【国税専門官】予備校のおすすめは?費用や特徴を元公務員が徹底比較!

こんにちは、元公務員のシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、国税専門官を目指す方向けに、公務員予備校の徹底比較を行いました。

 

僕自身も予備校に通ったことで、模試では関東2位、県庁には2位で最終合格、国家総合職・一般職の1次試験はともに合格最低点を大幅に上回って合格しています。

そうした自身の目線も活かしつつ、パンフレットの分析や予備校への問い合わせをしながらまとめてみました。

 

高卒区分で合格を目指す方は以下リンクをご覧ください。

【高卒国家公務員】予備校のおすすめは?費用や特徴を元公務員が徹底比較。

2018年12月16日

 

公務員予備校(国税専門官コース)の費用と特徴

以下の通り、大手公務員予備校(5校)に関して、国税専門官のスタンダードコース(特有の科目である商法と会計学がフォローされる)を比較しました。

  費用 特徴
TAC

【簿記の知識がない人用のコース(簿記入門講座あり)】

  • 354,000円(通学(生講義orDVDブース))
  • 357,000円(Web通信)

【日商簿記3級程度の知識がある人用のコース】

  • 339,000円(通学(生講義orDVDブース))
  • 342,000円(Web通信)

大学生協で申込むと5%(約1万7千円)割引、無料講座説明会参加で1万円割引
(→2つの割引を併用可能)

  • 国税専門官756名の最終合格者、3位合格者も輩出(2018年度)
  • 模擬面接、模擬集団討論無制限
  • 全国35校舎(直営校22、提携校13)
LEC
  • 320,000円(通学(生講義orWebブース))
  • 310,000円(Web通信)

大学生協などの代理店で申込むと1万円割引、無料講座説明会参加で1万円割引
(→2つの割引を併用可能)

  • 2位合格者輩出(2018年度)
  • 模擬面接、模擬集団討論無制限
  • 遠方に住む方のために、Web模擬面接も実施
  • 通学の場合、Webフォローが標準装備
  • 全国58校舎(本校28、提携校30)
資格の大原
  • 365,000円(通学(生講義orVODブース))
  • 345,000円(Web通信)

大学生協などの代理店で申込むと5%(約1万7千円)割引

  • 行政事務系採用試験(国税・国家・地方上級・市役所など)合計1,161名の最終合格者実績(2017年度)
  • 模擬面接無制限
  • 通学の場合、Webフォローが標準装備
  • 全国45校舎
クレアール
  • 250,000円(Web通信)

実質価格としては以下例のように割引価格が適用される仕組み。

例)2019年1~4月申込の場合、1月割引価格175,000円、2月割引価格180,000円、3月割引価格185,000円

  • Web通信のみ
  • 費用が安い
  • 模擬面接無制限だが、水道橋校のみで実施
  • 遠方に住む方のために、電話による模擬面接も実施
資格スクール 大栄
  • 447,400円(通学(生講義orPCブース))
  • 448,480円(Web通信)

左のリンクから無料資料請求すると1万5千円割引クーポンが貰える

  • 集団面接や論文添削の集合セミナーがカリキュラムに含まれるなど、2次対策に力を入れている
  • 国家総合職・地方上級の併願も視野に入れたコース
  • 全国100校舎以上

 

補足

  • それぞれ国税専門官・財務専門官スタンダードコースの金額(税込・入学金込)を掲載しています(2019.3月時点)
  • 割引に関してはオーソドックスなものを記載しています。
    予備校によっては、早割、他予備校からの編入割引、離職者割引、学卒未就労者割引などが存在しますので、お得な割引を逃さないためにも必ずパンフレットを確認するのがオススメです。

 

それぞれの予備校について詳しく見ていこう

5校(①TAC、②LEC、③大原、④クレアール、⑤大栄)について以下で詳しく見ていきます。

①TAC

メリット デメリット
  • 模擬面接、模擬集団討論無制限
    (直営校で実施)
  • 大卒者試験に自信あり、合格者実績(総数・上位合格者とも)十分
  • 通学でWebフォローを希望する場合に追加費用発生

 

