【世界長者番付の国別人数推移】大富豪は米国に集中、中国台頭。庶民との格差は圧倒的に広がった!

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、経済誌フォーブスの世界長者番付がテーマです。

世界の大富豪の国別人数推移をベースにして、世界の富の移り変わりを見ていきます。

 

本記事の内容

  • 【2010年】世界長者番付トップ500の国別人数
  • 【2015年】世界長者番付トップ500の国別人数
  • 【2019年】世界長者番付トップ500の国別人数
  • 考察

【2010年】世界長者番付トップ500の国別人数

まず2010年の世界長者番付トップ500の国別人数です。

トップ500のうち、トップ100の人数は( )、トップ10の人数は【 】で書いてあります。

国名(アルファベット順) 人数(うちトップ100の人数)【うちトップ10の人数】
アルゼンチン 1
オーストラリア 7
オーストリア 3
ベルギー 2
ブラジル 14(3)【1】
カナダ 15(2)
チリ 4(2)
中国 24
コロンビア 2
チェコ 1(1)
デンマーク 1
エジプト 3
フランス 10(5)【1】
ドイツ 35(5)【1】
ギリシャ 2
香港 16(3)
インド 25(9)【2】
インドネシア 4
アイルランド 4
イスラエル 7
イタリア 9(3)
日本 12(2)
柳井正(89位、ユニクロ)
佐治信忠(93位、サントリー)
森章(117位、森トラスト)
孫正義(127位、ソフトバンク)
毒島邦雄(143位、三共)
三木谷浩史(167位、楽天)
山内溥(201位、任天堂)
糸山英太郎(277位、元国会議員)
滝崎武光(307位、キーエンス)
三木正浩(437位、ABCマート)
永守重信(488位、日本電産)
高原慶一朗(488位、ユニ・チャーム)
カザフスタン 2
クウェート 1(1)
レバノン 2
マレーシア 6(2)
メキシコ 5(4)【1】
オランダ 3
ニュージーランド 2
ナイジェリア 1
ノルウェー 2
フィリピン 1
ポーランド 2
ポルトガル 1
ルーマニア 1
ロシア 34(14)
サウジアラビア 8(3)
シンガポール 2
南アフリカ 3
韓国 2(1)
スペイン 6(1)【1】
スワジランド 1
スウェーデン 7(4)
スイス 8(1)
台湾 7
タイ 3
トルコ 8
ウクライナ 3
UAE 3
イギリス 14(2)
アメリカ 194(33)【3】
ベネズエラ 2

※1位=535億ドル(メキシコ、カルロス・スリム氏)、488位=20億ドル

データ参照元:フォーブス(以下同じ)

【2015年】世界長者番付トップ500の国別人数

続いて、2015年の長者番付トップ500の国別人数です。

2010年比も掲載しています。(特に目立つ増減は赤字にしています

国名(アルファベット順) 人数(うちトップ100の人数)【うちトップ10の人数】 2010比増減
アルゼンチン 1 ▲1
オーストラリア 6(1) ▲1(+1)
オーストリア 3 増減なし
ベルギー 1 ▲1
ブラジル 10(3) ▲4(増減なし)【▲1】
カナダ 11(1) ▲4(▲1)
チリ 2(1) ▲2(▲1)
中国 35(6) +11(+6)
コロンビア 1(1) ▲1(+1)
キプロス 1 +1
チェコ 1 増減なし(▲1)
デンマーク 4 +3
エジプト 2 ▲1
フィンランド 1 +1
フランス 16(5)【1】 +6(増減なし)【増減なし】
ジョージア 1 +1
ドイツ 36(8) +1(+3)【▲1】
香港 16(5) 増減なし(+2)
インド 22(5) ▲3(▲4)【▲2】
インドネシア 4 増減なし
アイルランド 2(1) ▲2(+1)
イスラエル 7 増減なし
イタリア 10(3) ▲1(増減なし)
日本 8(2)
柳井正(41位、ユニクロ)
孫正義(75位、ソフトバンク)
三木谷浩史(151位、楽天)
滝崎武光(174位、キーエンス)
高原慶一朗(265位、ユニ・チャーム)
毒島邦雄(360位、三共)

