公務員のボーナス

【2020】公務員の夏と冬のボーナス支給日と年齢別金額を元公務員が徹底解説

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回の記事では、「公務員(国家公務員・地方公務員)のボーナス」について詳しくまとめました。

本記事の内容

  • 公務員のボーナス支給日
  • 公務員のボーナス支給額の決まり方
  • 2020年のボーナス支給推計額(国・地方別、年齢別)
  • 僕の県庁職員時代のボーナス明細公開
  • 直近5年間の公務員ボーナス額推移
  • 地方自治体のボーナストップ3・ワースト3

総務省や人事院の統計に基づき、最新の年齢別支給額を詳しく算出しています。

また、僕の県庁職員時代のボーナス明細(30歳頃のもの)も公開していますので興味があればあわせてご覧ください。




公務員のボーナス支給日はいつ?

公務員のボーナスは6月と12月の年2回支給

国家公務員のボーナスは年に2回支給されます。

支給日は法律で決まっており、以下の通りです。

 

  • 夏のボーナスの支給日は6月30日
  • 冬のボーナスの支給日は12月10日

 

地方公務員は条例で自由に定めてOKですが、大半の自治体の支給日は国と同じです。

 

ボーナス日が休日の場合、前日か前々日に支給される

6月30日が土曜の場合、6月29日に支給されます。

6月30日が日曜の場合、6月28日に支給されます。

 

なお、2019年のボーナス支給日は以下の通りです。

  • 2020年夏のボーナス支給日=6月30日(火)
  • 2020年冬のボーナス支給日=12月10日(木)

 

民間企業のボーナス日も概ね同じ

民間企業も夏は6月か7月、冬は12月の支給というところが多く、公務員と大体同じです。

 

民間はまさに業績次第なので、企業によってはボーナスが出ない、もしくは年に1度しか出ない、逆に、年に3回出るようなところもあるでしょう。

 

そういう意味で考えると、国家公務員の過去20年のボーナス支給月数(=給料何ヶ月分のボーナスか)は3.95月〜4.95月のレンジ(約4.35月が平均)に収まっており、非常に安定していると言えます。

 

公務員のボーナスはどうやって決まる?

人事院が国家公務員のボーナスを決め、地方公務員はそれに合わせるケースがほとんど

毎年8月に、国の機関である人事院が「人事院勧告」というのものを行い、国家公務員のその年のボーナス額(給料何ヶ月分を支給するか※)が確定します。

※厳密に言うと「(給料+地域手当+扶養手当)×支給月数」でボーナス額が決まります

 

前の年に比べて増減がある場合は、12月の冬のボーナスで増額もしくは減額の調整がされます。

 

地方公務員については、人事院が出す支給月数と同じ数字を使う自治体が大半です。

国の基準より多いところとしては東京都や特別区(0.1月分多いのが通例)などがあり、一方で財政の苦しい自治体だと国の基準より大幅に低いところもあります。

 

公務員のボーナスは、民間企業(50人以上)のボーナス平均をベースに決められている

人事院は毎年、50人以上の民間事業所を対象に、給与(月収)とボーナスの調査を行っています。

この調査結果に基づいて人事院勧告が行われ、公務員の給与やボーナスが増減する仕組みになっているわけです。

 

つまり公務員は、50人以上の民間事業所の平均に近い月収およびボーナス(なのでもちろん年収も)を貰っているということになります。

 

そのため、超大手企業と比べると公務員のほうが金額が低いケースが多く、50人未満の企業と比ベると公務員のほうが金額が高いケースが多いです。




2020年の公務員ボーナス支給額

それでは、2020年のボーナス支給推計額を算出していきます。

 

2020年の年間ボーナス支給月数は、人事院勧告により、4.45ヶ月(前年比マイナス0.05ヶ月)と決定されていますので、これに基づき国家公務員と地方公務員のボーナス額を以下の通り算出しました。

【夏と冬のボーナスの金額がそれぞれ知りたいんだけど・・・】

以下の数字を2で割ってください。

 

※厳密に言えば、夏と冬のボーナスは若干差がつくケースが多いですが(基準を決める人事院勧告が8月にあるため。6月は前年基準、12月は最新基準で支払われる。)、ぶっちゃけ基準が極端に変わるケースは少ないので、夏と冬でそこまで大した差は出ません。

 

国家公務員の平均支給推計額は165万円

まず、国家公務員の支給推計額です。

2020年国家公務員(行政職俸給表(一))のボーナス年額

約165.1万円(平均年齢43.2歳)

※扶養者がいる場合、平均でプラス4万円程度が加算される

(人事院「令和2年国家公務員給与等実態調査」より推計)

 

年齢別支給推計額

20歳未満 840,456円
20~23歳 974,302円
24~27歳 1,092,826円
28~31歳 1,230,608円
32~35歳 1,376,985円
36~39歳 1,557,470円
40~43歳 1,743,899円
44~47歳 1,879,957円
48~51歳 1,973,854円
52~55歳 2,049,657円
56~59歳 2,105,260円

 

【国のボーナス額がニュースと結構違うんだけど・・・】

例えば以下のNHKのニュースでは国の2020冬のボーナスは65万円となっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201210/k10012756181000.html

単純に倍にしても年間130万円ですから、当サイトで推計した165万円と大きな違いが出ます。

この理由は、対外的に公開される国家公務員のボーナスは管理職(課長以上)の数字が除かれているためです。

しかし、地方公務員のボーナス額は管理職も含まれるものが発表されるため、当サイトでは国家公務員のボーナスも管理職を含めて計算しています。

 

