公務員の仕事の限界を元公務員ブロガーが考える。成果や給与の仕組みが致命的!

こんにちは、シュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、公務員の仕事がテーマです。

 

僕自身が公務員を辞めて独立してから1年近く経つのですが、独立後にこのブログの運営をはじめ、投資や成功哲学など色々なことを学び実践してみた上で感じた「公務員の仕事の限界」について書いてみます。

 

どちらかと言えば、公務員になりたいと思っている方にとって選択をする上での参考となる記事かなと思います。

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公務員の仕事は、成果を達成するためのモチベーションが全く起きない→だから成果が出ない

仕事で成果を達成するための手段はシンプル

まず、僕が独立後に始めたブログ運営に関して言えば、成果を出す(PV数を増やす、広告報酬を増やす)ためにやることはとてもシンプルです。

簡単に言えばひたすら書くということです。

そのための方法論として押さえておくべきテクニカルな部分はありますが、本質はとにかく書くことです。

 

それでは、これが公務員ならもっと複雑で難しいのかと言えば、決してそんなことはなく、やはり本質はシンプルです。

 

例えば、公務員にとって最も重要な成果指標の一つは財政です。

(予算の半分近くを国債に依存する国の現状は異常ですし、地方は若干マシと言っても、国からの交付税が重要な収入源である以上、東京など一部の自治体を除けば同じです)

 

財政を良くするとすれば、入ってくるお金よりも使うお金を少なくする。

ただそれだけの話です。

 

具体的に言えば、やってもやらなくてもいいような事業ならガンガン潰せばいいわけです。

 

例えば、

  • OBが出向いている団体への補助金事業などをどんどん削る(OBがよほど素晴らしい仕事をしていればいいですが、まずないでしょう)。
  • ただなんとなく一度始めたら続けているような事業もどんどん削る。
  • 似たような事業はガンガン統合する。

などですね。

 

新規事業をやる際も一緒です。

少ない予算で頭を使い、予算以上にお金を稼ぐ(税収がアップするような)事業をやればいい。

 

お金が無いのだから、使うお金を減らす、もしくは入ってくるお金を増やすというのが最も分かりやすい成果です。

非常にシンプルな話です。

 

そして実際、本当に凄い公務員というのはそういうことをやっています。

「ローマ法王に米を食べさせた男」スーパー公務員高野誠鮮氏に学ぶ「とりあえずやってみる」の精神。

2018.09.18

 

個人ならやった分成果が見えるが、公務員の場合は見えない

今書いてきた通り、成果を達成するための手段はとにかくシンプルです。

 

それは個人だろうが公務員だろうが全く同じだということです。

(何をするにつけても色々と条件をつけて複雑に難しくする人がいますが、複雑なことを言う人ほど本質が分かっていないだけです)

 

ブログであればひたすら書く、公務員の既存事業なら無駄を潰す、新規事業なら予算以上に稼げる事業をやる。

民間だって同じです。とにかく商品を売る。ただそれだけです。

 

成果を達成するためにやるべきことは全てシンプルですが、ブログ運営と公務員をそれぞれやってみて感じた決定的な違いがあります。

それは、成果を達成するためのモチベーションが雲泥の差のレベルで違うということです。(もちろん僕の性格もあります)

 

まずブログの場合であれば、色々と工夫をして書いていけばその通りアクセスが増えていき、そして、広告アフィリエイトなどの報酬も増えていきます。

毎日は地道な作業の繰り返しですが、まさにやればやった分成果が目に見えます。

これが最高に面白いわけです。

 

そして、さらに成果をあげるためにはどうすれば良いかという発想がたくさん出てきます。

発想を実際に試してみて、ダメならまた次ということでまさにトライアンドエラーで成長を実感することができます。

そうした試行錯誤の中でまた成果が出てくるので、さらに続けることができる・・・つまり非常にモチベーションが働きやすい仕組みとなっています。(別にブログに限らず、成果報酬型の仕事であれば全てそうだと思います)

 

一方で公務員の場合、成果やそれに伴う報酬が非常に見えにくい仕組みになっています。

 

例えば、事業を数個潰したとしても、全体の予算からすれば自分の成果は小さく見えなくなってしまいます。

将来的に出世するとかいうところをモチベーションにする人もいるかもしれませんが、それも横並びの公務員では10年も20年も先の話です。

 

