こんにちは、シュンです!
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今回は「公務員の2018年夏のボーナス」がテーマです。
公務員のボーナスは、毎年人事院勧告に基づき改定される可能性があるのですが、改定時期の関係で、夏のボーナスの支給月数は一旦確定しています。
(その後改定されればさかのぼって増えたり減ったりします)
というわけで、かなり正確な支給金額予想が出せますので、以下で書いていきますね。
あわせて、2018年の人事院勧告でボーナスの改定があるのか無いのかについても予想をしていきます。
公務員の2018年夏のボーナス支給日について
国家公務員の場合、ボーナス支給日は法律で6月30日と決まっています。
地方は自由に条例で定められますが、ほとんどのところが国と同じです。
休日の場合はその前日になるので、
2018年夏のボーナス支給日は6月29日(金)となります。
公務員のボーナス金額算出方法について
公務員のボーナス額は、
(毎月の給料+地域手当+扶養手当)×支給月数
で算出されます。
仮に毎月の給料は同じだったとしても、地域手当(物価調整が目的)が多い本省勤務の国家公務員や、各都道府県の本庁勤務の方などのほうがボーナス額は多くなりますし、奥さんや子どもをたくさん扶養している方のほうがやはり額が多くなるといった仕組みです。
支給月数については、毎年8月の人事院勧告で決まってくるのですが、夏(6月)のボーナスの段階では分からないので、一旦は昨年の勧告ベースで支給されます。
2017年の人事院勧告は通年で4.4月(夏2.125月、冬2.275月)となっていますので、この2.125月というのが2018年夏の支給月数として採用されます。
2018年の公務員夏のボーナス支給額はズバリこれ

国家公務員の2018年夏のボーナス予想支給額は
81万5千円(平均年齢43.6歳)
内訳:(給料330,531円+地域手当42,230円+扶養手当10,806円)×2.125月=815,078
※平成29年国家公務員給与等実態調査(人事院)の行政職俸給表(一)の数字を活用
地方公務員の2018年夏のボーナス予想支給額は
74万2千円(平均年齢42.3歳)
内訳:(給料321,689円+地域手当18,165円+扶養手当9,325円)×2.125月=742,005
※平成28年地方公務員給与実態調査(総務省)の全地方公共団体(一般行政職員)の数字を活用
なお、公表資料の関係で、国家と地方でベースとなる調査の年度がズレていますが、仮に国家公務員を平成28年の調査データで置き換えた場合も81万8千円であり、ほぼ金額が変わらないので特に問題はないかと思われます。
ちなみに、平均年齢の部分がポイントで、若い頃であればもちろん貰える額はもっと低いということになります。
→2018夏のボーナスの年齢別の推計金額を知りたい方は下記リンクを参照ください。
関連記事【2018】公務員の夏のボーナスはいくら?年齢別に金額を算出しました。
今年(2018年8月)の人事院勧告予想は?

ズバリ2017年据え置きで4.4月であると予想します。
理由は以下です。
- 経団連が東証一部上場大手企業を対象にしたボーナス調査を実施しており、同企業の2017年のボーナスが2016年のボーナスに比べて通年で4万円弱ダウンしている。
- 一方で、大手企業のボーナス総額との割合で見れば4万円の影響は小さく、概ね無視できると考えられる。
2018年の人事院勧告は、50人以上の民間企業の2017年ボーナスに基づくため、大手企業のボーナスの推移だけではなんとも言い切れない部分はありますが、据え置きだと思われます。
なお、もし下がる場合(あるとすれば0.05月ダウン)は冬のボーナスで調整されます。
残念ながら上がることは無いと思われます。
まとめ
- 国家公務員のボーナスは約81万5千円
- 地方公務員のボーナスは約74万2千円
- 2018年のボーナス支給月数は2017年から据え置きであると予想
以上です。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
>>以下で公務員のボーナス関連記事をまとめています。
【まとめ】2018年公務員のボーナス(種類別、年齢別、金額推移など)
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