韓昌祐(393位、マルハン)
森章(462位、森トラスト)
▲4(増減なし)
マレーシア 5 ▲1(▲2)
メキシコ 8(2)【1】 +3(▲2)【増減なし】
モナコ 1 +1
オランダ 2 ▲1
ニュージーランド 1 ▲1
ナイジェリア 2(1) +1(+1)
ノルウェー 2 増減なし
フィリピン 7(1) +6(+1)
ポーランド 1 ▲1
ポルトガル 1 増減なし
ロシア 30(6) ▲4(▲8)
サウジアラビア 4(1) ▲4(▲2)
シンガポール 4 +2
南アフリカ 3 増減なし
韓国 6 +4(▲1)
スペイン 5(1)【1】 ▲1(増減なし)【増減なし】
スワジランド 1 増減なし
スウェーデン 14(2) +7(▲2)
スイス 9 +1(▲1)
台湾 7 増減なし
タイ 4(2) +1(+2)
トルコ 1 ▲7
ウクライナ 1 ▲2
UAE 2 ▲1
イギリス 16(3) +2(+1)
アメリカ 173(41)【7】 ▲21(+8)【+4】
ベネズエラ 1 ▲1

※1位=792億ドル(アメリカ、ビル・ゲイツ氏)、497位=35億ドル

 

【2019年】世界長者番付トップ500の国別人数

続いて、2019年の長者番付トップ500の国別人数です。

2015年比も掲載しています。(特に目立つ増減は赤字にしています

国名(アルファベット順) 人数(うちトップ100の人数)【うちトップ10の人数】 2015比増減
オーストラリア 7(1) +1(増減なし)
オーストリア 3(1) 増減なし(+1)
ベルギー 1 増減なし
ブラジル 5(2) ▲5(▲1)
カナダ 9(1) ▲2(増減なし)
チリ 1(1) ▲1(増減なし)
中国 50(11) +15(+5)
コロンビア 1 増減なし(▲1)
キプロス 1 増減なし
チェコ 1(1) 増減なし(+1)
デンマーク 7 +3
エジプト 1 ▲1
フィンランド 1 増減なし
フランス 21(6)【1】 +5(+1)【増減なし】
ジョージア 1 増減なし
ドイツ 32(9) ▲4(+1)
香港 20(6) +4(+1)
インド 24(4) +2(▲1)
インドネシア 4(2) 増減なし(+2)
アイルランド 2(1) 増減なし
イスラエル 5 ▲2
イタリア 8(2) ▲2(▲1)
日本 9(3)
柳井正(41位、ユニクロ)
孫正義(43位、ソフトバンク)

滝崎武光(69位、キーエンス)
高原豪久(365位、ユニ・チャーム)
三木谷浩史(379位、楽天)
森章(394位、森トラスト)
重田康光(394位、光通信)
伊藤雅俊(478位、セブン&アイホールディングス)

永守重信(478位、日本電産)
+1(+1)
カザフスタン 1 +1
マレーシア 7 +2
メキシコ 8(1)【1】 増減なし(▲1)【増減なし】
オランダ 2(1) 増減なし(+1)
ニュージーランド 1 増減なし
ナイジェリア 2 増減なし(▲1)
ノルウェー 2 増減なし
ペルー 1 +1
フィリピン 4 ▲3(▲1)
ポルトガル 1 増減なし
ロシア 26(8) ▲4(+2)
シンガポール 5 +1
南アフリカ 2 ▲1
韓国 6(1) 増減なし(+1)
スペイン 2(1)【1】 ▲3(増減なし)【増減なし】
スワジランド 1 増減なし
スウェーデン 9(1) ▲5(▲1)
スイス 9 増減なし
台湾 2 ▲5
タイ 7(2) +3(増減なし)
ウクライナ 1 増減なし
UAE 2 増減なし
イギリス 14(1) ▲2(▲2)
アメリカ 173(32)【7】 増減なし(▲9)【増減なし】
ベトナム 1 +1

※1位=1310億ドル(アメリカ、ジェフ・ベゾス氏)、478位=41億ドル

考察

特に目立つポイント

以上大富豪の国別推移をまとめてきましたが、特に目立つ点を取り上げると以下の通りです。

  • アメリカは常に圧倒的だが伸びはない
    2010年のトップ500は194人→2015年は173人→2019年は173人
  • 一方で超大富豪【トップ10】はアメリカに集中
    2010年3人→2015年7人→2019年7人
  • 中国の台頭
    2010年のトップ500は24人→2015年は35人→2019年は50人
  • 東南アジアの台頭
    シンガポールの2010年トップ500は2人→2019年は5人
    タイの2010年トップ500は3人→2019年は7人
    フィリピンの2010年トップ500は1人→2019年は4人
    インドネシアの2010年トップ500は4人→2019年は4人
    マレーシアは2010年トップ500は6人→2019年は7人
  • トップ500の最下位の大幅底上げ:2010年20億ドル→2015年35億ドル→2019年41億ドル

