公務員の生涯年収(生涯賃金)まとめ。国と地方、職種別、民間との比較など。

こんにちは、シュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、公務員の生涯年収(生涯賃金)がテーマです。

 

2018年7月現在の最新データを元にして、

  • 一般行政職国家公務員と一般行政職地方公務員(都道府県・指定都市・市・町村・特別区)の生涯年収
  • 一般行政職以外の地方公務員(警察・消防・教員など)の生涯年収
  • 一般行政職地方公務員の高卒と大卒の生涯年収比較
  • 参考として民間の生涯年収

をまとめました。

 

データ参照元と推計方法

国家公務員の数字は、平成29年国家公務員給与等実態調査(人事院)を用いて推計しています。

地方公務員の数字は、平成28年地方公務員給与実態調査(総務省)を用いて推計しています。

具体的な推計方法としては、以下の関連記事にあるように、年齢別の平均年収を算出した上で積み上げ(60歳定年)を行い、退職金を加えたものです。

関連記事【地方公務員の給料】年収・ボーナス・退職金・生涯収入を全てまとめました。

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国家公務員と地方公務員(各一般行政職)の生涯年収

国家公務員の生涯年収

国家公務員(行政職俸給表(一))の生涯年収額(大卒)

280,182,672円

(給与収入257,951,672円、退職金22,231,000円)

 

地方公務員(都道府県庁職員)の生涯年収

都道府県庁職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)

261,385,681円

(給与収入238,501,681円、退職金22,884,000円)

 

都道府県数は47です。(2018.7.17時点)

 

一般行政職地方公務員(指定都市職員)の生涯年収

指定都市職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)

281,451,920円

(給与収入257,897,920円、退職金23,554,000円)

 

指定都市数は20です。(2018.7.17時点)

 

地方公務員(市役所職員)の生涯年収

市役所職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)

254,880,386円

(給与収入231,996,386円、退職金22,884,000円)

 

市の数は771です。(2018.7.17時点)

こちらはかなり数が多いため、実際には格差が大きくなります。

 

地方公務員(町村役場職員)の生涯年収

町村役場職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)

231,086,137円

(給与収入209,493,137円、退職金21,593,000円)

 

町村の数は938(町744、村189)です。(2018.7.17時点)

こちらも市と同様に数が多いのでかなり格差が出ますが、基本的には全体的に低い水準にあります。

 

地方公務員(特別区職員)の生涯年収

特別区職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)

282,669,456円

(給与収入259,250,456円、退職金23,419,000円)

 

特別区の数は23です。(2018.7.17時点)

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地方公務員(一般行政職以外)の生涯年収

地方公務員警察官の生涯年収

地方公務員警察官の生涯年収額(大卒)

302,888,602円

(給与収入280,253,602円、退職金22,635,000円)

 

地方公務員消防士の生涯年収

地方公務員消防士の生涯年収額(大卒)

260,849,288円

(給与収入238,596,288円、退職金22,253,000円)

 

地方公務員教員(高校教師)の生涯年収

地方公務員教員(高校教師)の生涯年収額(大卒)

281,737,708円

(給与収入258,181,708円、退職金23,556,000円)

 

地方公務員教員(小中学校教師)の生涯年収

地方公務員教員(小中学校教師)の生涯年収額(大卒)

275,844,489円

(給与収入252,288,489円、退職金23,556,000円)

 

地方公務員薬剤師の生涯年収

地方公務員薬剤師の生涯年収額(大卒)

241,174,808円

(給与収入218,921,808円、退職金22,253,000円)

 

地方公務員保健師の生涯年収

地方公務員保健師の生涯年収額(大卒)

242,725,753円

(給与収入220,472,753円、退職金22,253,000円)

 

地方公務員保育師の生涯年収

地方公務員保育師の生涯年収額(大卒)

229,199,055円

(給与収入206,946,055円、退職金22,253,000円)

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公務員の高卒と大卒の生涯年収

以上、あくまで「大卒」ベースで生涯年収を書いてきましたが、高卒と大卒の生涯年収を比較すると以下です。

(一般行政職の地方公務員全体(都道府県・市町村・特別区全て含む)の数字です)

 

高卒 生涯年収額 263,897,742円

(給与収入240,996,742円、退職金22,901,000円)

 

大卒 生涯年収額 263,564,672円

(給与収入240,663,672円、退職金22,901,000円)

 

つまり、高卒でも大卒でも生涯年収は変わらないということです。

もちろん、高卒の場合は4年多く働くとか、出世の頭打ちがあるため平均より上のところを目指しづらいというところはあります。

 

民間の生涯年収

就職後すぐに働き、フルタイムで正社員を続ける場合(正社員であれば転職も可)の生涯年収(60歳定年)は以下です。

 

男性 288,000,000円(大卒・院卒)

(給与収入270,000,000円、退職金18,000,000円)

男性 221,500,000円(高卒)

(給与収入270,000,000円、退職金14,200,000円)

 

女性 235,500,000円(大卒・院卒)

(給与収入216,700,000円、※退職金18,000,000円)

女性 160,600,000円(高卒)

(給与収入146,400,000円、※退職金14,200,000円)

※女性の退職金データが不明だったので、男性と同じ数字を置きましたが実際はもっと少ないと思われます。

出典(労働政策研究・研修機構『ユースフル労働統計2017』

 

こう見ると、公務員に比べて学歴格差と男女格差が圧倒的に大きいですね。

(公務員の男女差には触れていませんでしたが、公務員はトップクラス(部長級)の役職で見れば男性が圧倒的に多いものの、それ以下で見ればそこまで大きな給与面や出世面での差はありません)

 

おわりに

以上、公務員の生涯収入についてまとめてみました。

 

一番大きなポイントは、民間と比較した場合の学歴差と男女差かなと思います。

高卒の方で、起業をするわけでもないというのであれば、民間と公務員で選択をする際の大きなポイントになるでしょうし、また女性の場合、しっかりと育児休暇等も取れることを考えると、お金の面も含めたトータルのメリットは大きいと考えます。

 

一方で、大卒の男性であれば、民間と比べてそこまで大きな給与面でのメリットがあるというわけでもないということも分かるかと思います。(確かに解雇がほぼ無いという意味で、雇用の安定性はあるでしょうが)

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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