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警察官(警視庁・県警)の初任給は?大卒・高卒別の額と手取り額も算出!

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、警察官の初任給がテーマです。

本記事の内容

  • 警察官(警視庁・道府県警)の初任給【学歴別】
  • 手取り額
  • 初任給の支給日(警察学校在学中でも満額もらえるのか)

総務省統計をベースにしてまとめています。




警察官(警視庁・道府県警)の初任給【学歴別】

【大卒】警察官の初任給

都道府県 初任給
全国計 210,021円
北海道警 199,300円
青森県警 205,800円
岩手県警 201,300円
宮城県警 213,000円
秋田県警 206,500円
山形県警 218,000円
福島県警 216,800円
茨城県警 208,100円
栃木県警 211,900円
群馬県警 210,500円
埼玉県警 214,200円
千葉県警 218,900円
警視庁 213,200円
神奈川県警 214,700円
新潟県警 218,800円
富山県警 211,500円
石川県警 204,200円
福井県警 204,900円
山梨県警 211,700円
長野県警 219,400円
岐阜県警 212,100円
静岡県警 218,600円
愛知県警 211,900円
三重県警 209,400円
滋賀県警 211,500円
京都府警 210,700円
大阪府警 204,300円
兵庫県警 209,700円
奈良県警 204,200円
和歌山県警 204,100円
鳥取県警 217,800円
島根県警 205,500円
岡山県警 214,500円
広島県警 219,900円
山口県警 212,500円
徳島県警 204,300円
香川県警 211,400円
愛媛県警 205,500円
高知県警 206,700円
福岡県警 209,200円
佐賀県警 202,700円
長崎県警 199,900円
熊本県警 206,100円
大分県警 208,100円
宮崎県警 199,200円
鹿児島県警 199,900円
沖縄県警 204,300円

総務省「平成29年地方公務員給与実態調査」より。以下同じ。

 

【高卒】警察官の初任給

都道府県 初任給
全国計 176,992円
北海道警 168,700円
青森県警 168,400円
岩手県警 169,900円
宮城県警 176,500円
秋田県警 166,400円
山形県警 177,400円
福島県警 175,100円
茨城県警 175,700円
栃木県警 179,000円
群馬県警 178,200円
埼玉県警 185,900円
千葉県警 187,000円
警視庁 179,200円
神奈川県警 181,800円
新潟県警 179,300円
富山県警 175,400円
石川県警 169,100円
福井県警 171,900円
山梨県警 178,900円
長野県警 182,500円
岐阜県警 178,700円
静岡県警 182,300円
愛知県警 176,100円
三重県警 179,500円
滋賀県警 179,200円
京都府警 178,000円
大阪府警 174,600円
兵庫県警 177,800円
奈良県警 171,600円
和歌山県警 171,600円
鳥取県警 174,900円
島根県警 172,600円
岡山県警 181,600円
広島県警 172,500円
山口県警 179,200円
徳島県警 171,600円
香川県警 175,300円
愛媛県警 173,800円
高知県警 170,600円
福岡県警 180,300円
佐賀県警 172,500円
長崎県警 168,900円
熊本県警 173,600円
大分県警 175,300円
宮崎県警 168,400円
鹿児島県警 168,800円
沖縄県警 169,300円

 

初任給と手取りについて

初任給と、手取りのベースになる月収(=給与)は違う!

なんだ、どこもそんなに初任給って変わらないんだと思われた方がいるかもしれません。

しかし、初任給というのはあくまで「給料」のことを指します。

 

給料に各種手当(例えば、物価調整のための地域手当、アパートを借りていれば住宅手当、子どもがいれば扶養手当など)が加わったものが実質的な月収(=給与)です。

これが手取りのベースになります。

 

特に「地域手当」がポイントです。

 

特に警視庁の場合、これが圧倒的に高いです。

あとは、人口が多いところは概ね高めですね。

 

その点を踏まえた上で、以下で手取り例を見ていきます。

 

初年度の手取り例

勤務初年に貰える手当は、地域手当、超過勤務手当(残業代)、人によっては住居手当くらいという方が多いですね。

 

残業代と住居手当は人によってバラツキがあるため、地域手当のみを貰うケースに単純化(一律5%で計算。警視庁は20%ほどなのでかなり上振れします)して手取りの例を計算してみます。

(手取りはこの金額だとざっくりマイナス5000円程度なので、その数字を用います)

区分 4月手取り例
大卒警察官(全国平均) (201,021円+地域手当5%)-5000=206,000円
高卒警察官(全国平均) (176,992円+地域手当5%)×-5000=181,000円

※なお、5月からは年金と健康保険料が引かれる(計3万円程度)ため、手取りは一気に減りますのでご注意を(そういう仕組みです)。




初任給はいつ払われる?

4/21が多い

給料日ですが、地方公務員は自治体により異なるものの21日が多いです。

 

なお、4月は日割り分しかもらえないのかと言えばそんなことはありません。

きちんと月額全額が貰えます。(実質前払いする感じですね)

 

なお、警察官の場合、最初は警察学校にいるわけですが、もちろん給料は満額もらえますのでご安心を。

 

おわりに

以上、警察官の初任給データでした。

 

ポイントは、初任給の額にはあまり意味がなく、手当を加えた額が手取りに直結するということです。

特に、警視庁をはじめとする都心部は地域手当が大きいので他と差がついてきます。

 

なお、地域手当は初任給に限らずその後も影響を及ぼし続けます。

そのため、生涯年収ベースで見ると警視庁の額が圧倒的に高くなります。(具体的な額を知りたい場合は以下をご覧ください)

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

あわせて読みたい

↓警察官に関する記事(階級制度・試験対策・警察学校の実態など)をまとめたものはこちら。

 

↓警察官になりたい方向けに、公務員試験対策や公務員予備校について以下でまとめています。(僕自身は国家総合職の1次上位合格、県庁2位合格、大手予備校模試関東2位といった実績があるため、その辺りが記事の信頼性担保に繋がるかなと思います)

↓社会人(民間・公務員・フリーターなど)から警察官を目指す方の場合、以下の記事から読むのがおすすめです。(特に無料ハンドブックは社会人が試験を目指す時の全体像が詳しく分かるのでぜひどうぞ)