こんにちは、元公務員のシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は「デキる公務員の服装」がテーマです。
今回は、優秀な(男性)公務員の服装という観点から記事を書いていきたいと思います。
僕の県庁での勤務経験上、優秀な公務員の服装は普通の方の服装と異なるケースが多かったです。
その違いとは・・・?ということで、気になる方は以下をご覧ください。
そもそも男性公務員のスタンダードな服装とは?
スーツ・作業着がほとんど
まず、そもそも公務員の一般的な服装はどんなものが基本なのかという点です。
公務員の服装は基本的に服装自由です。
特に細かな規則もありません。
自由ですが、ごく一般的なスーツスタイル、もしくは作業着(石原慎太郎元都知事がよく着てたみたいなやつです(笑))という無難な格好をしている方が大半です。
また、夏場のクールビズ期間については、ポロシャツ・チノパンというラフなスタイルの方も増えてきてはいましたが、半袖シャツにスーツのパンツというスタイルの方が主流だった印象です。
優秀な人の服装はこうだった!
優秀な人は服装に対する考え方も異なる
服装と優秀さは関係ないのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、僕の経験上、統計的に見て間違いなく関係がありました。
特に、ちょっと優秀な人というラインではなく、非常に優秀な人のラインで見ると、他と違いを感じる服装の方の割合が圧倒的に多かったです。
優秀な人の考え方は、普通の人の考え方とは異質です(考え方の差が行動の差になり、成果の差に繋がります)。
仕事に限らず、服装についても自分なりの考え方を持っている方が多いた、違いが生まれていたのではないかと思います。
ちなみに、逆(服装だけ気を遣っているのに、仕事が出来ない)はあまりいませんでしたね。
具体的には、スーツやシャツの着こなし方や靴がオシャレ
では、優秀な方の服装が具体的にどんな感じだったのかということを書いてみます。
例えば、、、
- スーツがスタイリッシュであり、体形にも合っている。
- スーツのカラーが個性的(ブラウンやグレー系の色など)。
- 中に着ているシャツがオシャレである。
- 靴もオシャレな上にピカピカに磨かれている。
といったものです。
他の人と全く異質な格好をしているというのではなく、よりクオリティの高い着こなしをしている感じ(値段も良さそうなものだったと思います)でした。
オシャレとかスタイリッシュとか、僕のファッションに関する知識の浅さを露呈している表現ですが(笑)、ごく普通に選んだのではこうはならないよなぁ(つまり、一定の知識とか意識に基づいて選定をしている)という印象を受けたことは確かです。
そのベースとしてどういった考え方があったのかは想像することしかできませんが、おそらく、第一印象の重要性(特に靴は大きな影響を及ぼします)や、良質のものを身につけたいという自分の欲求に従っていたのだと思います。
余談ですが、、、
本物という言葉の定義は「見せかけでなく実質を備えていること」
と辞書に書かれています。
「見せかけでなく」ということは、つまり「見せかけ(=見た目)」も備えているというのが本物だということです。
実質を備えていても見た目を備えていないのであれば、実は「本物」の定義には当てはまらないというのは非常に興味深い点です。
この話は、今回書いていることと通じることがあるのではと思います。
一早くポロシャツスタイルを取り入れた方の合理的な判断
上で書いてきたオシャレさとはまた違う視点の話になりますが、めちゃくちゃ優秀な公務員の方の服装に関して一つ印象的だったエピソードがあります。
その方は、クールビズ期間中にポロシャツを着ることが容認された最初の年(それまでのクールビズ期間は、半袖Yシャツ・ノーネクタイはOKだがポロシャツは不可)に、初日から早速ポロシャツスタイルを取り入れて出勤していました。
初日から早速ポロシャツを着ていたのは、その施策の推進窓口である温暖化対策部署の人たちを除けばかなり少なかったように思います。
普通の人の発想であれば、まずは様子見といったところですが、さすがに優秀な人だけに、単に周りにならうという判断はしません。
そもそもポロシャツがOKになった背景として、冷房温度が高めに設定されており、半袖シャツでも結構暑いため、より快適に仕事ができるようにするというのを目的に導入されたということがあります。
その方も、暑さを防いで快適に仕事をしたいのだから、当然のように早速ポロシャツをチョイスする(その際に周りがどうこうというのは関係ない)という、ごくシンプルで合理的な考えを持っていたというわけですね。
おわりに
人の違い=考え方の違いです。
優秀な人は普通の人と考え方が違います。
服装ひとつ取ってもその違いが反映されていたというのが今回の結論です。
先ほども取り上げたように、「本物」の定義には見た目も含まれているという点を踏まえれば、「本物」の公務員を目指す方であれば、まずは簡単に変えることのできる見た目に気を使いつつ、実質の部分を高めていくというのは一つの有効な戦略だと思います。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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