 

GDP分析

トップ500の富豪が2019年に10人以上いる国および富豪の人数の伸びや下げが大きい国の名目GDP推移をまとめました。

  • 【世界計】2010年65.9兆ドル→2018年84.6兆ドル
  • 【アメリカ】2010年15.0兆ドル(トップ500は194人)→2019年21.3兆ドル(トップ500は173人)
  • 【中国】2010年6.1兆ドル(トップ500は24人)→2019年14.2兆ドル(トップ500は50人)
  • 【日本】2010年5.7兆ドル(トップ500は12人)→2019年5.2兆ドル(トップ500は9人)
  • 【ドイツ】2010年3.4兆ドル(トップ500は35人)→2019年4.0兆ドル(トップ500は32人)
  • 【インド】2010年1.7兆ドル(トップ500は25人)→2019年3.0兆ドル(トップ500は24人)
  • 【イギリス】2010年2.5兆ドル(トップ500は14人)→2019年2.8兆ドル(トップ500は14人)
  • 【フランス】2010年2.0兆ドル(トップ500は10人)→2019年2.4兆ドル(トップ500は21人)
  • 【ブラジル】2010年2.2兆ドル(トップ500は14人)→2019年2.0兆ドル(トップ500は5人)
  • 【カナダ】2010年1.6兆ドル(トップ500は15人)→2019年1.7兆ドル(トップ500は9人)
  • 【ロシア】2010年1.6兆ドル(トップ500は34人)→2019年1.6兆ドル(トップ500は26人)
  • 【トルコ】2010年7730億ドル(トップ500は8人)→2019年7060億ドル(トップ500は0人)
  • 【香港】2010年2290億ドル(トップ500は16人)→2019年→3820億ドル(トップ500は20人)
  • 【シンガポール】2010年3220億ドル(トップ500は2人)→2019年→5050億ドル(トップ500は5人)
  • 【タイ】2010年3400億ドル(トップ500は3人)→2019年→5170億ドル(トップ500は7人)
  • 【フィリピン】2010年2000億ドル(トップ500は1人)→2019年→3570億ドル(トップ500は4人)
  • 【インドネシア】2010年7550億ドル(トップ500は4人)→2019年→1.1兆ドル(トップ500は4人)
  • 【マレーシア】2010年2550億ドル(トップ500は6人)→2019年→3730億ドル(トップ500は7人)

 

ざっくりまとめ

世界全体の経済が成長している中で、そこに沿って経済成長している国の大富豪は多くなる傾向にあり、停滞している国の大富豪は少なくなる傾向にあるというシンプルな関係が導き出せるかなと思います。

 

また、2010年と2019年で世界のGDPは1.28倍増加しているのに対し、長者番付トップ500の中の最下位に当たる方の資産は20億ドルから41億ドルへと2.05倍増加しています。

さらに、1位の資産は535億ドルから1310億ドルへ2.5倍増です。

 

これはつまり、世界の富に対して富豪層の資産が占める割合が非常に大きくなっている、つまり、富豪層と一般層の格差が大きくなっていることを示していると言えるでしょう。

 

また今後の将来予測としては、人口の将来推計ベースで考えると、中国の伸び率は下がるもののまだ増、インドはおそらく大きく増、東南アジアも大きく増、少し遅れてアフリカが増加に転じる、アメリカは相対的に見て下がるといった点が予測できると思います。

 

おわりに

以上、世界長者番付上位人数の国別推移と、各国経済・世界経済の成長との関連性についてまとめてみました。

 

なお、日本の大富豪は世界3位のGDPの割には少ないですよね。(例えば、GDPが1/3以下のロシアが26人もいるのに、日本は9人)

これはまさに総中流というか、格差が広がっているとニュースなどで言われるものの、世界レベルで見るとかなり格差の少ない国だなというのが分かるかなと思います。(それがいいのか悪いのかは各々の考え方次第です)

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>日本の富豪トップ10の過去10年推移はこちら!

【世界長者番付の日本歴代トップ10】直近10年間をまとめました!

2019年7月5日