公務員の転職・退職

【退職代行のリスク】違法?非弁?それより一番はコレでしょ。

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、仕事をやめたくて退職代行サービスに興味を使いたいと思っている方向けに、そのリスクについて書いてみます。

仕事を辞めたい人
仕事を辞めたい人

退職代行サービスを使いたいと思っているんだけど、そのリスクが知りたい。

退職代行って怪しいし、違法じゃないの?

会社から損害賠償請求をされることはないの?

こうした点が気になる方はぜひご覧ください。

 

本記事の内容

  • 退職代行サービスのリスク【法的、損害賠償、退職失敗】
  • それよりも大きなリスクはコレだと思う

主に前者のリスクについては、創業14年、退職代行業界で最も古い実績を持つ「ニコイチ」へのインタビューに基づいて書いています。

後者のリスクについては、僕自身が公務員を退職した経験を持つ身として考えるリスクということで書いてみました。




退職代行サービスの3つのリスクについて

法的リスク、損害賠償請求リスク、退職失敗リスク

退職代行サービスを利用するにあたって想定される主なリスクとして、以下の3つが挙げられます。

  1. 法的リスク
  2. 損害賠償請求リスク
  3. 退職失敗リスク

以下でそれぞれ解説していきます。

 

①法的リスク

そもそも退職代行サービスって違法行為なんじゃないの?というところですね。

結論として、この点は問題なしです。

 

退職代行業者がやることは、あくまで「依頼者に代わって退職の意思を会社に伝える」行為であり、これは誰でもできます。

 

一方、「会社に対して未払い給料や残業代を請求する場合」や、「会社から損害賠償請求を起こされた場合」に弁護士でない代行業者が対応すると「非弁行為」といって違法です。

 

基本的に弁護士が必要となるケースはほとんど無い(でなきゃこんなにたくさん代行業者が存在しませんよね)ようですが、万が一に備えるのであれば、汐留パートナーズ法律事務所のように弁護士が対応する代行サービスに頼むのがベターですね。

 

②損害賠償請求リスク

先ほども少し触れましたが、会社側から損害賠償請求を起こされるリスクです。

 

しかし、創業14年で4500件以上の退職を成功させているニコイチが、過去1回も起こされたことがないということなので、このリスクはほぼ皆無と言っていいでしょう。

 

なお、万が一訴訟を起こされてしまった場合は、先ほど法的リスクのところで書いた通り、弁護士でしか対応できません。

 

③退職失敗リスク

退職が失敗に終わるリスクです。

これはキツいですよね。

代行業者に連絡してもらったのに退職できませんでしたとなったら、僕はその後出勤する勇気はないです。

 

ただ、そもそも民法上、退職の意思を伝えてから2週間経てば会社の同意無しで退職できることになっています。

 

ニコイチの話でも4500件以上対応して退職成功率100%ということなので、これもほぼ無視できるリスクでしょう。




個人的に、最も大きなリスクはコレだと思う

元上司や同僚に会ってしまうリスク

以上に書いてきた通り、退職代行サービスを活用すれば、実質的にはほぼノーリスクで退職できます

 

しかし、それ以外にリスクは無いのかと考えてみると、退職後に職場の上司や同僚に街中で遭遇してしまうリスクというのはそれなりに大きいかなと思います。

 

円満退社ではなく、突然やめてしまうわけですからこれは気まずいですよね。

 

そのため、特に田舎の方だと使いづらいサービスなのかなぁというのが個人的な感想だったりします。

 

ただ、僕も田舎っちゃ田舎(一応県庁所在地ですが)在住ですが、公務員を退職後1年半経つものの、全くと言っていいほど元同僚に会わないですね(笑)

別に外出を控えているわけでもないですが、本当に全然会いません。

 

元同僚や直属の上司は0、それ以外で1〜2人ってとこでしょうか。

 

単に偶然だろと思われるかもしれませんが、人の脳の性質として、注意を向けていないものはキャッチしない(逆に注意を向けているものは必ず情報をキャッチする)ということがあります。

 

人の脳というのは恐ろしく高性能なアンテナです。

例えば、今部屋の中に赤いものはいくつある?と聞かれてもほとんど思い浮かばないでしょうが、目をつぶって「赤いものはいくつある?」と脳に問いかけてから目を開けるとめちゃくちゃ赤いものが見つかると思います。

 

人もこれと全く同じですね。

興味がなくなれば目に入らないってことです。

 

なので、実際にはあんまり気にする必要はないと思います。

 

それに、確かに最初の1ヶ月くらいは向こうもピリピリするかもしれませんが、少し経てば辞めた人のことなんて忘れてます(笑)

それが人間ってもんです。

 

最大のリスクは自分が病んでしまうこと

何よりも最大のリスクは「病んでしまうこと」「下手をすれば死に追いやられてしまうこと」これに尽きますね。

これに比べたら、上で挙げてきたリスクなんてどうでもいいようなものです。

 

誰にとっても人生は一生に一度ですが、仕事は世界に腐る程転がっています。(これは退職して色んな世界を見た人間として自信を持って言えます)

自分を犠牲にして会社に尽くすなんて時代はとうの昔に終わってます。

 

以下ニコイチのビジョンを拝借しますが、本当に困っているなら遠慮せず自分の人生のために使うべきだと思います。

世の中には、退職したいけど退職の意思を上司に伝えることが出来ない人、死にたいと思うほど精神的に追い詰められている人、退職の意思を伝えたけどスムーズに退職できなくて困っている人がたくさんいます。

そのような方達に退職は簡単にできるんだということを知って頂きたい思いで退職代行サービスを多くの方達に広める活動をしています。

 

まとめ

  • 退職代行サービスを利用する際の主なリスクとして、「法的リスク」「損害賠償請求リスク」「退職失敗リスク」があるが、業者のインタビューを踏まえるとほぼ無視できるリスクだと考えられる。
  • これ以外のリスクとして、街中で元上司や同僚に遭遇するリスクや、自分自身が病んでしまうリスクがある。
  • 何より自分が潰れるリスクは他のリスクに比べて圧倒的に大きく、本当に苦しいのであればぜひサービスを活用すべきと考える。

  •  
  • 最後にも書いた通り、最も大切にすべきは自分です。

    どうしようもなくなって追い込まれてしまう前に、遠慮せずサービスを利用して、新たな人生を送ることをオススメします。

     

    今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

     

    >>主な代行サービス業者の費用や、業者にインタビューした内容をまとめた記事はこちらです。