地方公務員の平均支給推計額は150万円

次に、地方公務員の支給推計額です。

2020年地方公務員(一般行政職)のボーナス年額

約149.7万円(平均年齢42.1歳) 

扶養者(専業主婦や子ども)がいる場合、平均4万円ほどがここに加算される

(総務省「平成31年地方公務員給与実態調査」より推計)

 

年齢別支給推計額

18~19歳 761,893円
20~23歳 883,227円
24~27歳 990,672円
28~31歳 1,115,575円
32~35歳 1,248,270円
36~39歳 1,411,883円
40~43歳 1,580,885円
44~47歳 1,704,225円
48~51歳 1,789,345円
52~55歳 1,858,062円
56~59歳 1,908,467円

 

手取りについて

ボーナスも税金や年金が引かれますから、手取り額は上記の値より少なくなります。

ざっくりですが、概ね80%ほどが手取りと捉えておけばOKです。

例)地方公務員32〜35歳の年間ボーナス=1,248,270円

→手取りは約99.8万円。

 

県庁職員時代のボーナス明細公開!

↓以下の記事で、県庁職員時代(30歳頃)の夏と冬のボーナス明細を3年分公開しています。

 

「よりリアルなものが見たい!」という場合はぜひご覧になってみてください。




直近5年間の公務員ボーナス推移

次に、直近5年間の公務員ボーナス額推移について見ていきます。

 

まずは、国家公務員のボーナス支給額推移です。

支給月数 年額
2019年 4.50月分 約166万円
2018年 4.45月分 約166万円
2017年 4.40月分 約164万円
2016年 4.30月分 約161万円
2015年 4.20月分 約156万円

※扶養者がいる場合、平均でプラス4.5万円程度がそれぞれ加算される

(人事院「国家公務員給与等実態調査」より推計)

 

次に、地方公務員のボーナス支給額推移です。

支給月数 年額
2019年 4.50月分 約150万円
2018年 4.45月分 約150万円
2017年 4.40月分 約149万円
2016年 4.30月分 約146万円
2015年 4.20月分 約143万円

※扶養者がいる場合、平均でプラス4万円程度がそれぞれ加算される

(総務省「地方公務員給与実態調査」より抜粋及び推計)

 

国家公務員・地方公務員ともに、年次による極端な差がなく、全体的に「安定」していることが分かります。

 

地方自治体のボーナストップ3とワースト3

上で算出した地方公務員のボーナス額はあくまで全体平均の額です。

都道府県や市町村ごとに当然金額の差があります。

 

以下では、総務省が公開しているデータに基づき、2016年ボーナス支給額のトップ3とワースト3を団体区分ごとに抜粋しました。

 

都道府県のボーナス支給額トップ3

1位 東京都 175万8000円(平均年齢41.5歳)
2位 三重県 173万1000円(平均年齢44.0歳)
3位 兵庫県 170万3500円(平均年齢44.6歳)

 

都道府県のボーナス支給額ワースト3

1位 沖縄県 136万2000円(平均年齢40.8歳)
2位 鳥取県 138万1200円(平均年齢43.8歳)
3位 青森県 140万3800円(平均年齢43.2歳)

 

指定都市のボーナス支給額トップ3

1位 横浜市 184万5100円(平均年齢40.6歳)
2位 北九州市 177万4600円(平均年齢44.6歳)
3位 広島市 176万6000円(平均年齢42.7歳)

 

指定都市のボーナス支給額ワースト3

1位 札幌市 143万7400円(平均年齢40.5歳)
2位 熊本市 151万5200円(平均年齢42.3歳)
3位 新潟市 154万4600円(平均年齢41.7歳)

 

市区町村のボーナス支給額トップ3

1位 東京都目黒区 188万1800円(平均年齢44.2歳)
2位 東京都渋谷区 187万9700円(平均年齢44.0歳)
3位 東京都杉並区 183万7900円(平均年齢44.0歳)

 

市区町村のボーナス支給額ワースト3

1位 東京都青ヶ島村 56万5800円(平均年齢43.8歳)
2位 沖縄県多良間村 65万3600円(平均年齢49.6歳)
3位 大分県姫島村 105万2800円(平均年齢40.6歳)

 

余談ですが、青ヶ島村の人口って170人くらいしかいないんですね。

こうやって抜粋作業をしていると、日本にもまだまだ知らない街がたくさんあるんだなぁ・・・としみじみ思ってしまいました(笑)

 

まとめ

  • 国家公務員・地方公務員ともに、6月30日と12月10日の年2回ボーナスが支給される。
  • 2020年のボーナス支給月数は4.45ヶ月(人事院勧告決定済)。
  • 2020年の国家公務員のボーナス支給推計額は約165万円(43.2歳)、地方公務員は約150万円(42.1歳)。
  • 夏と冬のボーナスはこれらを2で割ればOK
  • 手取り額は概ね8割(つまり国家なら約132万円、地方なら約112万円ほど)。
  • なお、直近5年のボーナス支給額は、国家公務員が150~165万円、地方公務員が140~150万円程度であり、概ね安定

以上です。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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国家・地方公務員の年齢別給与や年収など、「あらゆる公務員の給料データ」をまとめた記事はこちら(多分日本一詳しいです)

 

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