模擬面接無制限

模擬面接や模擬集団討論が無制限で受けられます。

国税専門官試験における面接の重要性は高いため、この点は非常に大きなポイントです。

シュン
国税専門官は、1次筆記を突破したとしても、そこから最終合格に至るまでに半数近くの人が落ちます

(→2018年度は、申込者15,584人のうち6,075人が1次突破、最終合格者は3,479人

 

面接の配点比率は2/9と、地方上級などと比べれば低いのですが、それでも上記の結果を見れば決して油断ができないことが分かります。

ちなみに下位合格の場合、最終合格しても採用してもらえない、いわゆる採用漏れがありますので、それなりの順位で突破しておくためにも面接はおろそかにできません。

 

大卒レベル試験に自信あり、実績も十分

TACはパンフレットにでかでかと「大卒レベル試験に強い」と書いてアピールをしており、その自信が伺えます。

 

実際に合格者実績も素晴らしく、以下の通りの成果を出しています。

  • 国税専門官756名の最終合格者実績(2018年度)

→2017年度の最終合格者は3,479名のため、合格者の約22%がTAC生ということになります。

 

また、上位合格者としても3位合格者を輩出しています。

 

量・質共に非常に高レベルの実績ですね。

 

通学の方がWebフォローを受けたい場合、追加費用が発生してしまう

通学(教室講座もしくは個別ブースでのDVD講座)の方で、予定等があって通えない時に備えてWebでも講義を見たい場合、追加で費用を払う必要(プラス31,000円)があります。

 

LECや大原では通学者のWebフォローが標準なので、その点はデメリットですね。

 

TACの無料パンフレット請求リンクは以下です

 

②LEC

メリット デメリット
  • 模擬面接、模擬集団討論無制限(本校で実施)
  • 本校が無い地域の在住者は、Webで模擬面接が受けられる
  • 通学の場合、Webフォローが標準装備
  • 上位合格者輩出
  • 特になし

 

模擬面接無制限。本校が無い地域の場合はWebで模擬面接を受けられる!

TACと同様に、模擬面接や模擬集団討論を無制限で受けることができます。

 

特徴的なのは、本校が無いところに住んでいる場合、Webでも模擬面接が受けられるということですね。

これは非常に画期的な仕組みです。

 

通学の場合、Webフォローが標準装備

通学コースを選んだ場合、どうしても都合が悪くて講義に出れないといった際にはWebでも講義を見ることができます。(追加料金はありません)

 

上位合格者多数

LECは最終合格者数を、あえて(?)公開していません。

一方、上位合格者については公表しており、国税専門官では2位合格者を輩出(2018年度)しています。

 

上位合格者を輩出していることから、総数としてもそれなりの数を出していることが想定されます。

 

LECの無料パンフレット請求リンクは以下です

 

③大原

メリット デメリット
  • 模擬面接無制限
  • 追加費用(25分3000円)を払いWeb(スカイプ)で面接指導を受けられるサービスもあり
  • 通学の場合、Webフォローが標準装備
  • 合格者実績公開
  • 特になし

 

模擬面接無制限。追加費用はかかるがWeb面接指導もあり

TAC、LECと同様、模擬面接は無制限です。

 

なお、追加費用(25分3000円)を払えばWeb(スカイプ)で面接指導を受けられるサービスもあります。

無料で対応してくれるLECに比べれば劣りますが、それでもこうしたサービスがあるのは素晴らしいと思います。

 

通学の場合、Webフォローが標準装備

LECと同様、通学コースを選んだ場合、どうしても都合が悪くて講義に出れないといった際はWebで講義を見ることができます。(追加料金無し)

 

合格者実績を公開

国税専門官に限定した合格者数は不明ですが、「行政事務系採用試験(国家・地方上級・市役所など)」で合計1,161名(2017年度)の最終合格者実績を出しています。

 

パンフレットでは、合格者が写真つきで公開されているのですが、国税専門官の合格者もかなりの人数がいることが分かります。

 

大原の無料パンフレット請求リンクは以下です

 

④クレアール

メリット デメリット
  • とにかく費用が安い
  • 申込時に追加で3万円の費用を払うことで、不合格時には翌年無料で受講できる安心保証プランあり(その年に合格できた場合は返金)

  • 模擬面接は無制限だが、水道橋校のみでの実施(なお、電話による模擬面接は可能)
  • 通信講座しかないため、予備校に通うことで物理環境を変えたいという人にとっては不適

