公務員の服装

公務員の服装はどんな感じ?男女別の基本スタイルを紹介!

こんにちは、元公務員のシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は公務員の服装や髪型について取り上げます。

 

これから公務員を目指す方の中には、

  • 「どんな服装の人が多いのか?」
  • 「髪型は自由なの?」
  • 「染めたいんだけど・・・」

といったことを気にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

以下では、僕の県庁での経験や、市役所職員である妻に聞いた話をベースにしながら、県庁時代に出向した銀行との服装の違いなどにも触れながら記事を書いて行きます。




公務員の服装はどんな感じなの?

【結論】ぶっちゃけ自由っす

そもそも住民のために働く公務員たるもの・・・みたいな話は置いておくにして、基本的には自由です。

 

女性は髪色も含めて特に自由です。

男性も、よっぽど派手でなければ髪を染めたり、パーマをかけることも可能であり(あんまりいないですが)、スーツではなくビジネスカジュアルみたいな格好であっても問題は無いです。

 

一方、男女ともにGパン・Tシャツ・サンダルみたいなスタイルはさすがにダメです。

 

ただ、自由度は高い一方で、無難な格好の方が大半というのが実態でもあります。

 

最も多い基本的な服装(男女別)

男性はスーツや作業着が多い

男性に最も多い服装のスタイルは、以下です。

  • スーツ(ブラック・ネイビー)、シャツ(白系統)、ネクタイ、革靴orスニーカー(課内ではサンダル履きに切り替える人も多い)

  • 作業着(緑っぽい色)、シャツ(白系統)、ネクタイ、革靴orスニーカー(課内ではサンダル履きに切り替える人も多い)

 

先ほども書きましたが、無難なスタイルの方が多いですね。

 

なお、クールビズ期間(5月から9月末)は、以下のようなスタイルが主流でした。

  • 半袖シャツ(白系統)、スーツパンツorチノパン、革靴orスニーカー(課内ではサンダル履きに切り替える人も多い)

  • ポロシャツ、チノパン、革靴orスニーカー(課内ではサンダル履きに切り替える人も多い)

 

クールビズ期間については、どちらかと言えば若い人はポロシャツ、中堅以降は半袖シャツの割合が多かったような気がします。

 

僕自身は、通常期はスーツスタイル、クールビズ期間はポロシャツスタイルでした。

 

今思うと、通常期にはもっとビジネスカジュアル的な服装を取り入れても良かったのかなと思います。

そっちの方が動きやすいのと、あとは仕事が出来そうに見えます。

 

また、髪はほとんどの人が地毛(黒髪、白髪、その他)でした。

なお、僕も黒髪ですが、ワックスでかなり立ててましたね。

 

パーマをかけても特に問題はありません。

(僕も1度かけたことがあります、あんまり似合わなかったのですぐやめましたが)

 

女性は男性以上に自由だが、控え目の私服の方が多い

女性については、基本的に私服であり(スーツはかなり少ない)、かつ自由です。

 

ただ、控え目な感じの私服を着ている方が多いですね。

同期の子と遊んだりしても、仕事着と休日着は違うなーという印象を持ちました。

 

凄いミニスカートとか、パステルカラーの洋服とかを着てくる方とかは少ないですね。(0では無いですし、ダメでも無いです)

 

変な話、派手すぎたりセクシーすぎる格好をしていると、だいたい女性陣からよろしく無い噂が広まっていた感じがします。

しかし、男性陣には評判がよろしかったり・・・(笑)

 

あと、髪を明るく染めている女性は結構多かったです。

 

女性の服装については、現役女性公務員である妻に聞いた以下の記事のが参考になるかもしれません。




国、県、市町村の違い

住民と距離が近いほど縛られる?

基本的には、国家公務員→県庁→市役所・町村役場の順に住民の方と接する機会が多くなっていきます。

※もちろん国家公務員でもハローワークなどはまさに住民最前線ですし、県も県税事務所や保健所など住民と接する機会が多い部署もありますが、全体の傾向として。

 

住民の方と接する機会が多ければ、その分服装には注意を払わざるを得ないでしょう。

逆に、住民の方と接する機会がほとんど無いような場合であれば、その点そこまで神経質にならなくても大丈夫というところもあります。

 

と、ここまでの話はあくまで一般論です。

 

住民に近いところのリアルな話ということで、市役所職員である妻によると、窓口に立つ職員の服装へのクレームが時々あり、都度派手な服装を控えるよう注意喚起がなされているとのことです。

 

クレームが出るほどの格好というのはどういうものなのか良く分かりませんが、裏を返せば、窓口職員でも服装に大きな縛りはなく、自由にやっている人もいるということですね。

(大半の方はごく普通の服装だと思いますが)

 

クレームが来るような格好はさすがにまずいと思いますが、仮に住民に近い部署であっても、常識の範囲内で自由な服装が出来るという理解で良いでしょう。




デキる人の服装

デキる人は服装も違う?

仕事ができる人は、スタイリッシュなスーツを着ていたり、シャツがオシャレだったり、クールビズが始まるといち早くポロシャツスタイルを取り入れたりと「見せ方」を工夫されている方が多かったです。

 

もちろん、服装ばかり独特で仕事はちょっと・・・という方もいましたが、こちらはどちらかと言えば少数派でしたね。

 

民間(銀行)と服装は大きく違う

僕が出向していた銀行の銀行員(特に若い方)は、スーツも髪型もビシッとしている方が多かったです。

 

なお、銀行員の伝統なのかは分かりませんが、やけにジェルとかポマードを使ってる方がたくさんいました(笑)

これは、公務員ではほとんど見たことがありません。

 

また、靴はまず相手に見られるところですから、そこはさすがしっかりと磨かれた靴を履いている方も多かったです。

 

ということで、銀行は全体的に非常に服装に気を使っている方が多く、同じスーツメインの職場でありながら、若手銀行員10人と若手公務員10人を並べたら確実に見分けが付くというくらい結構違いましたねー。

 

外見ばかりで中身が伴わないと意味は無いですが、やはり色々な局面で印象は重要になりますから、公務員の場合もそこは意識してみる価値はあると思います。

 

余談ですが、銀行ではクールビズ期間でもポロシャツスタイルは認められていませんでしたし、クールビズ(ノーネクタイ・半袖シャツ)は実施していますが、お客様のところへは真夏であってもスーツの上着を着ていくというのが暗黙のルールになっていました。

 

これをさすが銀行員と捉えるのか、非合理だと捉えるのかは人次第ですが、そういった点は公務員のほうが縛られていないかなと思います。

(逆に、公務員以上に服装・髪型が自由という民間も多くあるとは思いますが)

 

まとめ

  • 基本的に公務員の服装や髪型は自由
  • 自由だけれども、男性はスーツスタイル、女性も控え目の私服といった無難な格好の方が大半
  • デキる人は服装もオシャレだったり髪型がビシっとしていたりする傾向が強い

 

以上です。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>公務員の服装や髪型、アクセサリーなどに関してまとめた記事はこちらです