公務員になるために必要な勉強時間は?時間をかけてやるべきことは?

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、公務員試験突破に必要な勉強時間がテーマです。

 

公務員試験は科目が非常に多いため、「一体いつから公務員の勉強を始めればいいのか?」「1日当たりどれくらいの勉強をすればいいのか?」という点は皆さん悩まれるところかと思います。

また、単に時間をかければいいだけでなく、時間をかけて何をやるべきなのかという点もきっちり押さえておく必要がありますので、これらについて詳しく書いていきます。

本記事の内容

  • 公務員試験の勉強時間【一般的に言われる時間】
  • 県庁に合格した時に筆者の勉強時間
  • 要は時間をかけて何をやるべきか?【テキスト?問題集?】
  • 【補足】教養試験のみの職種(市役所や警察など)の対応について

 

なお、本記事を書いている僕は、ほぼ0から勉強を始めて国家1種1次を高得点で合格、県庁にも2位で合格していますので、記事内容の信頼性担保につながるかなと思っています。

公務員試験突破のための勉強時間は?

専門試験ありの場合、一般的に言われるのは1000〜1500時間(1日3〜4時間で丸1年)

専門試験ありのところ、例えば、地方上級や国家公務員一般職の合格に必要な数字として言われるのが、計1000〜1500時間(1日3〜4時間やったとして丸1年)という数字です。

 

この数字はアテになる?

一つの目安にはなると思います。

完全に0(専門試験知識0、教養もほとんど高校までの知識を忘れた)からスタートした場合でも、十分に合格可能でしょう。

 

結局その人次第のところがある

法学部や経済学部出身者であれば、関連科目の勉強が省けたり、理解が早いので勉強時間が短くて済んだりするでしょう。

 

その上、教養試験にアドバンテージのある国立大出身者であれば、短期(例えば3ヶ月など)で合格することも十分可能であると思います。

→結構詰めてやる感じになるとは思いますが。

 

教養試験のみであればもっと時間は短縮できる(→500~1000時間)

市役所の場合、教養試験のみというところも多いです。(警察や消防も同様)

この場合、専門試験があるところに比べて勉強時間は圧倒的に短くて済みます。

 

こちらの場合に言われる勉強時間は、500~1000時間程度といったところですね。

 

ただ、教養のみの場合は、センター試験時の能力に強く依存しますので、旧帝大とか上位国立大なら1ヶ月とかで楽に受かってしまう方もいるでしょう。

 

専門試験がある場合だと、国立出身者が圧倒的優位とまで言い切れないですが、教養試験のみの場合は私立大専願者と国立大の人では正直スタートラインでかなりの差があります。

 

つまり教養のみの試験の場合、個人の状況でかなり勉強時間が異なると言えます。

 

早めにやって損はしない

何事もそうですが、早めにスタートして損をすることはありません。

早めに合格ラインに乗ってしまえばその分精神的ゆとりを持てます。

 

また、早い段階で面接対策を始めることもできるでしょう(実際には1次合格後で間に合いますし、僕は1次合格までに何もしてませんが)

 

特に独学を考えている方は早めのスタートをオススメします。

途中でやっぱり厳しいとなった時に予備校にシフトすることも可能です。

 

僕はどれくらいの時間勉強したか

トータル2200〜2700時間程度勉強した

僕の場合、大学3年の4月に予備校のLECに入って勉強しましたので、期間は1年と3ヶ月弱くらい勉強しています。

 

だらけて何もしない日もあったり、終盤は10時間以上勉強する日もあったりで、1日の平均勉強時間はよく分からないのですが、感覚としてはだいたい5〜6時間くらいだったように思います。

 

これをベースに計算すると、トータル2200〜2700時間くらい(予備校の講義を含む)の勉強時間ですね。

 

僕の経験に当てはめると、これだけ勉強すれば、私立文系かつ全く公務員試験に関係の無い学部で完全に0から勉強をスタートをしても、国家1種や地方上級の1次はかなり上位で突破できると言えます。