 

費用が安い

クレアールの講義はWeb通信に特化しています。

そのため、費用が安いというのが大きなポイントです。

今回比較した予備校の中では圧倒的最安値ですね。

 

安心保証プランあり

申込時に追加で費用(3万円)を支払うと、仮に目標とする年度の試験に不合格だった場合でも、翌年の講義を無料で受けることができます。

  • プランをつけず不合格だった場合:初年受講料19万円+翌年受講料19万円=38万円
  • プランをつけて不合格だった場合:初年受講料19万円+保証プラン3万円=22万円で2年間の受講可

 

なお、初年に受かれば3万円は返金されるため、つけておいても損はないかなと思います。(絶対受かるために退路を断つという意味で敢えてつけないという考え方もあると思いますが)

 

通信しかないのがデメリットでもある

通信に特化している分、予備校の物理環境を使えないのはデメリットです。

 

例えば僕の場合、県庁を受ける際にLECの通学DVDコースを取っていました。

生講義は一度も受けたことがありませんので、実質的には通信と全く同じです。

ただ、講義の度に通学し、個別ブースで講義を受ける仕組みでしたので、物理環境を変えることによって集中することが出来ていました。

 

勉強慣れしていない人の場合、物理的な環境面の整備は非常に重要ですので、通信を選ぶのであればその点をよく検討する必要があります。

(図書館にPCを持ち込んで受講するといった工夫をするなど)

 

模擬面接は無制限だが水道橋校のみ

模擬面接は無制限なのですが、水道橋校に行かなければ受けられないという点はデメリットですね。

 

遠方の方のために電話での模擬面接が用意されているのですが、面接は見た目や身振り手振りといった要素が非常に重要であるため、その点どうなのかなとは思います。

 

水道橋校に行けない方であれば、ジョブカフェや大学の就職課などを活用して模擬面接を行うといった対応をしていく必要があるでしょう。

 

クレアールの無料パンフレット請求リンクは以下です

 

⑤大栄

メリット デメリット
  • 集合セミナーを実施するなど2次試験対策が充実
  • 国家総合・一般職や地方上級も狙える
  • 全国100校以上に拠点がある
  • 費用が高い

 

2次試験対策が充実

カリキュラムの中では、集団面接や論文添削に関する集合セミナーが6回分予定されています。

全国主要拠点校で実施→遠方で参加できない場合、各校でカウンセリング形式にて個別講義を実施)

 

集合セミナーの形式を取って面接対策を行うのは大栄だけです。

 

パンフレットにも2次試験対策を重視していることが大きく書いてあり、この点は面接に不安がある方にとって非常に心強い材料だと言えるでしょう。

 

国家総合・一般職や地方上級なども狙える

大栄は国税専門官のスタンダードコースが存在しません。

「公務員上級講座」という国家総合・一般職や地方上級も狙えるコースを受講することになります。

 

大原のところでも書きましたが、他の予備校でも国税専門官と国家一般・地方上級を併願できるコースは存在する(費用は若干上乗せになる)ため、大きなメリットというわけではありません。

→ただ、大栄の大卒者用コースは「公務員上級講座」しか存在しないため、他と比べて非常にシンプルであり、併願の幅も大きいです。

 

全国100以上の拠点あり

今回比較している予備校の中では最も多い拠点数を誇ります。

 

費用が高い

今回比較している予備校の中では最も高額です。

2次対策の手厚さと、先ほど書いた通りコースが「公務員上級講座」として各試験を網羅しているという点が影響していると考えられます。

 

大栄の無料パンフレット請求リンクは以下です

 

公務員予備校の選び方

直感で選ぶ

予備校ごとに色々と特徴はありますが、どこに通った場合でも、きちんと集中して学ぶことができれば1次試験は必ず突破できます。

条件面以上に、選んだ予備校を信頼し、他の余計な情報を断ち切って集中して学べるかという点が重要だと言えます。

 

そのためには、予備校との相性、つまり直感的な要素がとても大切になります。

 

この相性を見極めるためにオススメなのは、片っ端からパンフレットを請求して見比べることです。

当たり前ですが、予備校ごとにパンフレットの作りは全く違います。

まさに予備校ごとの性格が出ています。

 

