こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は公務員面接に勝つ本質(3つの原則)がテーマです。
本記事の内容
- 公務員面接に勝つ本質(3つの原則) →動画でも解説
- 模擬面接をやりまくれ!
- アポをとって訪問せよ(現場を見よ)
- 自分の強みを徹底分析して語れ
なお、僕は元県庁職員で、面接は討論97点/110点、面接189.5点/240点で得点率80%オーバー(筆記とあわせた最終順位2位)で合格しています。
その後全国知事会に関する仕事・民間(銀行)出向・財政課勤務など、公務員時代も実績を積みましたので、人事の考え方などもある程度分かります。
この辺が記事信頼性担保に繋がると考えています。
公務員面接に勝つ本質(3つの原則)
早速結論ですが、公務員面接に勝つための本質は以下の通り3つに集約されます。
- 模擬面接をたくさんやる
- アポを取って役所を訪問(もしくは施策の現場を見る)
- 自分の強みを徹底分析して語れ
基本的には1と2で受かります。
3は1の模擬面接の中で磨かれるのですが、重要なので意識を持っておくようにしましょう。
それぞれ以下で詳しく解説していきます。
なお、面接対策の時期としては1次合格後でも特に問題はありません。(しゃべるのが苦手な場合は早めに対策を始めるのも良いでしょう)
僕自身は県庁1次合格後に全てをスタートしました。
1.模擬面接をたくさんやる
まず1点目、これが肝、基礎中の基礎です。
模擬面接をたくさんやりましょう。
要は、面接で勝つために実践を繰り返して鍛えるというごく当たり前の話です。
これは予備校、ジョブカフェ、大学のキャリアセンター、民間に合格した友人などに頼むことで実践できます。
なお回数で言えば、僕は予備校で5回、民間合格した友人と3〜4回やりました。
ブログで合格者の方と話を聞いていると、10〜20回くらい実施している方が多い印象を受けます。
ただし回数は本質ではありません。
「いかに面接慣れできるか(自信を持てるか)」「相手の面接官から問題ないという高い評価を貰えるか」がポイントです。
なおどこでやるのが効果的かと言えば、やはり公務員合格者数で圧倒的実績を持つ予備校が優位ではあります。
(予備校の先生が太鼓判を押すレベルまで行ければかなり堅いでしょう)
もちろん民間を受けることでも代替できますが、その場合企業研究も含め色々調べたりやったりすることが多いのと、フィードバックが貰えないという点がマイナスですね。
とにかく結論としては、シンプルに実践を繰り返せば面接のレベルも高くなるということです。
筆記=問題集を繰り返すことで合格できる。
面接=面接を繰り返すことで合格できる。
ということです。
超一流の野球選手になりたければ誰よりもバットを振りましょうとか、小説家になりたけりゃ誰よりも読んで誰よりも書きましょうといったことと同様の、ごく当たり前の話ですね。
なお、LINEなどで相談を受けていると分かるのですが、落ちている方の多くが明らかに実践不足です。
志望動機を練ったりする行為(=ある意味勉強の延長)には多くの時間をかける割に、実践不足で落ちている方が非常に多いです。
もし、まずは本などでしっかり勉強しようと考えている人は要注意ですよ。
もちろん読んだらダメというわけではないですが、模擬面接ですら失敗したくない、完璧を目指そうと考えていると、実践が進まずに不合格への道まっしぐらです。
恥ずかしがってる暇があったらとにかく実践をしましょう。
ちなみに、脳の構造上も失敗を重ねたほうが上達も早いです。(脳にとっては、成功体験による学習効果よりも、失敗したことを繰り返さないようにする方向での学習効果のほうがずっと高い)
2.アポを取って役所を訪問(もしくは施策の現場を見る)
2点目は、役所にアポを取って訪問する(また、施策の現場を見に行く)というものです。
これは僕が実際にやって面接官の反応が良かったものの一つで、しかも皆がやらないので優位性を作りやすいです。
かなりオススメです。
↓詳しい内容(やり方)は以下動画でも解説をしていますのでご参照ください。
興味のある課の事業について下調べをした上で、実際に訪問して職員の方に突っ込んだ質問をすることにより、施策への理解が圧倒的に深くなります。
本番の面接においても、「やりたい事業」や「志望動機」などに深みのある回答ができるようになります。
そして何より重要なのは、試験官に対し熱意と行動力をアピールできることです。
→つまり実際にアポをとって訪問したことを本番でアピールしてください。
僕は人事課の知り合いも多かったので、彼らの視点もよく知っています。