つまり、作業自体(例えば事業を潰すとか、少ない予算で稼ぐ事業を実施するとか)に快感を得るというところくらいしかモチベーションの要因がありません。

→こういった方も少数ですがいることはいます。スーパー公務員とか呼ばれたりします。まさにそういう方は天職を生きています。

(なお、全然成果でも何でもないことに快感を得ている公務員もいます(評論家的な人や細かい作業が好きな人などなど)組織には全く貢献してませんが、個人的に幸せならそれもいいのかもしれません・・・)

 

別に報酬的なものが無くても、皆が前向きで、色々と創意工夫をして成果を達成することを認め合う(そしてその成果をしっかりと目に見える形で示す)ような環境であればモチベーションが高まる部分はあると思います。

しかし残念ながら決してそうとは言えない部分が多いわけです。

さらに以下で詳しく書いていきます。

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前例踏襲という仕事は前向きなのか?後ろ向きなのか?

どんな仕事でも前例踏襲は基本

ブログを書くにせよ、投資をやるにせよ、前例踏襲的な部分というのは基本としてめちゃくちゃ重要です。

 

ブログはかなり自由に見えるかもしれませんが、アクセスを集めるために必要な枠組みみたいなものがあって、そういう点はきっちりと守っていく(特に初期)必要があります。

 

投資も全く同じですね。

トレードであれば過去のチャートを分析して、こういう時はこう動くというところを体感覚に落とし込む必要があります。

 

成功法則みたいなものだって同じです。

別に最新の成功法則があるわけではなく、結局成功するための本質というのは過去から変わりません(松下幸之助が現代に復活したら何かの事業で100%成功するわけです)。

 

公務員=前例踏襲といったイメージがありますが、公務員に限らずどんな世界でもある程度前例踏襲的な考えが必要になってくるということです。

 

前例踏襲を踏まえてどこを目指すのかという点に決定的な違い

しかし、前例踏襲的なものを通して何を目指すかという姿勢となると、ブログ運営と公務員の仕事では全く異なります。

 

例えばブログの場合、まずは前例踏襲によって、型やルールを守ってひたすら書いていくことになります。

地道に続ければ、必ずPVや広告収入のアップという目に見えた成果が出ます。

一定の成果が出れば、さらなる成果を求めるために前例を打ち破るためにどうすべきかを考えるというところに向かっていきます。

 

つまり、これらのプロセスは全て前向きです。

前例踏襲という「守」で成果を出して、その後も「破」と「離」を目指して進んでいくわけです。

そして、前に進む中で絶対に成果も上がるのでそのプロセスはどんどん加速化するということになります。

 

一方で公務員の場合、前例踏襲は波風を立てずに淡々と仕事をするための材料になっています。

 

公務員は大きな成果(例えば事業を潰すとか、低予算で大きな税収を得る仕事をやるとか)をあげなくとも、基本的に安定した報酬が保証されているため、あえて大きな失敗をするようなリスクを取る必要はありません。

しかも、リスクを取ったところで特に報酬が増えるわけでもありません。

 

そのため、組織全体が、前例踏襲で淡々と仕事をやっていくのがベターだという判断になっています。

つまり、守破離じゃなくて守守守なわけです。

 

こうした環境下において、さらに良いものを目指して創意工夫をしていこうというマインドは著しく抑制されます。

 

僕自身が実際にそうでしたからそれは良く分かります。

僕なんて、徹底した前例踏襲主義に物凄く不満を持ちつつも、結局上がガチャガチャ言ってきて面倒だから無難に納めようみたいな確信犯的な感じで仕事をしてましたから、割り切ってやってる人とか、組織のやり方が正しいと信じて懸命に仕事をしている人などに比べるとかなりタチが悪かったですね。

 

しかし実際問題として、上司が皆前例踏襲主義で、周りの自治体との横並び状況ばっかりを気にするような環境にいれば、報酬も増えないのにわざわざそこでバトルをしようという気は本当に起きないんですね。

 

僕が退職後に投資や成功哲学を教わった、いわゆる成功者と呼ばれるような方が、とにかく環境の重要性をおっしゃっているのですが、別に言い訳をするのではなく、また誇張をするわけでもなく、本当に環境が全てだということです。

成功者に学ぶ縁起の法則!人生変えたいなら人間関係を変える、以上!