それぞれのパンフレットを見比べてみて、ここは良さそうだな、ここは向いてなさそうだなと思ったのであれば、その感覚を大切にして選ぶのがオススメ(僕もこの方法で決めて間違いありませんでした)です。

 

※各予備校の無料パンフレット請求用リンクは以下です。

TACLEC公務員【資格の大原】クレアール大栄

 

体験講座や無料相談会へ参加して選ぶ

各予備校とも体験講座や無料相談会を開催しています。

百聞は一見にしかずという言葉がある通り、経験に勝るものはありません。

 

僕自身はパンフレットを見て直感で決めたため、体験講座には行きませんでしたが、万全を期したいのであれば体験講座や無料相談会へ行ってみて選ぶことをオススメします。

(→体験講座や無料相談会などの案内は、パンフレットに掲載されています)

 

なお以下の通り、読者さんが実際に無料相談会に行って予備校を比較した結果をご報告してくれました。

このように、行ってみたからこそ分かる情報があるということは押さえておきたいですね。

※読者さんの印象に引っ張られてしまう可能性があるため、予備校名にはモザイクをかけています

 

面接対策の実施箇所をよく確認する

国税専門官としての採用を勝ち取る上で、面接は非常に重要なポイントです。

 

国税専門官は、1次筆記を突破したとしても、そこから最終合格に至るまで半数近くの人が落ちます

(2018年度は、申込者15,584人のうち6,075人が1次突破、最終合格者は3,479人

 

面接の配点比率は2/9であり、面接の配点が目立って大きいわけではありませんが、1次突破から最終合格に至るまでに半数近くの受験生が落とされているという事実を踏まえれば、筆記でそこそこの点数を取っていても十分逆転される可能性があると言えます。

 

また、下位合格の場合は、最終合格しても採用してもらえない、いわゆる採用漏れがありますので、それなりの順位で突破しておくことも必要です。

そうした観点からも面接で手を抜くわけにはいきません。

 

よって、面接対策は採用内定を分ける非常に重要なポイントだと言えます。

 

面接対策の肝は模擬面接、つまり実際に相手を置いて練習することですが、各予備校とも、模擬面接はそれなりに大きな都市の校舎に限って実施しているケースが多く、地方の提携校では模擬面接を受けられないケースが多いです。

 

都内の人などであれば問題はありませんが、地方在住の方は、模擬面接を受ける場合はどの校舎に通う必要があるかといった点を必ず押さえておく必要があります。

 

クレアール(模擬面接は水道橋校のみ)を選ぶ場合、費用が安く済む分、面接対策はジョブカフェなどで補うといった判断もありだと思います。

 

しかし、模擬面接が無制限の予備校にしたのにもかかわらず、模擬面接を受けないというのはあまりにももったいないです。

 

費用が高いと思われる方へ

費用の安い単価講座も設置されています

だいたいどの予備校においても単価講座(数的処理だけとか、商法・会計学パックのみとか)が設置されています。

 

価格も数万円〜10万円程度に落ちますので、配点の高いところだけピンポイントで受講したいという場合、単価講座を検討するのもアリでしょう。

 

国税専門官に受かれば1年目のボーナスで余裕で回収できます

大卒の国税専門官の場合、初年のボーナスは約70万円が貰えます。

つまり、どの予備校に通ったとしても、その費用は公務員1年目で軽く回収できるということです。

 

どんな物事もそうですが、環境を変え、既に結果を成し遂げている人に直接習うのが成功するための最短最速の方法です。

 

費用対効果を考えた際に、このように長期で物事を見る観点は非常に重要です。

 

おわりに

色々と比較をしておいてなんですが、やはり最後は相性です。

 

ここなら信頼して任せられる!というところを見つけさえすれば、あとは余計な情報を遮断し、その予備校のテキスト・問題集や面接対策に集中して学べば合格できます。

 

上の比較情報は一つの参考としていただき、最後はパンフレットを眺めたり、実際に予備校に行ってみての直感的要素を大切にして決めていただければと思います。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>予備校のメリットや予備校に通った際の勉強の仕方などが気になる方はこちらの記事もご覧ください。

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2018年10月15日