公務員予備校

【クレアール公務員講座】圧倒的に安いけど、面接対策大丈夫?【県庁2位合格の元公務員が徹底分析】

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、大手公務員予備校クレアールの公務員講座の内容について解説します。

本記事の内容

  • クレアールのメリットとデメリット
  • 他大手予備校との比較
  • クレアールに関する質問集

僕も公務員予備校に通ったことで某県庁に2位で最終合格、国家1種の1次を高得点で突破しています。

予備校に通って結果を出したという経験者の視点と、クレアールの資料請求や問い合わせを踏まえて以下で分析しています。

 

クレアールのメリットとデメリット

早速ですが、クレアールのメリットとデメリットを分析していきます。

メリット

  • 費用が圧倒的に安い
  • 無料資料請求でもらえるハンドブックやDVDの質が非常にハイレベル
  • 合格者実績公開
  • クレアール独自の安心保証プランあり

 

デメリット

  • 模擬面接が水道橋校限定(電話面接はあり)

 

メリット①:費用が圧倒的に安い

クレアールは、他の公務員予備校と比べて圧倒的に値段が安いです。

 

詳しくは大手予備校比較のところで後述しますが、

  • 地方上級や国家一般の講座の場合が、32〜35万円くらいがメインの価格帯ですが、クレアールは18万円
  • 教養試験のみ(市役所や警察・消防)の講座の場合、20万円くらいがメインの価格帯ですが、クレアールは10万円

といった感じで他を圧倒しています。

 

この理由は、クレアールがWeb通信講座に特化しているためです。

→予備校庁舎の数や事務員の数を少なくでき、その分値段が抑えられる

 

他の大手予備校の場合もWeb通信講座は存在します。(基本的に、Web通信か生講義の二択)

しかし、Web通信が圧倒的に安いということはなく、生講義とほぼ同じ値段です。

 

最初からWeb講義を受けるつもりならば、値段面では他と比べかなりの優位性を持つと言えるでしょう。

(→ただ、デメリットのところで後述する模擬面接の件についてはよく読んでください)

 

メリット②:無料資料請求でもらえるハンドブックやDVDの質が非常にハイレベル

いくらWeb限定にすることで効率化をしているとは言っても、やっぱり安い分質が低いんじゃないの?と疑問を持つ方もいると思います。

しかしその疑問は、資料請求時に無料でもらえるハンドブックやDVDを見れば払拭されます。

 

ハンドブックは社会人の方(フリーターなども含む)が公務員を目指す用のもの、DVDは心理職向けのものなのですが、その内容は本当に質が高いです。(詳細は下記記事参照)

 

特に前者のハンドブックは試験日程一覧や論文例題なども掲載されており、新卒の方にも役に立ちます。

もちろん無料ですから、パンフレットとあわせて一度取り寄せてご覧になってみることをオススメします。

クレアール無料パンフレットはこちら

パンフレットやハンドブック請求の流れを画像で解説

①上記リンククリック後、カテゴリーから希望試験を選択

 

②画面下の「資料請求」をタップ

 

③資料請求画面内で希望のパンフレットにチェック

※なお、資料請求時には電話番号入力が任意であり、勧誘っ気がありません笑。(僕も何度も資料を請求してますが、全然勧誘がないです)

 

メリット③:合格者実績公開

まあこれは他の予備校も概ねやっているのですが、合格者実績を体験記という形で公開しています。

 

クレアールの場合、パンフレットに具体的に合計で何人合格という実績を載せていないため(これは大手のLECも同じ)、人によっては不安になるかもしれませんが、当然ながら相応の合格者を輩出しています。

→もちろん、体験記は一部の人しか書いていないので、全体としては上記リンクより圧倒的に人数は増えます。

 

そもそも、きちんと合格者出してなければ潰れてます。

 

メリット④:クレアール独自の安心保証プランあり

クレアールには安心保証プランという制度があり、上乗せで2万円もしくは3万円(講座による)を支払うと、仮にその年の試験に落ちてしまっても翌年無料で受講できるという制度があります。

(しかも、その年に合格すれば返金されます

 

これは通信だからこそできる制度であり、クレアールならではの優位性だと言えます。

 

デメリット:模擬面接が水道橋校限定

安い理由のところでも書きましたが、クレアールはWeb通信講座に限定しているため、校舎が少ないです。

 

そのため、面接対策として模擬面接を行うのも水道橋校限定ということになっています。(水道橋校に通える場合、回数は無制限)

 

電話での模擬面接は対応してもらえますが、当然ながら面接では表情なども重要です。

 

この点は、遠方に住んでる方にとってはデメリットですね。

 

一方で、クレアールは面接の座学講義(web講義)の回数が18回と、他の大手(LEC、TAC、大原は模擬面接は無制限だが、座学講義は2〜3回程度)を圧倒的に上回ります。

 

水道橋の校舎に通えない場合は、充実した講義で理論を身につけつつ、例えばジョブカフェや大学の就職課などを活用して模擬面接を受ける、または民間を併願して面接力を磨くといった工夫で対応することが考えられます。

 

なお、この点は気になる方も多いと思いますので、クレアールの担当者の方へのインタビューをして以下の記事で詳細フォローしていますので、気になる方は別途ご覧ください。

 

大手予備校との比較

大手予備校のざっくりした比較を見たい方もいると思いますので、クレアールも含めた比較一覧は以下です。

名称 特徴 費用 面接対策
LEC ・合格者実績十分(上位合格者多数)
・心理職・福祉職・技術職にも強み
地方上級・国家一般:約32万円
教養対策のみ:約20万円
模擬面接・集団討論無制限。
校舎に遠い場合はWebで模擬面接できる仕組みもあり。
座学講義3回。
公務員【資格の大原】 ・公安系(警察・消防)に特に強い 地方上級・国家一般:約35万円
教養対策のみ:約20万円