 

そこまでやらなくても筆記は受かります

もちろん、単に筆記突破をするということで考えた場合に2000時間以上もやる必要はありません。

教養で6割、専門で7割というのが1次突破のラインであり、トータル8割とか9割とかを狙う必要はないわけです。

 

実際、僕も1月くらいの段階で筆記は余裕で通る確信がありましたが、出来るだけ高得点を取るべく試験本番(6月)まで勉強を続けたというのが実態です。

→大学2年の段階で「県庁しかない!」と決めていて、民間も含めて併願をするつもりが全くなかったため、絶対落ちないよう万全を期した(筆記はできるだけ点数を取ろうとしていた)結果として上のような時間になったということです。

 

余談

一方、それくらいの覚悟で勉強に取り組んでも損はしません。

たかが公務員試験と言えばそれまでですが、自分で大きな目標を立ててやり遂げたという、生涯に残るかけがえのない自信がつきます。

 

僕自身、単願という追い込んだ状況で、県庁最終合格(しかも2位で)という目標を達成でき、かなりの倍率である国家1種の1次も通ったということもあって「今後もいざとなれば何でも出来るだろう」という自信を得ることができました。

 

これは県庁生活で非常に役に立ったところがあります。

折角の機会なので、首席で合格するんだ!くらいの気合いで取り組んでみるのも一つの良い経験になるかもしれません。

時間をかけてやるべきことは問題集の繰り返し!

公務員試験の本質は問題集の繰り返しが全て

「勉強時間の大半は具体的に何をやるべきなのか?」

勉強時間うんぬんよりも重要なのはこの点です。

 

結論としては、

徹底的に問題集を繰り返すこと

です。

 

公務員試験は結局これに尽きます。

テキストを何回も読み込んでも無意味です。(テキストはあくまで、最初に問題集を解く際の理解を助けるために読むものです)

 

僕の場合、主要科目である「憲法・民法・行政法・経済原論・数的処理」の問題集は4〜5回繰り返しました。

5択のうち、他の4択が何故間違いの選択肢なのかをきっちり説明出来るレベルになるようにしています。

 

その他の科目は、配点に応じ、3回解いたものもありますし(財政学など)、1〜2回くらいしか解かなかったものもあります。

 

僕は予備校に通ったわけですが、テキストは、予備校で講義を受けている時と、その後帰りの電車の中で復習として拾い読みするくらいにしか使っていません。

その後はひたすら問題集です。

 

つまり、解説付きの問題集などで理解できるなら、予備校に行かずともそれを繰り返せば十分合格できるということです。

→ネット上でも独学の合格者の体験談を多く見ることができますが、皆さんとにかく問題集を繰り返すことに力点を置いているという大きな共通点があります。

 

なぜ予備校に行くのか?

じゃあ予備校行く必要ないじゃんと思った方もいるかもしれませんが、予備校には「解説を聞くことで問題集が解きやすくなる」ということ以外にも多くのメリットがあります。

例えば、

  • 勉強せざるを得ない環境になる(人(=講師)・時間・場所を変えられる)
  • 問題集・参考書を選ぶ時間の大幅省略が出来る
  • 戦略や戦術が教えてもらえる(どの科目から優先的に解いていくか、何回問題集を繰り返すかなど)
  • 面接対策(模擬面接)ができる
    →これは見落としがちですが非常に重要です。面接の配点は非常に高く、試験の合否を握ります。一方、独学者が模擬面接対策だけを予備校でやろうとしても受けることができないケースがほとんどです。

 

特に赤字で書いた、環境を構築できることが最も重要で、圧倒的な効果を持っています。

(人の意思力は本当にもろいですから、「自力」で習慣化してやっていくというのは非常な困難を要します)

 

↓なお、大手予備校の費用や特徴比較、予備校のメリットやデメリット解説などは以下でまとめていますので気になる方はご覧ください。

【公務員予備校まとめ】試験種類別の費用比較、通うメリット、おすすめの選び方など、これを見れば完璧!

