こんにちは、元公務員のシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は公務員の女性の服装がテーマです。
市役所職員である妻にヒアリングをした上で記事を書きました。
これから公務員を目指す女性の方はもちろん、公務員1年目の方にとっても非常に役に立つ内容ではないかなと思います。
関連:公務員の服装はどんな感じ?男女別の基本スタイルを紹介!
→こちらは、僕が男性目線で書いた記事です
公務員の女性はどんな服装をしているのか?
まず、公務員女性の服装の原則についてです。
基本的に、この服装はダメだと事細かに言われることはありません。
例外として、ジーンズとサンダルとTシャツはダメということは明確に指示されます。
(県庁も妻の市役所もそうなので、大半のところはそうだと思います)
逆に言えばそれ以外の服装であれば、明確には禁止されていないということです。
あとは空気を読めというやつですね。
つまらない言い方かもしれませんが、社会人としてのマナーを押さえた服装が必要です。
スーツは着ない?
公務員試験の面接試験時と、入庁してからの研修期間(研修会場で新規採用職員が集まって行う。期間は2週間程度のところが多い)は、ほぼ全ての女性の方がスーツを着ています。
研修期間は別にスーツである必要は無いのですが、県も市も女性はほぼ全員スーツでした。
(1人とか2人くらいは違う服装の方がいたのかもしれませんが)
その一方で、研修期間終了後、通常の仕事が始まってからスーツを着ることは基本的にありません。(もちろん着ても構いません)
妻も、研修期間以来1度もスーツを着たことが無いとのことです。
公務員女性の基本的な服装は?
- シャツとパンツ(orスカート)とパンプス
これが女性の最も無難なスタイルです。
また、県や市町村では、ゆるキャラなどが描かれたスタッフジャンパーやポロシャツを作っているケースが多く(有料で購入できます)、これらを着ている方もそれなりにいます。
なお、通勤時に恥ずかしいので妻は着ないとのことです(笑)
また、上着として作業着を着ている方も結構います。(↓こんな感じ)
これは、土木関係の部署に配属された場合に支給されるケースが多いのですが(もちろん他部署であっても自分で購入出来ます)、着ていてラクかつ着るものを考えなくて済むというメリットがあります。
これもなかなか通勤時には着づらいと思いますので、ロッカーに置いておくような感じです。
季節ごとの服装
夏の服装
ベーシックな夏の服装は以下のような感じです。
【トップス】
- 半袖シャツ
- ポロシャツ(自治体の公式ポロシャツやユニクロなどのポロシャツなど)
【ボトムス】
- アンクル丈やクロップドパンツ
- スカート(生足でなくストッキングを履く)
【足元】
- パンプス(スニーカーの方も少数派ですがいます)
【NG(明確にダメと言われているもの)】
- Tシャツ
- サンダル
【微妙なライン】
- ノースリーブ(妻によれば、NGと言われた気もするが、着ている人はいるので、絶対ダメというわけでは無いだろうとのこと)
→もしノースリーブにするなら、冷房で寒いこともあるのでカーディガンがあったほうがいい。
冬の服装
次に、ベーシックな冬の服装です。
【アウター】
- ニット(ゆるふわニットは辞めておくのが無難だろうとのこと)
- シャツを着て、その上にニットのカーディガンを羽織る
【ボトムス】
- パンツ
- スカート+タイツ
【足元(重要!)】
もちろんパンプスでもいいですが、妻によれば、寒いのでブーツを履きたいのが女性の本音だろうとのことです。そして、
- ブーツはOK!
です。
注意点は以下です。
- カジュアルすぎないショートブーツをチョイスするのが無難
- ムートンブーツやロングブーツを履いている人は見ない
春・秋の服装
夏の服装をベースに、温かさや寒さで調整するような感じです。
【トップス】
- 夏に着るシャツの上にカーディガンを羽織る
このスタイルであれば、夏に着るために持っているシャツをインナーにして、カーディガンを変えるだけでコーディネートができるので便利とのことです。
【ボトムス】
- パンツ
- スカート(スパッツを履く人はあまり見ない。気温によりストッキングかタイツを使い分ける)
自由だけどTPOは読め!
窓口対応の時
服装はそこまで注意しなくても、ここまで書いてきたような基本スタイルであれば問題ないです。
一方、アクセサリーは注意する必要があります。
きらびやかなアクセサリーやネイルは控えたほうが無難です。
市民課や町民課などであればそこまで気にする必要は無いのかもしれませんが、相談内容によっては(生活保護、納税相談など生活面で困っている方への相談など)、やはり相手への気遣いが必要です。
実際に、随分いいアクセサリーをつけているんだなー?と文句を付けられるようなケースもあるようです。(そうなってしまうと、その後の相談業務に支障が出ます)
偉い人が集まるような会議、式典
庁内の打合せであれば気にする必要はありませんが、外部の方が来る会議や、何かの式典・表彰式などでは、ここまでに書いた基本の服装ではカジュアルすぎます。
具体的には、以下のような対応が必要です。
- スーツを着る
- いつもの基本的な服装の上にジャケットを羽織る
妻はスーツは着ずに、全てジャケットを羽織ることで対応しているとのことです。
ジャケットは1枚あると何かと便利だとのことです。
現場に出る時
現場に出れば、どうしても汚れるおそれが大きくなります。
土木部在籍であれば、現場に出る機会が多いため作業着が支給されますが、支給されない部署であっても、作業現場に立ち会ったり、思いも掛けず砂利道を歩くことになったり、果てはハシゴを登ることになったりといったケースもあります。
(もちろんそういうのが全く無い部署もありますが)
実際、妻も外出先で思いもかけぬ場面に直面して後悔したケースがあるとのことです。
ロッカーに、汚れてもいい上着やスニーカー、パンツ(スカートで着てしまった時に履き替える)を用意しておくと便利です。
まとめ
- 基本的に服装は自由であるが、ある程度一般的なスタイルはあるので、上記を参考にされたい。
- TPOに応じて必要になる服装(ジャケットや汚れてもいい服)は準備をしておくと良い。
以上です。
なお、妻自身は、ファッションコーディネートサイト「WEAR」で、「オフィスカジュアル」のキーワードで検索して服装を参考にすることが多いとのことです。
(単に「オフィスカジュアル」でネット検索すると、出てくるものが少しオシャレすぎるとのこと)
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
>>女性の髪型・アクセサリー・ピアスなどについてまとめた記事はこちらです