こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
市役所の学歴について興味がある方。
市役所の職員の学歴ってどんな感じ?
試験が難しそうだから偏差値が高めの大学が多いのかな?
こうした疑問を解決します。
本記事の内容
- 新潟県上越市(人口約20万)の採用案内で公開されている市役所職員の学歴
- 僕が勤めていた県庁における学歴
- 試験と学歴の関係
新潟県上越市の採用案内に採用者の出身大学が公開されていたので、こちらに基づき解説します(つまり公的なデータです)。
なお、僕は元県庁職員のため、県庁における学歴についてもあわせて書いていきます。
市役所職員の学歴【新潟県上越市の採用案内に基づく】
地元国立の新潟大が圧倒的
引用「上越市職員採用ガイド(平成31年度採用)」より
こちら、新潟県上越市の採用者(過去11年)の出身大学です。
少し文字が小さいですが(拡大してご覧ください)、上越市の地元国立である新潟大が56人と圧倒的ですね。
合計171人のうち56人なので実にその数は3割です。
(なお、平成20~30年度に計2人以上を採用した大学名が掲載されているとのことであり、この11年で1人しか採用されなかった大学は掲載されていません)
次いで富山大14人、金沢大13人とこれも近隣国立大であり、国立がとにかく多い印象を受けます。
上越市は県内3位の規模
上越市の人口は約19万5千で、指定都市である新潟市と2番目の規模である長岡市に次いで第3位です。
新潟の市町村数は30なので、県内ではかなりの大規模自治体と言えるでしょう。
人口10万オーバーの自治体なら同様の傾向と想定
ある程度の規模、例えば人口10万オーバーの自治体の場合、上越市と概ね似たような傾向(=地元の国立大が多数)にあると言えると思います。
僕の勤めていた県庁の出身大学実態
大学の偏差値は県庁のほうが高い印象
僕が勤めていた県庁の出身大学の実態は以下の記事で詳しく書いています。
上越市のように公表はされていませんから、あくまで僕の人脈や感覚に依存していますが、旧帝大、早慶、地元以外の中堅国立が多かったですね。
上越市と比較すると、県庁のほうが偏差値が高い大学出身者が多い印象はあります。
採用試験と出身大学の関係
以下の記事で詳しく書いていますが、大学名は試験合格に一切関係がありません。
あえて名称は挙げませんが、上越市職員の出身大学を見ても、偏差値で言えば40台前半〜中盤といったところもあるのが分かると思います。
そうは言っても、「上越市のデータだと国立大出身者が圧倒的に多いでしょ」と思われる方もいるかもしれません。
確かに国立大の場合、教養試験科目を一通りセンターで対策しているため、スタートラインで優位に立てるというのはあります。
ただ、そこは努力で完全にカバーできるラインであり、それを大学名のせいにするのは単なる言い訳です。
それで県に2位で受かってるので、結局は大学なんて関係ないです。
ただ先ほども書いた通り、国立とそれ以外でスタートライン(ベースである基礎知識量)は異なってきます。
つまり、私立大で、しかも大学受験時に全然勉強をしなかったのであれば、国立大出身者に比べ相応の勉強量が必要だということです。
おわりに【市役所に合格したければ勉強頑張りましょう】
以上、上越市役所の出身大学データを元に色々と検証してみました。
記事の中でも書いた通り、出身大学によって採用時に差別を受けるようなことはありません。
合格したいならばとにかく勉強しましょうということですね。(試験対策は記事下にリンクを貼っておきます)
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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