元県庁職員(妻は市職員)が語る公務員と結婚するメリットとデメリット。

こんにちは、シュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、「公務員と結婚するメリットとデメリット」がテーマです。

 

元県庁職員という目線に加え、妻が現役市役所職員のため、男性目線から見たメリット(主に子育てに関する制度)や、僕自身が銀行に出向経験があるので、民間との比較という視点も含めて書いていきたいと思います。

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公務員と結婚するメリット

給料の安定性

「安定」というのが公務員に対してよくあるイメージだと思いますが、まずは給料面の安定性について書いていきます。

 

結論としては、間違いなく給料は安定しています。

 

きっちりとした年功序列であり、22歳大卒で入れば59歳まで給料は増え続けます。

(出世しようがしまいが基本的にその方向です→というか能力関係なくある程度のところまでは誰でも出世します)

 

なお、年収で言えば、645万円(42歳時点)くらいが地方公務員(一般行政職)の平均です。

年代別に見れば、20代では400〜450万程度、30代では500〜600万程度、40代では600〜750万程度、50代では750〜800万程度といった年収構成になっています。

関連記事【地方公務員の給料】年収・ボーナス・退職金・生涯収入を全てまとめました。

 

なお、上で書いた金額は一般行政職(いわゆるお役所で事務をしている公務員)のものですが、例えば警察官、消防士、公立小中高教師などももちろん公務員ですから、額は少し異なるものの、やはり若い時から定年に向けてどんどん給料が上がっていく年功序列形式です。

(ちなみに、公務員では警察官が最も年収が高い部類です)

関連記事地方公務員の年収を年齢別に算出!職種別、民間との差も検証しました。

 

雇用の安定性

次に、雇用面での安定性について。

要はクビにならないという話ですね。

 

重大な犯罪を犯せばクビになりますが、単純に能力が低いということでクビになることはありません。(制度的にあることはありますが、まず適用されません)

 

信用の高さ

一番はローンを組む時です。

銀行に出向していた時にも銀行員の方から言われましたが、公務員の場合はだいたい最優遇クラスのレート(金利)でお金を借りることができます。

 

ただ、低金利の現状、例えば持ち家を買うために借りるという話であれば、ここはほとんどメリットにはなりません。

 

不動産投資をしたい方であれば、そのメリットを十分に享受できると思いますが、かなり少数派だと思います。

 

土日祝日が休み

忙しい部署であれば土日出勤(特に手当も出ないただのサービス出勤)もあったりしますが、全体的に見て土日祝日は基本的に休めます。

 

あとは、土日以外では7〜9月の夏季休暇(好きなタイミングで計5日間取れるというところが多い)、正月休み(12/29〜1/3)が取得できます。

 

上記以外で取得する有給休暇は平均的には10日前後の取得といったところです。(有給の取得については、その人の性格と部署の忙しさによります)

 

育児休暇など育児をサポートするための制度が手厚い

これは、どちらかと言えば男性目線から見たメリットになるかなと思います。

 

育児休暇は最長3年取れますし(民間は原則1年→保育園が見つからないといったケースで2年)、しかも、制度上の話というわけではなく、実際に希望どおりきっちり取れます。

(民間の場合、法律上は担保されていても実際問題としては退職せざるを得ない(特に中小企業)ところが多いのも実情です)

 

また、育児休暇明けの短時間勤務制度も希望すれば間違いなく取れますし、さらには、異動時に育児に専念したい女性はある程度配慮される傾向(要は、そんな忙しくない部署に異動できる)にありました。

 

もちろん、男性公務員も同様の制度があるわけですから、バリバリ働きたい女性が、男性公務員と結婚して、上記制度によってしっかり育児をしてもらうというのもありでしょう。

(ただ実態として、男性の育休取得は公務員においてもまだまだ少ないです)

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公務員と結婚するデメリット

将来の見通しが不透明(AI化と人口減少)

元職員の立場から言えば、間違いなく公務員の仕事はそのほとんどがAIに代替できる性質のものです。

(法律や条例といった決まったルールや、前例に基づき判断する業務が大半であり、それは最もAIが得意とする分野)

 

