公務員と結婚するメリットとデメリット【旦那は元県庁、妻市役所】

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

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公務員と結婚したいと思っている人へ。

公務員と結婚したい人

公務員と結婚したい!やっぱり安定してるよね?給料とかお休みってどんな感じ?デメリットもあったりするの?

こういった疑問に公務員夫妻が答えます(僕は「元」公務員ですが)。

 

本記事の内容

  • 公務員と結婚するメリット
  • 公務員と結婚するデメリット
  • 元公務員の僕が考える、特に重要なメリットとデメリット

元公務員である僕と、現役市役所職員である妻の目線に加え、僕は県庁時代に銀行に出向していた経験があるため、民間との比較といった観点からも書いてみました。

公務員と結婚するメリット

給料の安定性

「安定」というのが公務員に対してよくあるイメージだと思いますが、まずは給料面の安定性について書いていきます。

 

結論として、間違いなく給料は安定しています。

 

完璧な年功序列であり、基本的に給料は毎年増え続けます。

(能力関係なく誰でもある程度のところ(課長補佐級)までは出世します)

 

なお、42歳で630万円くらいが平均的な地方公務員(行政職)の平均的な年収(手当・ボーナス込です)です。

年代別に見ると、20代後半では450〜500万円程度、30代では500〜600万程度、40代では600〜750万程度、50代では750〜800万程度といった感じです。

【地方公務員の給料】年収・ボーナス・退職金・生涯年収を全てまとめました。

2018年4月17日

 

なお、県庁とかそれなりに大きな市役所などであれば、50代中盤から後半で部長級(民間で言えば役員級)になれば1000万円を超えることもあります。

ただ、逆に言えば出世してもそんなもんです。

 

能力なくても800万、能力あっても1000万というのはある意味で公務員らしさというところだと思います。

 

なお、上で書いた金額は行政職(市役所や県庁で事務仕事をしている公務員)のものですが、警察官や消防士、教師なども公務員ですから同じように年功序列です。

以下の記事では、公務員のほぼ全職種の月収・年収・生涯年収などを網羅していますので、こちらも興味があれば別途ご覧ください。(多分日本一詳しいです)

【公務員の給料完全まとめ】年齢別給与・ボーナス・年収などを職種別にまとめました。公務員の給料はこれで全てが分かります!

2019年1月9日

 

雇用の安定性

雇用面も安定しています。

要はクビにならないという話です。

 

このご時世、どんな大企業ですらいつ業績が悪化してクビが飛ぶか分かりませんが、公務員はクビになりません。

 

重大な犯罪(薬をやったとか、横領したとか)をおかせばクビになりますが、単純に能力が低いということでクビになることは基本的にありません。

→制度的には分限免職という、要は「公務員としての能力がないからクビです」というものがあることはあるのですが、まず適用されません。

 

シュン
ちなみに盗撮犯でも普通に復帰できます。(まぁ結婚相手が盗撮したら復帰以前に離婚問題になると思いますが)

 

信用の高さ

公務員の信用力は抜群です。

ローンを組む時にはめちゃくちゃ強いです。

銀行に出向していた時に銀行員の方からも言われましたが、公務員の場合なら最優遇クラスのレート(金利)でお金を借りることができます。

 

ただ、低金利の現状、例えば持ち家を買うためにお金を借りるという話であれば、ここは大したメリットにならないですね。

 

不動産投資をしたい方であれば、そのメリットを十分に享受できると思いますが、かなり少数派だと思います。

 

土日祝日が休み、夏期休暇や正月休みも充実

忙しい部署であれば土日出勤(特に手当も出ないただのサービス出勤)もあったりしますが、全体的に見れば土日祝日は基本的に休めます。

 

なお、土日と有給休暇以外では、7〜9月の夏季休暇(好きなタイミングで計5日間取れるというところが多い)、正月休み(12/29〜1/3)が取得できます。

→お盆休みというのは特にないですが、夏期休暇をお盆にあてればお盆に休めます

 

なお、有給休暇は平均的に10日前後の取得といったところです。

有給の取得については、その人の性格と部署の忙しさによります。

暇なところ(例えば県庁なら出先機関)であれば20日とか全然取れます。→面倒な上司に気さえつかわなければ(笑)

 

育児休暇など育児をサポートするための制度が手厚い

公務員は子育てに関する制度が充実しています。

大げさでもなんでもなく、子育てに力を入れたい女性にとっては最上級の職場であると言っていいと思います。

 

育児休暇なら最長3年取れます。(民間は原則1年→保育園が見つからないといったケースで2年)

女性の育休取得率はほぼ100%ですし、多くの人が1年以上休みます。

シュン
なお民間も法律上育休を与えるのは雇用者の義務です。希望者に取らせなければ違法です。とは言え、実際問題としてはほとんど取得できなかったり、退職せざるを得なかったりするところが多い(特に中小企業)のも実情です。

