民間から公務員に転職して後悔する理由?ぶっちゃけ皆さん幸せそうでした。

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

公務員への転職を考えている方へ。

公務員への転職を考えている人

公務員に転職したいんだけど、転職して後悔する理由やデメリットを知っておきたい。

一般論はどうでもいいから、リアルなところが知りたい。

できれば民間から公務員に転職する流れや対策も詳しく知りたい。

こういった悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • 民間から公務員に転職して後悔するとすればどんなこと?
  • 公務員から転職した人のリアル【皆さん幸せそうでした】
  • 民間から転職を目指す方へのアドバイス【転職ルートの全体像や試験対策】

本記事は、僕の県庁における10年間の勤務経験の中で、実際に民間から転職した方たちから見聞きしたお話に基づいています。

また、県庁時代に銀行へ2年間出向した経験も活かし、民間と公務員の特性の違いを踏まえて記事を書いています。

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民間から公務員に転職して後悔する理由は?

まず、県庁での勤務経験と銀行への出向経験を踏まえ、民間から公務員に転職して後悔する可能性がある点を書いていきます。

不毛で無意味だと思う作業がたくさんある

民間にも無意味だよなぁと思う作業はあると思いますが、公務員はそういった不毛な作業が圧倒的に多いです。

 

何に使われるんだか分からない(またはただのアリバイ作りに過ぎない)ような調査や依頼がそこら中から飛んできたり、たいして意味もないような細かな文章の体裁チェックを頻繁にやっています。

 

つい先日、現役都庁職員の方から、文章中の「てにをは」の位置の議論を3日くらいやっていたと嘆きの言葉をいただいたのですが、笑えないですよね(笑)

 

そういった仕事に延々と対応していると、なんでこんな無意味な作業に人生の貴重な時間を費やしているんだ?と思うことがあるかもしれません。

(なお、僕は多々ありましたし、結局この不毛さが耐えられなくて辞めた部分も大きいです)

 

ちなみに、銀行に出向していた時に感じた公務員との大きな違いは、効果の出ないことならズバズバ切っていくスピード感と合理性でしたね。

利益や成果に繋がらないどうでもいい作業や資料の作成を廃止しようというのは当たり前の話ですが、公務員はその当たり前をなかなかやりません。

 

もちろん、担当者レベルで色々と工夫して効率化を行える余地もあります。(僕は法的な縛りがないものなら、不要なことはどんどん削ってました)

ただ、職員全体の気質として言えば、過去から続いているんだからそれなりに意味があるはずだという考えの元で慎重に対応する人の割合が多かったですね

 

意外に暇じゃない上にサービス残業多々

公務員だから定時に上がれるというのは幻想です。

 

県庁で言えば、出先機関は暇でしたが、本庁の場合は全体を平均しても2時間程度残業しているかなという感じでした。(あくまで全体平均です。課単位で見れば、平均で3時間以上残業している部署も結構あります)

 

僕も、忙しい部署にいた時には、一ヶ月平均しても午前1〜2時くらいに帰っていたような時期があったりしました。

 

一方で、残業代は予算が決まっており、課ごとに金額が割り振られています。

近年残業代はどんどん削る傾向にある自治体が多いのですが、予算を超えた分はいくら残業をしたところで全てサービス残業になります。

 

残業代は、部署によりますが、せいぜい月10〜20時間分くらいしか出ないとイメージしておいてズレはないでしょう。(もちろん、それでは終わらない部署が大半です)

 

仕事が終わらなければ休日出勤することもあったりしますが、それももちろんサービスです。

【公務員の仕事は楽?】暇or忙しい部署や平均帰宅時間をぶっちゃけます。

2018年1月20日

 

数字で評価してもらえない

公務員は、数字で評価をするという文化が基本的にありません。

そのため、ノルマはなく、評価も定性的で曖昧です。(だからこそ、差の少ない年功序列が実現できるとも言えます)

 

本当に出来る人はきちんと出世しますので、評価がズレているわけではないのですが、評価の差が役職や給料の差として出てくるのは40代半ばくらいからです。

基本的にそこまでは横並びです。

 

民間のように、若くても数字を出せば出世し、給与が上がっていくといった分かりやすい仕組みはありません。

それに対し、人によってはフラストレーションを覚えるかもしれません。

 

また、年功序列のため、なんでこの人がこんな出世してんだ?と思うことも多々あるでしょう。

それは転職組でなくとも、みんな内心で思ってます。

 

ただ、この点は逆に大きなメリットでもあります。

多くの公務員の方は、数字に縛られない部分を強いメリットと考えているように思います。

 

下でも詳しく書きますが、金融関係などノルマや数字に縛られるところからの転職組が目立っていたのは、相反するこの点に魅力を感じていた方が多かったからだと言えます。

 

大企業から転職する場合、給料が減る可能性高し

事務系の地方公務員の平均年収は42歳で約630万円、国家公務員の場合は43歳で約720万円です。

一方、これはあくまで平均年収であり、40歳頃の年収です。

 

転職組だともう少し若い世代(20代〜30代前半)が多いかと思いますが、その頃の年収はもちろんもう少し低くなります。

【公務員の給料完全まとめ】年齢別給与・ボーナス・年収などを職種別にまとめました。公務員の給料はこれで全てが分かります!