例えば、今後数年でAIに基づく自動運転車が主流になり、タクシーの運転手はほとんどが不要になっていくのは間違いないですが、そこまで顕著では無いにせよ、公務員も似たような将来を辿っていく可能性は十分にあります。

 

また、今後日本の人口はどんどん減りますから、その分衣食住の需要が減り、日本の経済も衰退していくと見るのが自然な見方です。

一方で、公務員の給料は民間企業(50人以上の企業)の平均値となるように決められています。

 

つまり、日本の経済が衰退し、民間の給料が全体的に下がっていくことになれば、公務員の給料も同様に下がっていくことになります。

ここは安定(同列横並び傾向)の裏側で、そのような状況の中でもデキる公務員なら圧倒的に稼げるみたいにはならないというのが辛いところです。

 

意外に残業が多いのに残業代はあまりつかない

公務員業界のサービス残業はかなり多いです。

例えば、それなりに忙しい部署で毎日21時、22時帰りなのに、月の残業代は2〜3万なんてケースもザラです。

 

安定はしているが、一方で突き抜けることも出来ない

仮に職員3000人のお役所で50代後半で部長(要は民間の役員クラス)になれた人がいたとしましょう。

50代が数百人いたとして、部長になれるのは数名です。

つまり、平均の人たちよりは圧倒的に出世しているということになります。

 

しかし、この場合でせいぜい年収は1000万〜1200万円ほどです。

(メリットのところで書いた通り、50代であれば750〜800万程度の平均年収であり、そこまで大きな差はない)

 

民間の場合であれば、この職員規模の企業で役員クラスなら2000万円以上貰っていてもおかしくないですから、そういう意味で、特に仕事のデキる人にとってはジレンマもあるかもしれません。

 

保守的な人が多い

銀行に行っていて思ったのですが、銀行は年齢にかかわらず体育会系的なノリでガンガン前のめりみたいな人が結構いましたが、そういう人の割合が公務員には圧倒的に少なかったですね。

 

どちらかと言えば大人しくて無難、保守的な人が多い傾向にあります。(もちろん例外もいます)

 

ということで、人によっては面白みが無いと思うかもしれません。

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まとめ

以上、公務員と結婚するメリットとデメリットについて書いてきました。

ここで改めて、それぞれにおいて特に大きなポイントであると僕が考えるものを挙げてみます。

 

まず、メリットのポイントは、給料面(年功序列で増えて行く)と休暇面と考えます。

土日は家族で楽しく外出して、マイホームを作って、子どもの教育にはそれなりにお金をかけて・・・というのは十分に出来る環境であると思います。

 

次に、デメリットのポイントは、人口減少に起因する給料減が想定(年功序列は維持されるかもしれないが、全体のベース額が下がる)される点です。

※これは民間も含めた日本全体に言えることですが・・・。

 

また、急激なAIの浸透が予測される中で、旧態依然とした公務員的な仕事は大半が不要になっていく可能性も高いです。

ただ、こちらはある意味で古い組織的な基盤が頑強であるため、制度を大きく変えてクビに簡単に出来るようにするとか、年功序列の給料を完全に能力主義に変更するといったことはなかなか難しいかなというのが、現場を経験したからこそ思うことではあります。

 

どちらかと言えば、ある程度年功序列は維持されつつも、給料のベースが全体的に下がっていくという前者の話のほうがかなりリアルなものかなとは思います。

(一方で、AI化で色んな生産コストが下がり、お金をあんまり使わなくても済むようになるという未来も想定できますが)

 

おわりに

色々書いてきましたが、仮に、結婚相手を公務員も含めた100の様々な企業に勤める人たちから選ぶとした場合、何だかんだで公務員は上位層に入ってくるのかなとは思います。

(一方で、googleやらAmazonやら、その他今後台頭するブロックチェーン、AI系の企業との「格差」は広がらざるを得ないというのも間違いないでしょう)

 

幸せの基準をどこに求めるかにもよりますが、上で書いたメリットの部分に惹かれるということであれば、公務員は結婚相手として十分に魅力的であるとは考えます。

(一方、結婚相手に対し、年収で億を軽く超えるような人になって欲しいと思っているとすれば、残念ながらそれは公務員である限り100%無理です)

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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