こんにちは、シュンです!
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今回は、公務員試験の面接における具体的な質問と回答をテーマに書いていきます。
実際僕が面接時に聞かれた質問を思い出しながら書いてみます。
公務員の強みは、いい意味でも悪い意味でも安定ですから、10年経った今でも全然使えるネタでしょう(笑)
以下で書いていて思ったのは、正直大した回答をしていないということですね(笑)
それでも高得点を確保できた要因は何かという点についても考察してみましたので、ぜひ参考にしてください。(得点はプロフィール参照)
僕が受けた県庁は討論が1回、面接が1回
僕が勤めていた県庁では、1次試験終了後、まずは討論(職員人2対僕1人)があり、次に面接(職員5人対僕1人)がありました。
(配点は1:2程度で面接の方が上)
以下で書いていくのは、この面接における質問の話ということになります。
質問のベースは面接カード
質問のベースは面接カードでしたね。
なので、面接カードに書いたことは最低限覚えておくようにしましょう。
なお、面接カードに書き込みすぎると試験官が質問しづらいという話もあるようですが、どうなんでしょうね。
僕はあんまりそれは気にしなくていいというか、むしろ熱意が見えるし個人的にはいいと思います。(ゴチャゴチャで読みづらいのはまずいです)
もちろん書いた以上のことを深く突っ込まれる可能性はあるとは思いますが。
具体的な質問内容
10年も前のことなので、流石に若干うろ覚えの部分もあるのですが、以下のようなことを聞かれました。
- 志望動機
- なぜ国ではなく県なのか(これだけ圧迫気味)
- 趣味について
- 県でやりたいこと
- 座右の銘
志望動機と、なぜ国でなく県なのか、県でやりたいことあたりがメインだったので、特に変化球も無くお決まりのパターンという感じでしたね。
質問への回答内容
- 志望動機
地元に貢献したいという点と、(国、県と市町村の役割分担の違いを踏まえながら)県で広域行政の役割を担いたい旨を話したように記憶しています。
さすがに具体的なことはあまり覚えてないのですが、そんなに大したことは言ってませんね(笑)
むしろ、実際に勤めたからこそ見える視点から書いた以下の記事を踏まえれば、当時の僕よりよっぽど良い志望動機を言えると思います。
関連記事【公務員の面接】元県庁職員が語る志望動機。これだけは言っちゃダメ!
関連記事公務員試験の面接対策!志望動機で他と差を付けるために押さえておきたいこと。
- なぜ国ではなく県なのか
この質問は結構圧迫気味に聞かれましたね。
国家1種と2種のそれぞれについて、1次合格、2次辞退と書いていたので目に留まって突っ込まれたようです。
理由如何というより、辞退しているので結果論として国はもうあり得ないんですが・・・という感じでしたが、そうも言えないので丁寧に答えました。
志望動機の時の話の繰り返しになるがと申し添えた上、地元に貢献したいという点、そして市町村との役割分担を踏まえながら、あくまでやりたいのは県なんだということを強く言いましたが、国のほうがより広域的なことができるだろうという感じで最後まで納得しない様子でした。
「この県が全国的に地味すぎるから俺が先頭になって日本一の県に引き上げようって思ってんだよ、そこに理屈なんてあるか!」というのが当時の本音でしたが、流石に言えず(笑)
正直僕の説明力不足もありますがが、どうやら他の受験生(合格者)に聞いてもその試験官は強く突っ込んできたとのことだったので、そういう役割だったのかもしれません。
国とか市町村に比べれば、県の場合これは結構難しい質問でもありますので、もし県を受ける人は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事【公務員試験】県庁の志望動機について。元職員が役割を踏まえたヒントをお伝えします。
- 趣味について
面接カードの趣味の欄に「旅行(温泉に行くこと、また、学生時代は青春18切符で旅をした)」というようなことを書いたのですが、青春18切符のうまい使い方というのをやけに突っ込んで聞かれました。
(青春18切符を使ったのは1度だけなのですが、書いてしまったから突っ込まれましたね(笑))
うまい使い方・・・???
