こんにちは、シュンです！
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今回は、「東京都狛江市長のセクハラ疑惑」について取り上げます。
最近公務員のセクハラ報道が続いていますね。
急にセクハラが増えるわけはないですので、マスコミが公務員のセクハラ問題を積極的に取り上げているということなのでしょう。
以下では、セクハラのニュースに触れながら、市長の経歴や、給料・退職金についても書いていきたいと思います。
東京都狛江市長のセクハラ疑惑
女性職員に自分が口を付けたコップで酒を飲むことを強要？
東京・狛江市の高橋都彦市長(66)に市職員へのセクハラ疑惑が浮上し、市議会で追及を受けている。｢お尻や腰を何度も触られた。その相手は市長だという複数の証言を得ている。事実か｣｢自分が口を付けたコップで酒を飲むことを強要されるような酒の席に、繰り返し誘うという。問題であると思いませんか｣
こうした苦情や相談が複数の女子職員からあり、記録した文書が情報公開請求に基づいて公開された。
「献杯・返杯は文化だ」苦しい開き直り
上路雪江リポーターが高橋市長を直撃すると、｢文書に書かれている文言について心当たりはない。性的好奇心を持って職員に接したことは一切ありません｣と真っ向から否定した。
ただ、自分が口を付けたコップで女性職員に酒を飲むよう強要したことについては、｢私は九州男児で、小さい時から献杯、返杯の文化があり、一つの文化と思っている｣と話し、強要は否定したが、自分が口をつけたコップで飲むよう求めたことは認めた。
「ビビット」が高橋市長の出身地である大分県別府市で、献杯・編杯の習慣ンについて聞くと、｢そんな文化はない｣が圧倒的だったが、年配者の中には｢昔はあった｣という人も多かった。
14日から市議会の予算特別委員会が開催される。市長辞任に発展するのか。
引用 2018.3.8 j-CASTニュース 東京・狛江市長セクハラ苦情殺到「お尻触られた」「口付けたコップで飲酒強要」（https://www.j-cast.com/tv/2018/03/08323100.html）
本人は否定しているようですが、事実だとすればかなり悪質ですね。
個人的には、財務事務次官の件や群馬県みなかみ町長の件以上にタチが悪いと思います。
なお続報として、ナンバー２である副市長から辞職を促されたというニュースが入ってきています。
セクハラ疑惑が取りざたされている東京・狛江市の高橋都彦市長について、これまで指摘されていたものとは別のセクハラ行為が市の内部調査で確認されたことが明らかになりました。
「新たなセクハラの事実というのが私どもで確認できた。市長によるセクハラ行為が確認できた」（東京・狛江市 水野穣 副市長）
この問題は、狛江市の高橋市長が複数の女性職員に対してセクハラ行為に及んだ疑いが浮上しているものです。高橋市長は疑惑を否定していますが、狛江市の水野副市長はＪＮＮの取材に対し、内部調査の結果、「加害者は市長であることが確認できた」と答えました。
さらに、水野副市長はこれとは別に高橋市長による女性職員への新たなセクハラ行為が確認されたことを明らかにしました。副市長は１８日、市長本人にこれらの調査結果を報告し、辞職を促しました。市長は、明確な返答をしなかったということです。
引用 2018.5.19 TBSニュース 東京・狛江市長 別のセクハラ行為も確認（http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3373525.htm）
議会から辞職要求があるというのは分かりますが、副市長という完全な身内から辞職を促されるというのは聞いたことないです。
→市の組織としては非常にまともで評価できる対応だと思います。
高橋狛江市長の経歴は？
高橋市長のざっくりした経歴は以下。
- 大分県出身で、横浜国立大を出た後に東京都庁入庁。
- 都庁では、観光部長や産業労働局理事などを歴任した後、２０１２年に狛江市長に当選。
- 現在２期目。
元都庁職員として幹部まで登りつめていることから、事務能力は相当優秀なのだと思います。
以下のような記事もありました。
３７年間に及んだ都庁マン時代は、住民合意の取り付けなどの困難な交渉局面の連続だった。初めての管理職は中野区に４年間出向して畑違いの中野坂上などの再開発やまちづくりに取り組み、都庁に戻ってからも、調布飛行場の恒久化、臨海副都心の有明北地区の開発者負担の合意形成など、はた目にも「ちょっと不可能じゃないかと、思われる仕事ばかり」が続いた。とりわけ、有明北地区での開発者負担の合意は「都に移転を迫られ、ようやく落ち着き先を見いだした企業を、さらに区画整理事業で動かし、都市博中止を境に開発利益がしぼんだ中で負担をしてもらうというむちゃな面もありました」と苦笑する。
「でも、すべて一通り成功したわけですよ」。そんな経歴が、いつしか都庁の内外で評判になり、市長選への出馬要請につながったらしい。やがて定年まで１年を残して１０年に都を退職、都公園協会理事長に転じたが、自身はこのポストへの就任をことのほか喜んだ。全国都市緑化フェアの１２年開催を東京都が引き受け、都公園協会も日比谷公園など２会場の運営を任されていたからだ。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭（第１回目の総合プロデューサー）の成功体験もあり、「よし、おもしろいイベントをやろうと意気込みに燃えていた」という矢先の懇請に当惑は１カ月近くも続いた。
引用 JIJI.COM トップインタビュー（https://www.jiji.com/sp/v2?id=20140604top_interview31_46）
かなりやり手のようです。
もちろん、やり手だろうがなんだろうが、やっていいことと悪いことがあります。
東京都狛江市の給料事情について
狛江市職員の給料について
さて、ここからは狛江市職員や市長の給料について触れていきたいと思います。
まずは、市職員の給料から。
狛江市一般行政職員の平均給与（月収）額：425,607円（平均年齢39.7歳）
同ボーナス額：1,678,200円
同年収額：6,785,484円
総務省HPの各団体区分別の給与状況（http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/teiin-kyuuyo02.html）より算出（2018.5月現在最新データ）
全国の市役所年収の平均が約６３０万円（平均年齢４２歳）であり、狛江市のほうが平均年齢が２歳若いことも加味すれば、年収水準はかなり高いと言えるでしょう。
狛江市長の給料について
次に市長の給料（平成２８年度支給分）です。
狛江市長の給料：898,000円
狛江市長のボーナス：3,951,200円
みなかみ町長の年収（手当は除く）：14,727,200円
「狛江市の給与・定員管理等について」より（http://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/46,19257,c,html/19257/29kyuyo.pdf）
上記URLのデータには、類似団体の市長給料（最高・最低額）が掲載されており、それぞれ１００万円・５６万円となっています。
狛江市長の９０万円というのは、類似団体と比べても高い部類であるということが言えます。
狛江市長の退職金について
最後に、市長の退職金です。
狛江市長の退職金（１期４年あたり）：14,368,000円
身内である副市長から辞職を迫られている以上、もう市長を続けていくことは無理でしょう。
高橋市長は現在２期目で約２年（半分）が経過しようとしているため、
14,368,000＋14,368,000×1/2＝21,552,000円
となり、２０００万円以上の退職金をもらうという事になりますね。
続報：退職金と6月のボーナスもしっかり支給されたそうです。
退職金、期末手当支給へ 狛江市長１日辞職願提出（毎日新聞ニュース）
おわりに
以上、セクハラ問題に揺れる狛江市長および狛江市に関する情報について調べてみました。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました！
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