 

育児休暇明けの短時間勤務も希望すれば間違いなく取れますし、さらに、異動時に育児に専念したい旨を強く申し出れば配慮される傾向(要は、そんな忙しくない部署に異動できる)にあります。

 

なお上記は、実質的には男性目線から見たメリット(女性公務員と結婚する場合のメリット)になるかなと思います。(そういう考えは古いっちゃ古いわけですが)

 

ただ、男性公務員にも同様の制度がありますから、バリバリ働きたい女性が、男性公務員と結婚して、上記制度を活用してもらって育児に専念してもらうのもありでしょう。

(実態として男性の育休取得は公務員においてもまだまだ少ないのですが、結局人によります。休む気満々ならいくらでも休めます→出世はしませんが)

公務員と結婚するデメリット

安定しているが、一方で突き抜けることもできない

仮に職員3000人のお役所で、50代の人数が800人いたとします。

このうち部長(要は民間の役員クラス)になれるのは数名です。

つまり、部長になる人は圧倒的な出世組です。

 

しかし、年収はせいぜい1000万〜1200万円ほどです。

メリットのところで書いた通り、50代の平均年収は750〜800万程度ですので、要は平均的な人たちと比べてそこまで大きな差が出ません。

 

のぼり詰めてもこんなもんだということです。

民間の場合なら、この職員規模の企業で役員クラスになれば数千万円以上貰っていてもおかしくありません

 

つまり、圧倒的な勝ち組になれるチャンスは公務員にはありません。

官僚で事務次官級になる人であれば、その後も天下りなどでそれこそ生涯年収ベースで6億〜7億というのもあり得ますが、こういう人は本当に一握り中の一握りです。

 

例えば旦那に半端なく稼いでもらって超リッチな生活をしたいとかいうのを夢見ているとすれば、まず無理です。

→無理ですが、どこで折り合いをつけるかですね。マイホーム買ってたまに旅行に行って楽しく暮らすみたいなのが夢であれば十分達成できます。

 

意外に残業が多い(その割に残業代は全然つかない)

公務員=定時帰りのイメージがあると思いますが、それはマスコミなどによって植えつけられたものにすぎず、完全に幻想です。

定時帰りができるのは一部の部署に限られます。

公務員は残業なし?定時帰りは伝説、サービス残業は覚悟せよ

2018年2月12日

 

しかも、残業代がつかないサービス残業が非常に多いです。

 

残業代は各課ごとに予算として配分されるのですが、予算が潤沢な自治体ならともかく、財政の苦しい多くの自治体では残業代予算がどんどん削られているからです。

(たくさん仕事したから追加で残業代予算を配分してくださいというのは、余程の緊急事態でも起こらない限り絶対にあり得ません)

 

例えば、定時17時のところ、平均で19時くらいに帰っていますというのは、別に忙しくない部署であっても普通にあることですが、こういう場合の残業代はほとんどつかないです。

→理屈上は7〜8万円出ても良いはずですが、多分1〜2万円程度でしょう。(2時間程度の残業を残業としてつけるなって上司もいたりします)

 

忙しい部署ほど残業代は高くなる(予算の配分が大きめであるため)傾向にありますが、むしろ割に合わないケースのほうが多いですね。

→僕の場合だと、月150時間以上残業やって、残業代が3万だか4万円だった経験があります笑。

シュン
一方、「人事異動時の人事課」や「予算編成時の財政課」など、ある限定された課の限定された時期においては残業代が青天井でついたりします。

そういうところは給料を残業代が超えるようなことが起きたりします。

逆に言えばそうでないところであれば、無駄な仕事はやらずさっさと帰るのが賢明です。

 

保守的な人が多い

銀行に行っていて思ったのですが、銀行は年齢にかかわらず体育会系的なノリでガンガン前のめりみたいな人が結構いましたが、そういう人の割合が公務員には圧倒的に少なかったですね。

 

どちらかと言えば大人しくて無難、保守的な人が多い傾向にあります。(もちろん例外もいます)

 

ということで、人によっては面白みが無いと思うかもしれません。

 

もはや一生安泰の職業ではないかも(AI化と人口減少)

AI化の進展で求められる能力が大きく変わる

元公務員の経験踏まえて言えば、公務員の仕事はそのほとんどがAIに代替できる性質のものです。

→法律や条例といったルールや、過去の前例に基づき判断する業務が大半ですが、そういった定型業務は最もAIが得意とする分野

 

実際、何人もの職員が計50時間くらいかけてやっていた仕事が、AI使ったら数秒で済んだなんていう実験もリアルで行われています。

公務員の仕事はAIに置き換わるか?50時間の作業が数秒で完了!?