そんなもん知らないので(笑)、別に連続で5日使わなくてもOKなので、気に入ったところを見つけたら泊まっちゃいます。
みたいなわけわかんない回答をして、笑ってごまかしておしまいでした。
- 県でやりたいこと
これは、企画課で県政全体のプランづくりを担いたいという話をしました。
その理由の1つとして、企画課に行って直接話を聞き、その仕事に魅力を感じたということを盛り込みました。
関連記事公務員試験の面接対策!大幅加点間違い無しの簡単にできる秘策とは?
上の記事でも秘策と書いていますが、効果てきめんだったと今でも確信しています。
わざわざ聞きに来たの?と非常に感心した様子を試験官が見せていたことは忘れられないですね。
最後に、それがやれるとは限らないよ?みたいなことを突っ込まれたので、もちろんどの部署であっても喜んで業務に励む所存です。みたいに答えて終わりでした。
- 座右の銘
全く想定していなかったため、焦りました(笑)
何も出てこず、「一生懸命」というなんとも情けない答えをしてしまったのはいい思い出です。
今なら「おもしろきこともなき世をおもしろく」と即答します。
心掛けたこと
改めて振り返ってみると大した回答はしていません。
ただ、とにかく心掛けたのは、「明るくハキハキ、堂々と」というところですね。
これは徹底して出来たと思います。
結局、試験官が選ぶ基準などというのは、「コイツと一緒に働きたいか」究極的にはそれだけです。
そういう意味では「明るくハキハキ、堂々と」という点を嫌がる試験官はほぼいないでしょうから、内容うんぬん以上に非常に重要な要素です。
また、趣味や座右の銘というどうでもいい(?)質問では一瞬言葉に詰まりましたが、流石に志望動機やらやりたいことはスラスラと話せました。
「志望動機、自治体でやりたいこと、興味のある施策」
この辺りは詰まるようではお話になりませんので、繰り返し練習をして自然と言葉が出てくるくらいまで体に叩き込みましょう。
そのためにやるべきこと
もちろん志望動機を練りこんだり施策の勉強をすることも必要ですが、それ以上にやるべきことは面接の練習です。
(練習をする中で志望動機などは否が応でもブラッシュアップせざるを得ません)
模擬面接(や民間の面接)を何度も繰り返し、明るくハキハキ堂々と話せるようになること、その中で志望動機などをブラッシュアップさせていくこと。
さらに、スパイス(劇薬級ですが)として直接事前に訪問して話を聞き、面接の回答の際にうまく盛り込むこと。
関連記事公務員試験の面接対策!100冊の本より1回の模擬面接を受けて練習せよ。
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これらをしっかりとやり込むことが出来れば大丈夫です。
おわりに
個人的には、質問と模範回答みたいのを頭で覚えていくというやり方はオススメしません。
それは何度も練習をして行く中で自然と身に付くことです。(要は練習を中心に据えるべき)
もちろん、志望動機ややりたい施策、興味のある施策などはある程度考えておく必要がありますが、模範回答を意識してもあまり意味がない項目も多々あります。
(例えば上で書いた青春18切符のうまい使い方とか、座右の銘とか、適当に答えたところで大した問題ではありません)
また、頭でいくら回答を覚えていても、話をしている時の明るさや熱意、自信などは一朝一夕で生み出せるものはありません。
それは練習を繰り返すことで生み出されるものです。
自分が納得行くまで模擬面接を繰り返し、そして、他の受験生より優位に立ちたいならぜひとも直接職員に話を聞きに行きましょう。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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本当にわかりやすいです。
面接対策の参考にさせていただきます!
伊藤さま
とても嬉しいコメントをありがとうございます!
ぜひ各種テクニックをご活用いただき、上位合格を果たしてください!