人事は、自ら課題設定ができ、その解決のために積極的に行動できる人材を求めています。
それを実践という形でアピールできる格好の手段が、このアポの手法ということになります。
また、アポを断られた場合や、仮に断られなかったとしても、自分のやりたい施策などを面接で語るために現地を見るという点を大切にしてください。
例えば観光施策に興味があるなら、観光施策が他の自治体に比べどう優れているのかをHP等の資料で調べ、実際に現地を歩いてその良さを確認してみる、また、お店の人や観光客に話を聞いてみる、観光協会に話を聞いてみるなどです。
このようにしてリアルに裏打ちされた話ができれば、面接官に与える印象は圧倒的に強くなります。
また、その行動力も評価してもらえます。
ネットやらで色々調べて答えることはできますが、これは皆がやってきますので差がつきません。
ぜひこのように汗をかく視点を持ってください。
経験に勝てるものはありません。
3.自分の強みを徹底分析して語れ
最後のポイントです。
要は自己分析しまくって、何の質問に対しても自分の強みと結びつけて語れるようにしてくださいということです。
例えば、「〇〇の施策をやりたいです」と言う場合には、その裏付けがないと弱いです。
つまり、やりたいのは分かったけれど、あなたはそれをできるのか?という話です。
もちろんそんなことはやってみなけりゃ分からないですし、「やりたいと本気で思ってるし、情熱に燃えてるんで必ずやれます!」という感じかもしれませんが、面接の場においてそれでは説得力がありません。
そのため、以下のような感じで深堀りをしておきましょう。
〇〇という施策をやりたい
→アポを取って職員の方に聞いたら△△という能力が必要と聞いた
→私は△△という強みを持っている(その裏付けとしては、過去の××という課題を△△の能力を使って乗り越えた経験がある)
→だからこの事業を通して貢献できる
ここまで深堀りできればまず問題ありません。
やりたい施策や志望動機だけでなく、それこそ全ての質問に関して自分の強みと関連して語れるくらいに自己分析を深堀りしておくのがベターです。
なお、強みなんてないという方がたまにいますが、それは分析が足りないだけです。
サークルでも、家族の話でも、バイトの話でも、趣味でも、なんでもいいのですが、
過去に何かしら課題に直面したこと、それをクリアするために仮説(自分なりの考え)を立てて行動し、結果(課題解決)につなげたという流れがないか分析してください。
必ずあるはずです。
そしてそれが強みです。
より具体的に書いてみます。
例えばランニングという趣味を持っている場合の強み掘り下げです。
- 太りすぎてて健康面で問題発生。走ろうと思ったものの、全く続かなかった。(課題に直面)
- 習慣化することを目的に、早歩きという簡単なところから始めた。(課題解決のための仮説設定と行動)
- 今では毎日5キロ走れるようになり、体重も大幅に減少した。また、簡単なことから始めるという習慣化のコツを身に付けたため、どんなことでも習慣化していくことができるようになった。今ではこの経験を活かし、〇〇と△△という点でも習慣化と上達を達成している。(結果につなげた)
みたいな感じですね。
ちなみにこの強み掘り下げについては、1つ目に書いた模擬面接をたくさんやり、面接官からフィードバックをもらって改善するというプロセスの中で磨かれていく部分でもあります。
そのため、しっかりと模擬面接ができていれば、そこまで心配する部分でもなかったりはします。(そういう意味でもやっぱり実践は重要です)
【参考】合格した読者さんの声紹介
なお、当ブログの読者さんで公務員試験に合格した方はたくさんいますが、以下で合格体験記的な記事も書いてありますのでぜひ参考にしてみてください。
皆さん行動に落とし込んでいることが分かると思います。
まとめ
- 公務員面接に勝つ本質(3つの原則)
- 模擬面接をやりまくれ!
- アポをとって訪問せよ(現場を見よ)
- 自分の強みを徹底分析して語れ
以上です。
最初に模擬面接のところでも書きましたが、
面接を上達させたいなら面接をやりまくる(その中で、フィードバックをもらいながらどんどん改善していく)
というのが本質中の本質です。
何事も本質はシンプルです。
小難しく考える人ほど失敗しますので、気軽に行動を重ねて合格を勝ち取りましょう。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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