2018年2月20日

 

AIの進化とともに仕事のやり方は変わっていきます。

将来的に必要とされる人材は、自ら課題・仮説を設定した上でAIに「こういった分析をせよ」「こういう処理をせよ」と指示ができる人です。

(AIは指示をされると人間を圧倒的に凌駕する仕事をしますが、今の所自ら指示をするのは苦手です)

 

人の指示待ちで、ルーチンとか前例踏襲でやってりゃいいや、みたいな公務員の場合だと将来的に非常に危険な立場に陥る可能性があります。(クビのリスクや、使えない公務員として給料が大きく下げられる可能性もあります)

 

僕が直接的に知っている本当に優秀な公務員の方たち(将来的に部長級に間違いなくなっていくであろう人たち)は、今書いたことはほとんど当然の意識として持っています。

 

逆に、こういったことについて全く危機感がなく、安定にあぐらをかいているような人では将来的にまずいことになりうるので、相手を見抜く際の材料にしたほうがいいでしょう。

 

人口減少の影響

今後日本の人口はとてつもない勢いで減っていきます。(国連や日本の政府系期間が推計を出していますので興味があればネットで調べてみてください)

 

人口が減れば衣・食・住の需要が減ります。

そうなれば日本の経済は基本的に衰退すると考えるのが自然です。

(→世界を舞台にしている企業やAI分野など伸びる分野の少数企業を除き、多くの企業の売上は落ちて衰退していくことが予想されます)

 

公務員の給料は民間企業(50人以上の企業)の平均値となるように決められています。

つまり、日本の経済が衰退し、民間の給料が全体的に下がっていくことになれば、公務員の給料も同様に下がっていきます。

 

他が下がれば下がる仕組みなので、公務員だけが大負けするようなことはないのが不幸中の幸いかもしれませんが、、、。

 

もちろん、先ほど例に挙げた世界展開企業やAI分野の企業のように、日本の人口が減ろうと成長を続ける産業は少数派として存在します。

 

一方、住民と地元企業からの税収にその収入の多くを頼っている自治体は、人口減少(しかも高齢化で社会保障費は増える一方)の局面において、衰退こそあっても成長する可能性はほとんどありません。

シュン
AIなどの成長企業や、成功している個人(YouTuberなどネットを使って大きく稼いでいる人たち)の多くを誘致するような、何か突拍子もないことができる自治体なら成長可能性はあります。しかし99%以上のところにそんなことはできないでしょう。

元公務員の僕が考える、特に重要なメリットとデメリット

以上、公務員と結婚するメリットとデメリットについて書いてきましたが、ここではその中でも特に重要なポイントであると僕が考えるものを挙げてみます。

 

公務員と結婚するメリットにおける重要ポイント

  • 給料面(年功序列で増えて行く)と休暇面

実際問題として、給料が中小企業に比べて圧倒的に高いのは事実です。

その割にはノルマもなく、休日もしっかり取れます。

 

土日は家族で楽しく外出して、マイホームを作って、子どもの教育にはそれなりにお金をかけて・・・といったことは十分達成出来ます。

 

公務員と結婚するデメリットにおける重要ポイント

  • 将来的には人口減少に起因する給料減が想定される点

デメリットのところで書いた通りAIの進展や人口の急激な減少など、時代の流れ的に公務員は非常に苦しい立ち位置にあるのは間違いありません。

 

ただ、公務員は人数も多いですし、その組織力は強力です。

そのため、AIの役割が大きくなっても、なんだかんだで生き残る仕組みを作る可能性が高いとは考えています。

 

一方、人口減少によって日本の企業全体がジリ貧になっていった場合、先ほども書いた通り「50人以上の企業の平均」に給料を合わせている公務員の給料が同じくジリ貧になるのは仕組み上避けられないですね

シュン
なお、攻めの施策をどんどん打って、必ずうちの自治体は勝ち抜く!みたいな考えを持っている人であれば、多分どこでも食っていけるので、安心して結婚して大丈夫だと思います。

 

おわりに

結婚したい職業ランキングなどでは、公務員が常に上位を占めています。

 

実際、メリットのところでも書いたように、安定した給料や充実したお休みの環境など、美味しい部分はかなり多いです。

 

また、銀行に行って非常によく分かりましたが、ノルマに追われる銀行員に比べ、精神衛生上は圧倒的に楽です。

 

ここまで書いてきたメリットの部分に惹かれるということであれば、公務員は結婚相手として十分に魅力的であると思います。

 

ただ、結婚生活は長いです。

デメリットのところで書いたような、長期目線での公務員のリスクは必ず把握しておく必要があります。

 

要は、そういうリスクを承知の上でどう対応していくかを考えているような先見性と長期ビジョンを持つ人と結婚するのが間違いないです(笑)

→これは男女で違うかもしれませんね。少なくとも、男性に稼いで欲しいと思っている女性であれば、この目線は絶対重要ですよ。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>公務員の出会い・結婚をまとめた記事はこちら!

【公務員の出会い・結婚まとめ】合コン事情、結婚するメリット・デメリットなどコレを読めば完璧!

2019年4月18日



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