退職届や退職金などの手続きはどんな風に進めて・・・といったこと)について書いていきたいと思います。

 

基本的に退職というのは初めて経験される方も多いでしょうから、参考になればと思います。

 

なお、公務員の転職に関してまとめた記事はこちらですので、興味があれば別途ご覧ください。

公務員の転職・退職まとめ!失敗や後悔する理由、転職者の実態など、民間出向経験も踏まえてまとめました。

2018.06.10
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退職を申し出た時期について

退職希望日の40日くらい前に自分の直属の上司に申し出た

規則上だと確か10日前くらいに申し出ればいいことになっていますが、当然色々と手続きが発生するため、遅くても1ヶ月前には申し出をすることを念頭に置いていました。

 

具体的には、年度途中(9月末いっぱい)で退職するつもりでしたので、お盆明け頃に直属の上司に申し出をしました。

(本当に仲の良い同期や同僚たちには秘密にしてくれと念を押した上で既に伝えていましたが)

 

今思うと若干遅かったかなという気もしないわけではないです。

2ヶ月前くらいに言えば完璧でしょう。

 

申し出の際、退職理由を書いた紙(A4のワンペーパー)を渡して説明した

これは、全く正式なものではありませんし、本来書く必要もありません。

 

ただ、どうせその後、課長や総括補佐(課のナンバー2)から同じことを聞かれるのは分かっていましたし、毎回いちいち口頭で答えるのも面倒だったので、理由を色々と書いたワンペーパーを直属の上司に渡して説明をしました。

 

結論としては、「やりたいことがあるので辞めます」に尽きるわけですが、なぜこの時期なのかとか、色々と辞める理屈を補強した感じですね。

 

実際その後直属の上司から「これコピー取っていい?」と聞かれ、それが直属の上司から総括補佐や課長に回ったため、その後のやり取りがスムーズに進みました。

 

ということでこれは結構オススメのやり方です。

 

ちなみに、規則とかに退職願のフォーマットとかありますが、これを書くのはずっと後のことになります。

逆にこれを書いていきなり突きつけるのは少し失礼だと思いますので、最初は口頭もしくは私のようにせいぜい退職理由の概要について相手に理解してもらうためのペーパーを渡すくらいのところかなと思います。

 

オーソドックスな退職パターンは?

私のように年度途中で辞める方は少数派です。

そもそも公務員を辞める人が少数派ですが、その中でも多くの人はキリがいい3月末で辞めます。

 

その場合、あくまで僕がいた県庁についてですが、基本的に12月とか1月頃に実施される面談(来年度の異動希望などを聞かれる)時に申し出ればOKとのことです。

→人事課の人に確認しました。人事異動の当てはめが始まるのが面談以降のタイミングからなので、逆にそれより早く言われたところでどうにもならないとのこと。

 

引き止めについて

課内で2度、人事課に1度引き止めを受けた

直属の上司に申し出をした後、すぐに総括補佐(ナンバー2)からヒアリングを受けました。

 

そして、今は色々と重なっているだけのように思うから、再考をしてはどうかということを促されましたが、決意は固いと申し上げました。

 

じゃあ一旦は分かったということになり、数日後に課長との面談がありました。

 

課長は国から来ていた官僚ということもあり(ある意味ドライ)、あまり強い引き止めもなく、本人が決めたのだから仕方無いという方向で話はすんなりと進みました。

最終的に課長が分かりましたとおっしゃってくださり、この時点で実質的に退職することが確定したということになります。

 

そして、その後数日経ってから、人事課からもお話しがありました。

 

僕がいた県庁では、自分の所属する課の課長を通った時点で、あとは手続き論だけの話であり、人事課として改めて何か引き止めをするということは無い(立場的にしない)ようなのですが、私に目をかけてくださっていた方(間違いなく将来部長になり、副知事にもなってもおかしくないような方です)が人事担当だったこともあり、これから県をお前と一緒に変えていきたいと思っていたという熱い想いをぶつけてくださいました。

 

ただ、ここは私も譲れなかったので、私の信念をお話しした上で、最後にはご納得いただいた感じです。

(ここは組織という枠組みの話ではなく、人と人の想いのぶつけ合いという感じでした。僕としては、課で行われた(ある意味形式的な)説得などよりも、圧倒的にこちらのほうが強く印象に残っています。この時のことは本当にありがたく、今後一生忘れることは無いと思います)

 

ということで、一連の引き止めについてはここで完全に終了しました。

 

なお、基本的には、組織として辞めることを無理矢理引き止める権限はありません。

よって、どんな引き止めを受けようが、強固に意思を押し通せば絶対に辞めることが出来ます。

ただ、それは形としては非常によろしく無いと僕は思います。

 

自分の信念を持って丁寧・誠実にきっちり説明してご納得をいただくことが、その後の自分の人生の成功を考えた時にも重要である(むしろ、納得してもらえない程度の覚悟しか示せないのは少し問題)ということは伝えておきたいと思います。

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課内への報告について

課長から了承をいただいた後、一旦課内の同僚には内密にするようにと伝えられました。

ただ、その後も何度か補佐から直接呼ばれていたので、同僚からは何かあるのかなとは思われていたようには思います。

 

なお、内密にとは言われましたが、この段階で、自分が業務上最もお世話になっていた同僚の先輩の方にはお伝えしました。

その方の業務が増えることは明らかでしたし、形式より仁義を優先すべきという判断をしました。

 

