こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
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今回は「地方公務員(一般行政職)の2019年夏のボーナス」がテーマです。
- 2019夏のボーナス支給日はいつ?
- 2019夏のボーナスは2018夏に比べてどれくらい増える?
- 2019夏のボーナスの平均支給額はいくら?年齢別ではいくら?
- 都道府県・指定都市・市・町村・特別区ごとで見るといくら?
- 地方公務員のボーナスは国家公務員や民間企業と比べて高い?低い?
こうした点を知りたい方はぜひご覧ください。
金額は総務省の最新の統計資料と2018年8月に行われた人事院勧告のボーナス改定をベースにして推計しています。
↓なお、国家公務員や教師・警察・消防・看護師・保育士の夏のボーナス額が気になる方は別途こちらをご覧ください。
【2019】地方公務員の夏のボーナス支給日
まず、ボーナス支給日は以下の通りです。
地方公務員の2019年夏のボーナス支給日:6月28日(金)
本来の支給日である6月30日が日曜のため若干早い支給となります。
厳密に言うと、地方公務員は条例で自由に決められるため(国家公務員はこの日付で確定)、自治体によって若干ズレがある可能性があります。
ただ、ほとんどのところはこの日に支給されます。
【2019】地方公務員の夏のボーナスはどれくらい増えるのか?
2018年夏に比べて3.5万円程度増える見込み
2018年8月に人事院勧告が行われ、国家公務員のボーナスが増額改定されました。(年間支給月数が4.4月から4.45月へと0.05月分増)
ほとんどの地方もこれに追随しています。
具体的に言うと、2018年夏は2.125月分の支給だったものが、2019年夏は2.225月分の支給になります。
金額で言えば概ね3.5万円程度の増額です。
【2019】地方公務員全体の夏のボーナス支給額
まずは、地方公務員全体(都道府県・市区町村の合計)の夏のボーナス支給額について、平均額と年齢別の金額を算出しました。
地方公務員全体(一般行政職)の2019年夏のボーナス額
地方公務員全体の夏のボーナス平均支給額:753,320円(平均年齢42.3歳)
計算内訳
(平均給料+地域手当18,397円(平均)+扶養手当0円+給与改定655円)×2.225月
※扶養者がいる場合は平均で2万円程度高くなる
※総務省「平成29年4月1日地方公務員給与実態調査」を活用して算出。以下同じ。
◆年齢別支給額
18~19歳 | 376,668円 |
20~23歳 | 438,915円 |
24~27歳 | 491,222円 |
28~31歳 | 551,164円 |
32~35歳 | 622,459円 |
36~39歳 | 707,319円 |
40~43歳 | 792,990円 |
44~47歳 | 853,688円 |
48~51歳 | 897,474円 |
52~55歳 | 931,932円 |
56~59歳 | 959,758円 |
【2019】団体区分ごと(都道府県・市区町村)の夏のボーナス支給額
先ほど算出したのは地方公務員全体の平均支給額でしたが、ここからは団体区分ごと(都道府県・指定都市・市役所・町村・特別区)にボーナス額を算出していきます。
都道府県(一般行政職)の2019年夏のボーナス額
まずは都道府県庁です。
都道府県の夏のボーナス額:772,413円(平均年齢43.1歳)
計算内訳
(平均給料+地域手当17,715円(平均)+扶養手当0円+給与改定655円)×2.225月
※扶養者がいる場合は平均で2万円程度高くなる
◆年齢別支給額
18~19歳 | 377,700円 |
20~23歳 | 441,164円 |
24~27歳 | 495,503円 |
28~31歳 | 559,519円 |
32~35歳 | 634,236円 |
36~39歳 | 720,248円 |
40~43歳 | 808,779円 |
44~47歳 | 861,226円 |
48~51歳 | 900,709円 |
52~55歳 | 933,539円 |
56~59歳 | 961,725円 |
政令指定都市(一般行政職)の2019年夏のボーナス額
次に、政令指定都市です。
政令指定都市の夏のボーナス額:790,979円(平均年齢41.8歳)
計算内訳
(平均給料+地域手当35,615円(平均)+扶養手当0円+給与改定655円)×2.225月
※扶養者がいる場合は平均で2万円程度高くなる
◆年齢別支給額
18~19歳 | 409,745円 |
20~23歳 | 474,330円 |
24~27歳 | 528,395円 |
28~31歳 | 597,728円 |
32~35歳 | 673,579円 |
36~39歳 | 758,665円 |
40~43歳 | 837,986円 |
44~47歳 | 896,477円 |
48~51歳 | 943,358円 |
52~55歳 | 985,350円 |
56~59歳 | 1,024,188円 |
市役所(一般行政職)の2019年夏のボーナス額
