こんにちは、シュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、「公務員試験における独学」をテーマに取り上げます。
僕自身は予備校に通って合格をしており、試験対策としても予備校派なのですが、なぜ僕が独学をおすすめしないのかについて、単純に試験に受かる受からないという話だけでなく、その将来的な意義という観点も含め以下で書いて行きます。
結論から言っちゃえば、どっちでも受かる。でも・・・
公務員試験なんて、問題集を繰り返し解けば受かる試験です。
特に重要な数的処理・憲法・行政法・民法・経済原論の問題集は3回繰り返して、他のものは配点に応じて問題集を解く回数を調整して・・・みたいな感じでやっていけば受かります。
僕は予備校に通いましたが、講義を一通り聞いた後は、結局問題集を繰り返し解くことに尽きましたので、その点はよく理解しているつもりです。
それでも僕が独学をオススメしない理由があります。
関連記事公務員試験突破のための勉強方法!僕が予備校をおすすめする3つの理由とは?
独学で得るものと失うもの
なぜ独学をチョイスするのか?
どうして独学のスタイルを取るのかという点を考えてみると、大きく以下のような理由が考えられると思います。
- 自分でゴールまでの戦略を描いて取り組むのが好き
- お金が浮く
- 予備校で皆と一緒に勉強をするのが嫌(雰囲気が嫌)
1番目の理由であれば、その人の強みを活かしているのでアリです。
ただ、絶対数としてはそんなに多くないのかなとは思います。
むしろ多数派は2番目かなと。3番目もそれなりにいるかもしれません。
しかし、これらの理由で行かないという判断をしている場合は、人生という長期視点で考えた失うものが大きいです。
ちなみに3番目は、Web講座とかがあるので、実際にはクリアできますよ。
僕自身もDVD講座を取り、全て個別ブースで勉強をしましたので。
独学だとお金を得る(失わない)かもしれないが、色々な気づきを失う
独学というスタンスを取った場合、お金の面で言えば大きなメリットがあります。
標準的な予備校であれば、地方上級対策で約30万円、市役所対策で約20万円がかかりますから、数万円程度で済む独学に比べればかなり高いです。
関連記事公務員予備校の費用はどれくらい?地方上級対策で30万程度が相場
一方で、お金を払って予備校に通った場合、以下のようなメリットが得られます。
- 試験科目の内容をしっかり理解するためには、結局プロに頼むのが一番早いというのを強く実感できる
- テキストと問題集一式がもらえるので、選ぶ時間が短縮できるとともに、他(こういう問題集がいいとかいう情報)を捨てて集中することができる
- また、そのようにして1つに集中することの効果の高さを学べる
- 環境を変えることの効果を学べる
- 結論として、お金を払って学ぶのが一番手っ取り早いし(理解も深まるし、時間もセーブできる)、リターンも大きいということを学べる=その後の人生における自己投資がスムーズになる(超重要)
これらのメリットは僕自身が強く実感したものであり、今日に至るまで大変重要な意味を持っています。
また結果として、予備校の模試で関東2位になれたり、国家1種の行政区分1次が突破できたり、県庁に2位で合格できたりしたことで、大きな自信を得ることができたというのも予備校で学んだおかげです。
独学でもそれなりの順位でなら受かることが出来たかもしれませんが、おそらくその後の人生が大きくズレていたと思います。
→そんなに面白い部署には異動させてもらえなかったでしょうし、独立することも無かったでしょうから、人生がもっとつまらないものになっていたでしょう。
「自己投資」とは、自分の頭にお金を使って何十倍・何百倍ものリターンを得ること
「自己投資」が重要だと書いたのは、結局これが出来ないと、将来にわたって金銭面においても知識面においても、大した成果が得られないからです。
※ちなみに、お金持ちや人生の成功者で自己投資にお金をかけていない人はいません。
予備校の例で言えば、たとえ30万払ったとしても公務員1年目のボーナスで即刻回収できるわけですし、その後も長期にわたって給与を得ることができます。
つまり、長期目線で考えれば、30万円の価値は変わってきます。
また、例えば僕は投資について、それなりのお金をかけて学んでいますが、それを十分に上回るリターンを得ています。
元県庁の人間たちと投資(FXとかじゃないです。もっと長期目線での投資です)の勝負をしたらまず負けることは無いでしょう。
今後リターンはさらに大きくなっていく予定なので、そうなったらまた色々と別に記事を作ってお話もしていきたいと思いますが、つまり自己投資というのはそういうものです。
逆に、先に失う(お金を払う)ことにマイナスを感じて、自己流で投資をやれば負けます。
だから、大半の人が投資に勝てない。
まずは守破離の守を身につけるために、師匠について徹底的に学ぶことが肝要。
投資に限らず人生の鉄則です。
よって、お金を理由に独学を選ぶ(つまり短期目線のお金にこだわってしまっている)人は今後もそういう思考が続いていくので、人生において損(機会損失)をする可能性が非常に大きくなります。
一度公務員になってしまえばいいんだと考えているかもしれませんが、それは昔の話。
今後50年かけて人口が4千万人も減り、AIが公務員の中にも台頭してくることが予測される中で、普通レベルの公務員は間違いなく今に比べてどんどんとまずい状況になっていきます。
(給料が民間準拠のため、人口が減って経済が衰退するのに合わせて給料も減っていくのはもちろん、公務員内の横並び主義の撤廃や、場合によってはクビ?だってあり得ない話ではありません。)
関連記事公務員の仕事はAIに置き換わるか?50時間の作業が数秒で完了!
関連記事2045年人口から見る企業と公務員の将来。給料は下がり、仕事はAIに取られる?
つまり、自分で自分を高めていける人でなければ生き残っていけない可能性が高い。
そういう意味でも自己投資をする感覚を養っておく必要があります。
独学を選ぶのであれば、独学だからこそ人と繋がろう
どうしても独学を選ぶというのであれば、最初の段階で人と積極的に繋がりながら勉強方針を決めることをオススメします。
つまり、色んな合格者に会って話を聞き、自分に合った人から勉強法を学ぶ。
そして、その人から予備校もしくは独学の問題集を売ってもらう。
この人!という一人に決めたらその人から学んだことだけを実践する。
(例えば貰った問題集を解くやり方を学んだら、他の問題集には目をくれず、ひたすらそのやり方で愚直にやる)
こういったスタンスを取れる人であれば、独学でも合格確率が高まる上に、マインドとしても将来の自己投資に繋がっていくと考えます。
まとめ
今回は、公務員試験勉強法というよりは、将来に向けてのマインドセットの話が中心になってしまいましたが、実際、公務員から離れて色々と時代の流れを見ていると、公務員は一部の優秀な人を除いて非常に厳しい状況になっていくだろうというのが妥当な予測だと考えています。
公務員の世界で活躍するためにも、また、公務員が危なくなったら別の世界で活躍するためにも、今回の話は押さえておいていただけると役に立つかなと思います。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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