2018年10月15日

 

僕の勉強の具体的な流れ

ちなみに、僕がやっていた勉強の具体的な流れは以下の通りです。

  1. 予備校で参考書に基づき講義を受ける
  2. 家に帰り(もしくは帰りの電車内で)、講師が重要と言ったポイントのみ参考書に目を通して復習
  3. 講義に対応する部分の問題集を解く
  4. 1〜3を繰り返し、1つの科目(例えば憲法)の講義が完全に終了したら(この時点で問題集も1周していることになる)、以降は問題集のみを繰り返す

※予習は一切せず

なお、予備校で貰った講義用のテキストと問題集以外は何も買っていません。(集中こそが成果を出す基本です)

 

僕の失敗談共有【周りを気にするとロクなことがない】

ここで、僕の失敗談を紹介します。

 

僕にとっての最も大きな失敗は、勉強の途中に他の方の勉強法が気になり、それをネットなどで見たりしたこと(合格体験記などを読むのも同様)でした。

 

「憲法の○○という本は当然抑えておくべき」とかいう話を見つけたりして、ヤバい、この勉強のやり方じゃまだまだ足りないのかもしれないとか焦ったりしていました。

 

結果的には予備校で貰った問題集をやり続けるだけで余裕で合格できたので、本当に無意味な(というか不安に思うだけマイナスの)時間でしたね。

 

予備校でも独学でも、最初にきちんと戦略(取り組む参考書や問題集、問題集をどの順番でやるかなど)を決めたなら、他の意見には惑わされずに一点集中で取り組むようにしましょう。

 

ただ、だからこそ最初の戦略を間違うとどうしようもありません。

このリスクを回避できるのは予備校ですが、独学の場合もきちんと合格した方(しかも余裕で合格している方)から戦略を学び、方向性がズレないようにしましょう。

【補足】教養試験のみの場合の勉強法

ここまで書いてきたことは県庁(=専門試験あり)の話がベースになっていますが、教養試験のみのところ(市役所や公安職など)でも全く同じです。

 

やはり問題集の繰り返しが肝になります。

 

一方、勉強時間のところで書いた通り、特に国立大の方などは結構筆記は突破しやすかったりします。

 

そのため、専門試験ありのところに比べ、独学をチョイスしようとする方がより多くなると思います。

 

その選択ももちろんありなのですが、先ほど「なぜ予備校に行くのか」というところの中で、

  • 面接対策(模擬面接)ができる
    →これは見落としがちですが非常に重要です。面接の配点は非常に高く、試験の合否を握ります。一方、独学者が模擬面接対策だけを予備校でやろうとしても受けることができないケースがほとんどです。

というものを取り上げました。

 

教養試験のみのところは、筆記が簡単な分、特に面接重視のところが多いです。

以下の記事で詳しく書いていますので、こちらを参照の上で、予備校か独学かを決めることをおすすめします。

【公務員試験】面接対策だけを予備校で受けることはできない【要注意】

2019年3月21日

 

まとめ

  • 地方上級・国家公務員(一般職)を受ける場合、合計1000〜1500時間(1日3〜4時間で丸1年)の勉強時間というのが一つの目安(→0から勉強を始めたとして十分に合格可)
  • 教養試験のみの市役所や警察、消防などの場合500〜1000時間が目安
  • 時間うんぬんよりも、どれだけ問題集を繰り返したかがポイント。
  • 専門試験があるところの場合、「憲法、民法、行政法、経済原論、数的処理」は3回問題集を解くと合格がグッと近づきます。
  • 一方で、公務員試験では面接の配点が非常に大きいこともしっかり頭に入れておくべし(その点も踏まえて独学か予備校かをチョイスすべき)

以上です。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>公務員試験対策(筆記・面接)を網羅的にまとめた記事はこちら!

【公務員試験(筆記・面接)対策まとめ】上位合格の元県庁職員が徹底解説!

2018年12月23日