次に、市(政令指定都市を除く)です。
市役所の夏のボーナス額:737,899円(平均年齢41.9歳)
計算内訳
(平均給料+地域手当13,442円(平均)+扶養手当0円+給与改定655円)×2.225月
※扶養者がいる場合は平均で2万円程度高くなる
◆年齢別支給額
18~19歳 | 366,293円 |
20~23歳 | 429,409円 |
24~27歳 | 480,324円 |
28~31歳 | 536,597円 |
32~35歳 | 604,052円 |
36~39歳 | 690,280円 |
40~43歳 | 776,294円 |
44~47歳 | 841,117円 |
48~51歳 | 887,481円 |
52~55歳 | 922,476円 |
56~59歳 | 949,688円 |
町村(一般行政職)の2019年夏のボーナス額
次に、町村です。
町村の夏のボーナス額:682,350円(平均年齢41.4歳)
計算内訳
(平均給料+地域手当2,405円(平均)+扶養手当0円+給与改定655円)×2.225月
※扶養者がいる場合は平均で2万円程度高くなる
◆年齢別支給額
18~19歳 | 337,475円 |
20~23歳 | 388,078円 |
24~27歳 | 441,622円 |
28~31歳 | 493,147円 |
32~35歳 | 557,574円 |
36~39歳 | 641,323円 |
40~43歳 | 728,082円 |
44~47歳 | 792,545円 |
48~51歳 | 836,010円 |
52~55歳 | 868,017円 |
56~59歳 | 888,614円 |
特別区(一般行政職)の2019年夏のボーナス額
最後に、東京23区です。
特別区の夏のボーナス額:850,438円(平均年齢41.6歳)
計算内訳
(平均給料+地域手当64,045円(平均)+扶養手当0円+給与改定655円)×2.275月
※扶養者がいる場合は平均で2万円程度高くなる
◆年齢別支給額
18~19歳 | 489,999円 |
20~23歳 | 557,584円 |
24~27歳 | 604,028円 |
28~31歳 | 672,531円 |
32~35歳 | 758,788円 |
36~39歳 | 841,579円 |
40~43歳 | 924,169円 |
44~47歳 | 970,847円 |
48~51歳 | 1,001,357円 |
52~55歳 | 1,033,296円 |
56~59歳 | 1,066,577円 |
地方公務員のボーナスは国家公務員や民間企業のボーナスと比べて高い?低い?
地方公務員の夏のボーナス額を、国家公務員や民間企業と比較してみます。
- 地方公務員(一般行政職)平均:753,320円(平均年齢42.3歳)
- 国家公務員(行政職俸給表(一)適用者)平均:831,175円(平均年齢43.5歳)
※人事院「平成30年国家公務員給与等実態調査」を活用して推計。 - 民間大手優良企業(東証一部、500人以上):953,905円(2018夏)、987,000円?(2019夏)
※2018夏は経団連発表の賞与・一時金妥結結果より。2019夏については、2018冬から2019冬へのボーナスUP率3.49%を用いて推計。 - 民間全産業計(企業規模1000人以上):654,800円(平均年齢41.7歳)
- 民間全産業計(企業規模100~999人):402,600円(平均年齢42.3歳)
- 民間全産業計(企業規模10~99人):259,500円(平均年齢43.9歳)
※厚労省「平成29年賃金構造基本統計調査」を活用して推計。
国家公務員や大手優良企業に比べると劣るものの、多くの民間に比べてかなり恵まれた額だと言えるでしょう。
まとめ(地方公務員2019夏のボーナスは、2018夏に比べ3.5万円増の約75万円)
- 2019夏のボーナス支給日は6月28日(金)
- 2018夏のボーナスに比べて3.5万円程度増額
- 地方公務員全体(都道府県・市区町村の平均)(一般行政職)の2019年夏のボーナス支給予想額は753,320円(平均年齢42.3歳)
- 都道府県(一般行政職)の支給予想額は772,413円(平均年齢43.1歳)
- 政令指定都市(一般行政職)の支給予想額は790,979円(平均年齢41.8歳)
- 市役所(一般行政職)の支給予想額は737,899円(平均年齢41.9歳)
- 町村(一般行政職)の支給予想額は682,350円(平均年齢41.4歳)
- 特別区(一般行政職)の支給予想額は850,438円(平均年齢41.6歳)
以上です。
金額は特別区>指定都市>都道府県>市>町村の順です。
ボーナスは「(給料+地域手当+扶養手当)×支給月数」で支給されるのですが、地域手当(=物価調整手当のことであり、都心部ほど高い)の高い順に差がつく感じです。
特別区と町村だと17万円近い差ですから大きいですよね。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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