模擬面接無制限。
プレゼンテーション指導・集団討論練習会あり。
座学講義2回。

TAC ・合格者実績十分(合格者総数多い+上位合格者多数) 地方上級・国家一般:約35万円
教養対策のみ:約20万円
模擬面接・集団討論無制限。
座学講義2回。
大栄 ・個別対策に強み(特に論文・面接) 地方上級・国家一般:約45万円
教養対策のみ:約27万円
個別カウンセリング5回(自己分析・エントリーシート添削、論文添削、模擬面接)、集合セミナー6回(集団面接・集団討論・論文添削)、座学講義6回。
クレアール ・Web通信のみ
・値段が圧倒的に安い
・心理職・福祉職・社会人対策に強み(社会人向けのハンドブックは内容が超充実)
地方上級・国家一般:約18万円
教養対策のみ:約10万円
模擬面接無制限だが、水道橋校に限定。座学講義18回(別途エントリーシート添削もあり)。

※LEC、大原、TAC、大栄は生協申込割引等で上記から5%程度(1〜2万円ほど)割引になるケースが多い

 

なお、以下の記事では目指す職種別(コース別)に予備校を比較していますので、クレアール以外のところも細かく見たいという場合は別途ご覧ください。

 

クレアールの公務員講座に関する質問集

以下ではクレアールに関して(公務員予備校全般に関して)想定される質問について回答します。

※クレアールのオフィシャルの回答ではなく、あくまで僕の合格経験や知識に基づくものです。

どのくらい前から勉強すべき?1日の勉強量は?

どれくらい勉強すべきか(いつからクレアールに通うべきか)という点は誰もが気になる点ですね。

 

あくまで一般論ですが、

【期間】国家総合職レベルでは10~15ヶ月、地方上級・国家一般職レベルでは7~12ヶ月、教養試験のみの市役所、警察官・消防官レベルでは4~10ヶ月、高卒公務員では4~10ヶ月

【時間】地方上級・国家一般職レベルでは合計で1000~1500時間、教養試験のみのところでは合計500~1000時間

と言われています。

 

なお僕はクレアールではなくLECに通ったのですが、期間は1年2ヶ月、量は平均して1日4〜5時間程度(講義受講含む)やりました。

これくらいやると、高校時は私立文系、大学の学部は法・経済以外(要は実質ゼロスタート)であっても県庁2位合格、国家1種行政区分1次(当時倍率50倍ほど)を余裕で突破するくらいの力は身につきました。

 

なお、合格ラインを明らかに突破したと感じたのは7〜8ヶ月地点くらいです。

(残り何してたの?と聞かれれば、ひたすら点数をあげることに注力してましたね。今考えるとあんまり意味なかったです(笑))

 

Web通信って効果どうなの?

クレアールはWeb通信に特化しています。

ただ、他のどの予備校も生講義とWeb講義の2つを用意しているため、別にクレアールが完全に特別というわけでもありません。

 

また、何を隠そう僕自身もDVD講義(予備校に通い、DVDを窓口で借りて個別ブースで見る)というWeb通信と同じ仕組みのものを受けてました。

→結果は既に書いた通り。Webだろうが生だろうが関係ないです。

 

ただ、僕の場合は予備校に通わなければDVDが見れなかったわけですので、必然的に環境を変えて集中することができていました。

 

Web通信はいつでも観れる分、人によっては(特に勉強慣れしていない方)勉強をするスイッチが入れづらいと思います。

その場合、毎日○時になったら図書館に行って講義を受けるようにするとか、自分で環境を変える工夫をして対応する必要が出てくるでしょう。

 

費用面が心配

いやいやクレアール破格ですよ(笑)

ただ、10万20万はかかりますから、決して安い買い物ではありません。

 

この金額をどう考えるかということですが、その後の公務員としての地位やら収入を考えればめちゃくちゃ安いと思います。

(なお、1年目のボーナス(60〜70万円ほど)で余裕で回収できます)

ちなみに、大学入学を目指して通う予備校費用は、夏期講習なども全て入れれば100万を超えることもザラです。

→個人的には、大学入試にはそんなに金払うのに、なぜ自分の稼ぎを左右する就職試験でそれを渋るのか、正直よく理解できません・・・。

 

また、現実問題として県庁の同期は予備校に通った人が圧倒的多数でした。

本気で勝ちたいなら流れに乗る(予備校に通う)のは有力な選択肢であると考えます。

(そのため、費用がもったいないという視点よりも、費用をどうやって捻出すべきかという視点のほうがずっと大切かなと思います)

 

※ちなみに、実際に僕自身が試した稼ぎやすい方法として、いくつか以下にアイデアも載せているので参考にしてください。

 

おわりに

以上、クレアールの公務員講座についてまとめてみました。

 

クレアールは、メリットのところでも書いた通り、

  • 大手予備校の中では圧倒的に費用面で優位に立つこと
  • 非常に質の高い資料を無料で配布していること(つまりそれだけ中身に自信がある)

に強みがあります。

 

資料請求はもちろん無料ですので、まだ入手していない方はそこからスタートすることをおすすめします。

クレアール無料パンフレットはこちら

パンフレット請求の流れを画像で解説

①上記リンククリック後、カテゴリーから希望試験を選択

 

②画面下の「資料請求」をタップ

 

③資料請求画面内で希望のパンフレットにチェック

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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