2019年1月9日

↑職種ごとの年齢別年収を知りたい場合はこちらを別途ご覧ください。

 

特に大企業から転職する場合、大幅に年収が下がるケースも多いです。

(人によっては年収で100万円以上下がると思います)

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公務員から民間に転職した方たちのリアル【皆さん幸せそうでした】

幅広い業界からの転職者がいた【金融が多い印象】

どんな業界からの転職者が多かったかという点ですが、銀行、信金、証券、大手メーカー、商社、IT、小売などかなり幅広かったですね。

 

特に、銀行や証券などの金融系からの転職者の割合が多い印象がありました。

 

退職理由はそこまで前向きな理由ではない

「民間で凄い実績も残せたので、次は公務員として地元に貢献することかと思って戻ってきました!」

みたいな人はまずいません。

 

基本的には、ノルマに嫌気が指したり、残業が多すぎて嫌になったとか、病んでしまったとか、あとは地元に戻りたかったとか、そういう若干ネガティブな要素の転職者が多かったです。

 

【結論】なんだかんだで公務員のゆとり感に満足してる人が多い

民間からの転職者の方たちのリアルはどんな感じだったかと言えば、皆さん概ね満足そうでした。

 

具体例をいくつか挙げてみますと、

  • 信託銀行から転職してきた同期
    「銀行時代に比べると楽勝すぎて幸せです」とのことでした。(なお、ノルマやハードさに嫌気が指して転職したとのことでしたが、銀行出向時代、支店のノルマのキツさを見ていたので気持ちはよく分かります)
  • 超大手メーカーから転職した先輩
    →転職した理由について聞いたところ、「いやー、色々と辛かったですね」と一言。それに全てが含まれてました。
  • 商社に行って少し病んだ知り合い
    →本庁の暇な部署に配属された後、出先の暇なポジションをめぐって楽しそうにしてました。(異動は仕事のやり方と本人の希望次第の部分もあるため、うまくやったのかなとか思ってました)
  • 某大手スーパーから転職してきた方
    →何かにつけ、あそこはどうしようも無い職場だと罵倒していました(笑)
  • (市役所職員である妻に聞きました)大手コンビニから転職してきた方
    →「とにかく天国だ」と言っていたそうです。

てな感じです。

 

もちろん、民間から来て嫌になってしまう方もいるのでしょうが、おそらく少数派だと思います。

 

既に書いた通り、公務員は数字で評価されませんが、数字に追い詰められることもありません。

仮に残業が多い部署に配属されたとしても、とにかく長時間にわたって不毛な戦いを繰り広げる中でなんとかクリア出来るのが公務員の仕事です。

 

また、3年〜4年で異動ですから、ずっと忙しい部署にいるわけでもありません。

 

正直、(特に精神面での)仕事のハードさという観点から見れば、かなり恵まれた職業なんじゃないかなぁと思います。

 

要注意なのは、何か止むを得ない事情があって(夫や妻の転職に伴うもの、実家に戻らなければならない事情など)、民間でバリバリやっていた方が公務員に転職するとなると色々思うことがあるかもしれません。

その場合は「後悔する理由」の中に書いたことをよく読んでしっかり検討したほうがいいでしょう。

 

公務員への転職を目指すならこれを読んでおこう

社会人(フリーターも含む)から公務員に転職したいと考えている場合、何から始めたらいいのかの全体像を把握するために以下の記事がオススメです。(特に、無料ハンドブックはめちゃくちゃ内容が充実していますので、ぜひご覧になってみてください)

民間から公務員に転職したいなら必読!元公務員おすすめの無料ハンドブックを紹介。

2018年12月30日

社会人から公務員に転職するには?経験者採用枠と大卒枠では難易度の質が全く違う!

2018年12月19日

 

また、具体的な試験対策や予備校比較などは以下の記事でまとめています。(僕自身は国家総合職の1次上位合格、県庁2位合格、大手予備校模試関東2位といった実績があるため、その辺りが記事の信頼性担保に繋がるかなと思います)

【公務員試験(筆記・面接)対策まとめ】上位合格の元県庁職員が徹底解説!

2018年12月23日

【公務員予備校まとめ】試験種類別の費用比較、通うメリット、おすすめの選び方など、これを見れば完璧!

2018年10月15日

 

まとめ

  • 民間から公務員に転職して後悔する理由
    • 不毛で無意味な作業が多い
    • 意外に暇ではなく、サービス残業も多い
    • 数字で評価してもらえない
    • 大企業から転職した場合は、給料が大きく減る可能性がある
  • 民間から公務員に転職した方のリアル
    • とても幸せそうな方が多かった
    • 民間でのノルマに疲れたとか競争に疲れたとかの場合、満足できる可能性は非常に高い
    • 一方、何らかの事情(夫や妻の転勤に伴うものなど)でやむをえず公務員に転職する場合には、自分の性格などを踏まえ慎重に検討すべし

以上です。

 

公務員への転職を目指しているのであれば、現状の職場に何らかの不満があって退職をするケースがほとんどだと思います。

その不満が、数字に追われる辛さとか、激務さとかにあるのならば、ほぼ間違いなく転職はプラスに働くと思います。

 

一方、人間関係については正直どこでも同じだと思いますので悪しからず。

(なお、銀行と公務員の「性格」で言えば、銀行は体育会系が多く、公務員は文化系というかクールな人が多かったですね)

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>公務員の転職に関連する記事をまとめたものはこちらです。

【公務員の転職まとめ】失敗・後悔する理由、成功のための実践術など、民間出向経験のある元公務員が解説!

2018年6月10日



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