文科省の佐野太局長が受託収賄容疑で逮捕。経歴、年収、退職金について調べました。

こんにちは、シュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、個人的にその内容に衝撃を受けた「文科省の現役局長が受託収賄容疑で逮捕」というニュースについて取り上げてみます。

 

財務省事務次官のセクハラ、森友問題に関連した公文書改ざんなど、官僚絡みの不祥事が続いていますが、そんな中でいきなり飛び込んできた文科省の現役局長逮捕のニュース。

その中身は、息子の裏口入学のために大学に便宜を図ったというなんとも稚拙なものでした。

 

以下では、今回のニュースに触れながら、逮捕された佐野前局長の経歴や年収、そして退職金はどうなるのかについて書いていきます。

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文科省の現役局長が逮捕される

以下時事通信より抜粋です。

文部科学省による私立大学の支援事業の選定をめぐり便宜を図る見返りに、大学を受験した自身の子どもを不正に合格させてもらったとして、東京地検特捜部は4日、受託収賄の疑いで、同省科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)=東京都港区=を逮捕した。また、佐野容疑者を手助けしたとして、同ほう助容疑で会社役員谷口浩司容疑者(47)=同=を逮捕。同省などを家宅捜索した。

引用 2018.7.5 JIJI.COM「受託収賄容疑で文科省局長逮捕=大学支援事業で便宜-子の不正合格見返り・東京地検」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070400839&g=soc#cxrecs_s

 

要は、「おたくの大学に補助金やるから俺の息子合格させてくれよ」という話ですね。

 

今後AI化が到来する中でも生き残り続ける(しかも高給のまま)であろう医師に子どもをならせてあげたいという気持ち「だけ」は分かりますが、教育行政におけるトップクラスの人間が絶対にやるべきではない、非常に情けない事件です。

 

佐野太前局長の経歴

以下佐野前局長の経歴です。

1983年 早稲田大学理工学部 卒業、同大学院理工学研究科 修了
1985年 科学技術庁 入庁
1991年 科学技術庁 原子力局政策課長補佐
1993年 米国スタンフォード大学 留学(経済政策研究センター)
1996年 外務省 在連合王国(英国)日本大使館一等書記官
2000年 科学技術庁 科学技術政策局企画室長
内閣府 科学技術政策担当大臣(笹川堯、尾身幸次)秘書官
2002年 文部科学省 大臣官房評価室長
2004年 早稲田大学 客員教授(非常勤)
文部科学省 高等教育局主任大学改革官(教員養成担当)
2005年 文部科学省 高等教育局私学部参事官(私立学校法人担当)
2006年 文部科学省 研究振興局 研究環境・産業連携課長
2007年 山梨大学 学長特別補佐/教授
2008年 山梨大学 副学長
2016年 文部科学省 官房長
2017年 文部科学省 科学技術・学術政策局長

 

早大理工卒ということで、技官なのかなとも思いましたが、将来の事務次官候補と言われていたところやこの経歴を見る限り、事務官キャリアとして入庁している可能性が高いのかなと思います。

 

このクラスまで出世する人としては当たり前のレベルかもしれませんが、改めて見るとやはり凄い経歴です。

(ちなみに僕が勤務していた県庁クラスの場合、部長級であってもせいぜい経歴のうち1つに民間出向とか国の省庁出向が入るだけで、他は内部異動だけで占められます。)

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東京医科大の偏差値

今回不正合格がなされたという東京医科大の偏差値ですが、

河合塾では67.5

ベネッセでは71

と、医学部なので当たり前ですが、かなり高い偏差値となっています。

 

私大医学部の中では、

第1グループ 慶応

第2グループ 東京慈恵会医科、順天堂、自治医

第3グループ 東京医科、昭和、日本医科

といった感じでしょうか。

 

私大医学部の中堅クラスと言っていいと思います。

 

ちなみに、佐野前局長は早稲田の理工なので、河合塾で65、ベネッセで71くらいですね。

 

佐野太前局長の年収は約1770万円

続いて、佐野前局長の年収です。

 

以下、内閣官房が発表しているモデル給与例では、1772万8000円となっています。

引用 内閣官房内閣人事局「国家公務員の給与(平成30年版)」より(https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/pdf/h30_kyuyo.pdf

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佐野前局長の退職金は本来5000万円くらいだが・・・

続いて、佐野前局長の退職金がどうなるかについて触れていきたいと思います。

 

セクハラ問題で話題となった福田前財務省事務次官には約5000万円の退職金が支給されました。

というのも、彼の場合はあくまで依願退職であり、逮捕もされていません。

 

一方、佐野前局長は刑事事件の容疑者として逮捕されています。

容疑の内容が事実であるとして、刑が確定すれば、間違いなく懲戒免職となります。

懲戒免職の場合、退職金は支給されないということになります。

 

ちなみに佐野前局長が逮捕されていないことを前提として、現時点で依願退職を申し出たと仮定して退職金を計算してみると、(※以下リンクを活用して計算 http://www.jinji.go.jp/shougai-so-go-joho/income/1_5.html

 

4910万円〜5257万円のレンジと想定されます。

 

悪いことをしたのだから仕方ないですが、これが0になってしまうというのは、率直にかなり痛いでしょうね。

 

あと2年勤め上げれば、給与と退職金トータルで8000万円以上、その後の天下り先でもたくさんの収入を得て・・・というシナリオが完全に瓦解してしまったことになります。

(学費とかどうするんだろう・・・)

 

おわりに

将来の次官候補と目される切れ者が起こすにはかなりレベルの低い事件だという印象です。

 

やはり誰にとっても子どもは可愛いということなのでしょうが、子どもにとっても絶対にプラスではないと思うんですけどね。

 

個人的に、日本の教育は時代錯誤で非常にレベルが低い(文部科学省の洗脳教育!?道徳の教科化と「星野君の二塁打」について。)と思っていますし、その音頭を取る文科省には不信感しかないのですが、こういった事件をきっかけにして改革が進むことを期待したいです。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>以下の記事もオススメです。

文科省の裏口入学事件で思い出した県庁勤務時代の似たような話。

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