公務員は有給休暇をどれくらい取れるか?統計と経験から探ります!

こんにちは、元公務員のシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

これから公務員を目指す方にとって、有給休暇をどれくらい取れることができるのか気になる方は多いのではないでしょうか?

 

今回は、公務員の有給休暇について、統計による数字と、元県庁職員から見たリアルな実態を合わせてお伝えします。

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公表されている統計データの数字

統計データの数字について

総務省が実施している「地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」の中で、以下の通り団体ごとの有給休暇取得日数が公開されています。

 

※ ( )は平成27年の数字

「平成28年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」(総務省自治行政局)(http://www.soumu.go.jp/main_content/000523571.pdf)より抜粋

 

これによれば、地方公務員の平均は11日、国家公務員の平均は約14日とのことです。

(付与されるのは毎年20日 ※新採は15日)

 

ちなみに、指定都市は給与も高いですが、お休みも多く、数字だけで見れば、勤務環境に恵まれているように思えますね。

関連:地方公務員の年収平均はいくら?都道府県・市町村の過去5年の年収を算出!

 

さて、この数字は公的な統計であり、もちろんごまかしているものでは無いので、数字に間違いはないのですが、重要なのは、あくまで平均値だということです。

 

極端に言えば、20日休む人が半分、2日しか休まない人が半分だとしても、11日になりますからね。

 

ということで、県庁職員経験を踏まえたリアルな部分を以下で書いていきます。

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現場のリアルな有給休暇取得状況

部署によって大違い

簡単に言えば、忙しい部署ならあんまり取れないし、暇な部署なら多く取る余地があるということです。

 

要は、上で書いた、「極端に言えば、20日休む人が半分、2日しか休まない人が半分だとしても、11日になりますからね。」というところを地で行く部分が大きいです。

 

例えば県庁であれば、本庁の方が忙しく、出先の方が暇な傾向にあります。

 

また、本庁でも忙しいところとそうでないところの差が非常に大きい

 

さらに言えば、忙しいように見える部署でも担当(係)間の差が大きい

 

僕自身は、出先(担当変更1回)→本庁(→担当変更1回)→銀行出向→本庁という経歴ですが、忙しさのレベル感は以下のような感じです。

 

  1. 出先の一番最初の担当=まぁまぁ忙しい(初めてだったので、相当気合いを入れて仕事をしていたこともあります)
  2. 出先の2番目の担当=もの凄く暇
  3. 本庁の最初の担当=まぁまぁ忙しい(仕事の質は出先より圧倒的に高くなりましたので、一番最初のところのまぁまぁ忙しいとはレベルが違います。ただ、単に勤務時間だけで言えば出先の最初の担当の時とさほど変わりません)
  4. 本庁の二番目の担当=非常に忙しい
  5. 本庁最後の部署=庁内で最も忙しい(一番忙しい時期の前に退職したので何とも言えませんが、それでもそれなりに忙しかったですし、何よりプレッシャーの大きい部署でしたね)

 

このように僕一人だけを取ってみてもバラツキが大きいです。

 

また、僕自身はそこまで数多くの部署を経験したわけではありませんが、各課を調整するような担当にいたこともあり、全体を見ることが出来るポジションを長く経験させていただいていました。

 

そこで色々な部署を見た上で感じたのは、まさに課や担当によるバラツキは非常に大きいということと、優秀な人ほど忙しい部署を多く回る傾向にあるということです。

 

なお、課に入った瞬間でだいたい分かります、特に暇なところは。

時間がゆっくり進んでる感じがして、入るだけで癒されました(笑)

 

具体的な取得日数について

まず、年間取得可能日数を大きく分けると、以下の3つです。

 

有給20日(実際には皆さん溜まってるので40日ですが)

・有給以外で夏期休暇が6日

・有給以外で正月休みが6日

 

僕が経験した5つの担当の共通点として言えるのは、夏期休暇と正月休みは基本的に皆さん概ね消化しているということです。

 

そして、有給ですが、これは人によってバラバラですし、あくまで僕の知っている範囲のところしか分かりませんが、本庁は概ね5日から10日くらい。

出先は、10日前後の人が多かったが、全部消化している人もいた。

 

本庁でも、ここなら20日休めそうだなという部署も明らかに存在していましたし、出先もおそらく15日以上取得が平均になっているようなところもあるのではないかと思います。

(そうでないと、少なくとも私の知っている限りでは、平均休暇取得11日は大幅に下回ってしまいます)

 

個人の性格によっても大違い

実際には休めるのに、責任感が強い人ほど休まない傾向にあります。

 

行政の業務はかなり細分化されており、担当でなければ分からないという業務が非常に多いです。

 

住民課とか窓口対応のところは誰でもある程度対応出来るシステムになっているでしょうが、そうでない部署は課内や担当内ですら縦割りの状況です。

 

ということで、自分がいない時に問い合わせがあったら対応をどうしようとか、責任感のある人ほど気になって休まない傾向にあります。

 

でも本当は、「人に頼む」ことでいくらでも対応出来る部分はあるんですけどね。

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今思えばもっともっと取れましたし、取るべきでした

上記のように、周りに頼めば取れる機会は多いですし、あとは、心配していた物事が実際には起こらないケースも多いです。

 

・・・というか出てきたからこそ、混乱に巻き込まれることも多々あります。

 

それで、やっぱり俺がいなければダメなんだったと思って「満足」出来るならいいと思います。

それは幸せなことだと思いますので。

 

ただ、やっぱりどうやっても休めないんだと「不満足」で終わるのは、少し考え方とかやり方に問題があると思った方がいいと思います。

 

個人的には、どうせ取れるのであれば、割り切ってもっと休みを取りましょうということを言いたいです。

 

「思いっきり遊んで、思いっきり仕事をせよ」

多くの世界の成功者が言う言葉でもあります。

 

もちろん、休む日に締め切りの案件があって、それが終わっていないのに人に任せようというのは、相当の緊急事態以外ではあり得ない話ですが。

 

おわりに

公務員だから20日フルで休めるかと言えば決してそんなことは無いです。

 

むしろ、15日休んでる人がいれば、かなり多いなーという感じでした。

 

毎年20日近く休みたければ、トヨタとかホンダとかNTTとかJRの超大手に行けば達成できます。

 

どうしても休みが重要という方がいれば、その辺は念入りにリサーチをしたほうがいいでしょう。

(個人的には、人生を通して何がやりたいかが重要だと思うので、あまりそこから選ぶというのは賛同できませんが。あくまで休暇は一要素に過ぎないかなと)

 

どちらにしても、地方公務員(特に県庁)に関しては、それなりにリアルな実態が書けたと思いますので、ぜひ参考にしてください。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

休暇について、より詳細な内容を知りたいという方は以下の記事をご覧ください!

公務員の仕事って本当に楽なの?part2 有給や育児休暇について

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