公務員の昇給の仕組み。年功序列で毎年数千円ずつ増え、昇格するとさらに大きく増える!

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、公務員の昇給がテーマです。

 

公務員の昇給の仕組みに触れながら、具体的に毎年どれくらいの額が昇給していくのかといった点や、他の職員との差のつき方について解説します。

公務員の昇給の仕組みはどうなっている?

給料表における自分のポジションが毎年ランクアップして昇給する

全ての公務員の給料は、国や各自治体で定める「給料表(国は俸給表という)」というものに基づいて支給されます。(住居手当などの手当は別です)

 

具体的にはこんな感じの表です。

  1級(主事) 2級(主任主事) 3級(主任)
1号 142,600円 192,700円 228,900円
2号 143,700円 194,500円 230,500円
3号 144,900円 196,300円 232,000円
4号 146,000円 198,100円 233,600円
5号 147,100円 199,700円 235,100円

 

入庁すると、あなたは1級の◯◯号です、みたいな感じでポジション(月給)が決められます。

そして毎年4月(もしくは1月)になると、「号」の部分が上がり、表の中の対応する月給に昇給します。

 

上の表で言えば、2級1号192,700円の月給の方が、翌年には2級5号の199,700円の月給に昇給するという感じです。

それが数年繰り返され、役職が昇格するタイミングで「級」が上がります。

表で言えば右の列にスライドし、次は3級のポジションに位置づけられるわけです。

そしてまたその翌年から「号」が増えて昇給していきます。

 

なお、通常の定期昇給(号のアップ)に比べ、昇格によって級がレベルアップする年のほうが昇給幅もデカいです。

 

ちなみに、級は階級の数に対応するため、せいぜい9とか10級(例えば10級が部長)までですが、号は100号以上まであったりします。

(実際には100号とかに行く前に級がランクアップしますが)

 

給料表のランクアップルールについて

毎年の定期昇給については自治体ごとにルールがあります。

基本的には毎年4号ずつ昇給するというところがほとんどですね。

 

また、成績が良ければ5号とか6号上がるとか、逆に悪ければ2号とか3号しか上がらないという能力主義的なルールも定められています。

 

しかし、横並びの公務員らしく、多くの職員が4号昇給(この層の人数が圧倒的多数)ということになります。

 

それに、差が付いたとしても、1号程度の金額の差は大したことない(1000円〜2000円とか)です。

つまり、成績では昇給額にあまり差がつかない仕組みになっています。

 

給料表は毎年改定される

国の場合は人事院勧告、地方も人事委員会勧告という制度があり、民間の給与に準じるように毎年給与改定がされますので、それに応じて給料表も改定されます。

 

一方、公務員の給料は経年で見て大して変わりませんので、誤差とまで言うとあれですが、毎年非常に微妙な改定を繰り返している感じですね。

関連記事公務員の年収平均はいくら?地方と国の過去5年の年収を算出!

具体的に毎年いくらくらい昇給するの?

毎年の定期昇給は数千円程度、昇格し級が上がると1万円以上は上がる

定期昇給の金額は国や自治体の給料表によって異なります。

ただ、ざっくりと言えば、毎年の4号上昇に伴って5〜7千円程度昇給するといったところが多いですね。

 

それよりも級が変わる影響がデカく、僕は主事から主任になった時に1万5千〜2万円くらい上がった記憶があります。

 

毎年コツコツと上昇し、出世するとデカく上がり、またコツコツ上昇する。

これがTHE年功序列の公務員昇給ルールです。

 

結局、40歳過ぎくらいまでほとんど同じ給料

先ほども触れた通り、毎年の昇給はだいたい横並びで4号の昇給ですし、級の移行(=役職が上がる)も40代前半くらいまでは同じです。

あくまで僕がいた県庁での話ですが、多くの地方公務員がそんな感じです。

国家公務員の場合、総合職=官僚が、一般職に比べてかなりのスピードで昇給していきます。

一方で、国家公務員も同じ一般職間や総合職間で見れば、やはりある程度の年齢までそこまで大きな差はつきません。

関連記事公務員の役職(階級)と役割。年功序列なので実力に見合っていない人も多数。

 

よって、40歳くらいまでは皆が似たような給料表のポジションに位置付けられ、当然給料もほぼ同等ということになります。

シュン
給料よりも手当(地域手当、扶養手当、住居手当、残業代など)の差が個人間において大きいので、こちらを含めた年収はそれなりに違ったりします。

→ただ、独身・自宅暮らしの場合は年収が低いケースが多いですが、最もお金が貯まるのはここです(笑)

 

40歳以降は、課長補佐、室長、課長・・・と人によってはどんどん昇格するため、ある程度給料にも差が出てきます。

ただ、そもそも出世差が特に顕著に現れ出す課長補佐級くらいの段階で各自それなりの年収(700万とか800万とか)を得ています。

 

その後部長まで出世したとしても年収ベースでは1000万とか1100万くらいなので、出世をした場合、責任は大幅に増えるものの、その割りには給料が思ったほどには増えないといった構造になっています。

 

個人的にはもう少し若い頃からの差を強く出していったほうがいいように思います。

 

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まとめ

  • 公務員の給料は「給料表」というものによって決められており、自分の給料は必ず給料表のどこか(◯級▲号)に位置付けられている
  • 毎年定期的に号が上がり(基本は4号)、数千円程度の昇給がなされる
  • 昇格(主事から主任など)すると級が上がり、1万円を超えるような昇給がなされる。
  • 表はかなり細かく作られているものの、実際問題として、40歳過ぎくらいまでは昇給にほとんど差がつかない。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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