その後は、総括補佐を中心にして業務分担の再編成が行われていました。

年度途中で役割が増えてしまった同僚の方数名には本当に申し訳なかったです→年度末に退職すればこれが防げます。ただ、辞めるというのはタイミングなので、そのために数ヶ月も我慢をするというのはどうなのかなというのが勝手かもしれませんが僕の考えです。

 

業務分担の再編成が全て終了したタイミングで、課内で退職を発表してほしい旨が補佐から伝えられ、補佐の仕切りの元、こういった理由で辞めることになりましたみたいな発表をして、周知の事実となりました。

 

その後は、関連する課の人にちょこちょことお知らせをしながら、同僚の方への引き継ぎなどを実施していった感じです。

 

各種手続きについて

課内への周知が終わると、あとは完全に事務的な流れで手続きが進みます。

基本的に仕切りは総括補佐と総務担当の方にやってもらい、言われるがまま対応をしていく感じでした。

 

例えば、正式な退職願について、形式が決まっているのでそちらを出してくれと依頼があったら提出するとか、保険証の返還の書類を書くとか、退職金の手続きをするとか諸々です。

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有給消化について

私の場合、年度途中の退職ということもあり、なんとなく後ろめたさがあったこともあって、有給はほとんど消化しませんでした。(最終日の前の3日間だけ休みました)

 

まあ全く気にすることないというか、特に年度末退職の方などは、さっさと引き継ぎの準備をして、フルで取って旅行にでも行くのがいいのではないかなーと思います。

 

無事に退職

退職の数日前からは、お世話になった色んな方へ、庁内のメールを使って経緯などをご説明したりしていました。

嫌味を言うような方は一人もおらず、もちろん建前はあるにしても、多くの方から絶対に次の世界でも成功するよと言う激励の言葉を貰えたのは本当に嬉しかったですね。

 

そして退職日当日は、直接お会いして挨拶をすべく、庁内を行脚しているうちに1日が終わりました。

 

最後に課内で挨拶をし、その後小分けのお菓子を一人ずつ配って回り、僕の県庁生活は終了しました。

 

おわりに

私の場合、退職の流れは大変スムーズであり、嫌な気持ちをすることは一度もありませんでしたし、それどころか(もちろん建前は大いにあるにしても)今後に向けてプラスの言葉をたくさんかけていただけたのは本当にありがたかったです。

 

これから退職をする方にお伝えしたいのは、出来るだけ誠実に、丁寧に説明をしましょうということです。

(上で書いた、本来必要ではない辞める経緯や理由などを書いたペーパーをあえて渡すといったことなど

 

退職をするという決断はとても素晴らしいものであり、誰も横槍を入れる権利はありません。

仮に横槍を入れられた場合、それは無視すべきです。

ただ、相手に誠実に向き合えばそのリスクは軽減されると思います。

 

せっかくの門出に際して気分を害されることがあれば、それは間違いなくその後心理的に影響してしまいます。

 

そうならないためにも、上で書いてきたようなことを参考にしながら、丁寧にご対応されることをオススメします。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>こちらの記事もオススメです。

公務員を10年で辞めると退職金はいくら?ズバリ明細を公開します。

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4 件のコメント

  • はじめまして!救命士の空飯と言います。
    とても参考になる記事でした!
    自分も将来退職を考えており、
    「公務員で退職すると流れはどうなるのかな?」と思い検索してみたところ、ここにたどり着きました。

    イメージしやすく、とてもありがたかったです。
    これからもよろしくお願いします!

    • 空飯さん、はじめまして!

      ありがとうございます、これで無難に退職をできましたのでぜひご活用ください(笑)

      個人的には、救命士さんということでとても意義深いお仕事のように思いますが、それでも色々とあるのかなと思います。

      また何かありましたらご相談いただければと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!

  • はじめまして!某県で公務員をしているときと言います。

    私はもともとやりたい事全部諦めて入庁を決めたので、
    定年まで働くつもりはなかったのですが、
    働くうちにやっぱり自分のやりたい事をしたい!
    と思うようになり、今年の12月末で退職することを考えています。
    3ヶ月ほど前から退職を考えはじめましたが、行動に移せずネットをウロウロしていたらここへたどり着きました(笑)

    前置きが長くなりましたが、シュンさんにいくつかお聞きしたいことがあります。

    まず、転職活動はどのタイミングで行われましたか?
    私は既に転職したいと思える会社を見つけており、
    エントリーページに必要事項を記入するところまでは
    しているのですが、先に決めてしまうのは失礼かと思っています、、

    次に、上司に提出されたというワンペーパーの内容をより詳しく教えていただきたいです。
    私は高校の頃からやりたい事があり、それをするために転職したいと考えています。しかし、上司の性格上強く引き止められる事が予想されます。
    そこで、シュンさんのワンペーパーを参考にさせていただきたいです。

    長くなりましたが、私は夢を叶えるために本気で
    転職をするつもりです。拙い文で申し訳ありませんが、ご協力頂けるとありがたいです。

    • ときさん、初めまして!

      熱いメッセージをいただきありがとうございます!

      内容が込み入ると思いますので、LINE@でご相談いただくのはいかがでしょうか?

      ご検討をお願いいたします。

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