2018.09.01
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公務員が真に成果をあげたいなら、フルコミッションのチームでも作るしかない

成果が見えるとか、報酬が増えるとかでないとやる気が起きないというのは僕の性格の面がもちろん強いとは思います。

 

でも、実際問題として僕みたいな考えの人ってかなり多いと思うんですよね。

僕は辞めちゃいましたが、周りの自治体の動向ばっかり気にするつまらない仕事だと思いつつも、安定があるから辞めるほどではないという人はおそらく大量にいるはずです。

 

それでは、そういった方たちのやる気を引き出して、大きな成果をあげる組織とするためにはどうすればいいのかを考えてみると、フルコミッション(成果報酬型)の部署を作るしかないのだろうと思うわけです。

 

例えば、

  • 税金徴収率UPチーム=昨年に比べて徴収率をアップした分に応じて報酬が増える
  • 事業ぶっ壊しチーム=多くの事業を潰せば潰すだけ潰した案件に応じた報酬が増える
  • 定住チーム=家族の定住が決まるごとに報酬が増える(報酬額はお金持ちを引っ張れば引っ張るほど高くなる→納税額が増えるため)

 

で、もちろん全然実績が出なければ報酬0です。

しかし実績に応じて年俸2000万とか狙えるわけです。

 

課室長以下全員が成果に向けて一丸になるため、極めて少数のスーパー公務員のような個人に頼るよりも、とんでもなく大きな成果を達成する可能性が高い、というかこういうものがあれば絶対に大きな成果を達成するでしょう。

 

もちろん、出来ないことを分かって書いています。

そんなことをする度量があれば、こんな異常な財政状況からとっくに抜け出しています。

 

しかし、これから公務員を目指す方で、上で書いたような仕事の仕方のほうが向いていると思った場合、絶対に公務員向きではありませんので辞めておきましょう。

(その場合、フルコミッションの営業とか、ブロガー、Youtuber、物販ビジネス等がいいと思います)

 

まとめ(結局は個人の選択だが、公務員の未来は想像すべき)

「そもそも、そんなに成果をあげようと必死にならなくても安定しているのが公務員でしょう」とか、「痛みを伴うような改革なんて多くの住民は望んでいない」という意見も多いと思います。

実際問題としてそれは真実です。

だから公務員の仕事は何十年も前から何も変わっていないわけです。

(→大げさでなく本当に何十年も前から変わっていません、予算書などは同じ形式で歴々と続いていたりします。せいぜい手書きがワープロに変わった程度です)

 

人生も仕事も「選択」です。

どういったものを「選択」するかが全てです。

 

僕はそういう公務員が嫌だから辞めたわけだし、自由を得る一方で安定を失うという痛みを伴いました。

多くの公務員の方は、今の仕事のやり方の居心地が良いから辞めないわけで、そこには組織の不自由さはあったとしても安定があります。

 

どっちを選ぶかは個人が決める問題です。

 

一方で、公務員というか、日本の未来自体が明らかに厳しい方向に進んでいるのは紛れもない事実です。(人口減少、高齢化、将来の経済衰退、大量金融緩和による円暴落・インフレリスク、絶対に返済できない国の借金などなど)

 

こういった事実を客観的に見て、今までの公務員の仕事のやり方で課題が解決出来るのかと言えば100%無理です。

(そのやり方で通用したのは、人口の増加と経済成長が続いた過去のことであり、とっくにその時代は終わっています)

 

しかし、本物の改革というのは、外部環境としても内部環境としても真に必要に迫られた時でなければ起こりませんので、それが起こるのはいよいよという時でしょうし、その時は間違いなく「安定」を犠牲にしなければならないことになると思います。

(それが5年後なのか10年後なのかは分かりません)

 

こうした公務員の仕事の実態というのは、特にこれから公務員を目指す方にはキッチリ押さえておいて欲しいと思います。

→その上で「選択」をすべきだということですね。

 

なお、こうした現状の中でも必死に成果を出そうと全力を尽くす公務員の方(僕のように何か目に見える餌(報酬)がなければ頑張れないという人間よりずっと立派です)のことは強く応援したいと思いますし、そういう方がメインを占める自治体であれば今後も生き残っていくことは可能でしょう。

↓以前対談した公務員の方ですが、まさにこういう方が今後必要とされています。

【特別企画 公務員の仕事】現役の市役所職員の方と対談が実現しました!

2018.06.11

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>公務員の適性(向き・不向き)をまとめた記事はこちらです

公務員の仕事への適性まとめ!県庁・民間・独立経験を踏まえ、向き不向きについて解説しました。

2018.09.29

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