公務員予備校

公務員予備校の費用はどれくらい?地方上級対策で30万程度が相場だが投資だと考えれば安い

こんにちは、元公務員のシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、「公務員予備校の費用」をテーマに、大手公務員予備校の価格比較を行いました。

 

また、僕自身の予備校経験に基づき、「費用の妥当性(高いか安いか)」「どのように予備校を選べばいいか」といった点についても解説を行っていきます。

 

公務員予備校の費用について

地方上級・国家一般職スタンダードコースの費用比較

TAC
  • 354,000円(通学(生講義orDVDブース))
  • 357,000円(Web通信)

大学生協で申込むと5%(約1万7千円)割引、無料講座説明会参加で1万円割引
(→2つの割引を併用可能)

  • 地方公務員2,815名、国家公務員2,654名の最終合格者。上位合格者も多数輩出(2018年度)
  • 都庁と特別区の最終合格者の3人に1人以上がTAC生(2017年度)
  • 模擬面接無制限
  • 全国35校舎(直営校22、提携校13)
LEC
  • 324,000円(通学(生講義orWebブース))
  • 314,000円(Web通信)

大学生協などの代理店で申込むと1万円割引、無料講座説明会参加で1万円割引
(→2つの割引を併用可能)

  • 総合格者数は不明だが、上位合格者多数輩出
  • 模擬面接無制限(遠方の方へはWeb模擬面接も実施)
  • 全国58校舎(本校28、提携校30)
公務員【資格の大原】
  • 355,000円(通学(生講義orVODブース))
  • 335,000円(Web通信)


大学生協などの代理店で申込むと5%(約1万6千円)割引

  • 国家公務員・地方公務員合計で3,060名最終合格(2017年度)
  • 警察・消防にも強い(2017年度最終合格計820名)
  • 模擬面接無制限
  • 全国45校舎
クレアール
  • 255,000円(Web通信)

実質価格としては以下例のように割引価格が適用される仕組み。

例)2019年1~3月申込の場合、1月割引価格178,000円、2月割引価格183,000円、3月割引価格188,000円

  • Web通信のみだが、その分価格面で圧倒的優位性
  • 模擬面接無制限だが、水道橋校のみで実施(遠方に住む方には電話による模擬面接も実施)
資格スクール 大栄
  • 447,400円(通学(生講義orPCブース))
  • 448,480円(Web通信)

無料資料請求すると1万5千円割引クーポンが貰える

  • 公務員試験1次合格者3,111名(2017年度)
  • 集団面接や論文添削の集合セミナーがカリキュラムに含まれるなど、2次対策に力を入れている
  • 全国100校舎以上

※それぞれ2019年1月現在の料金(税込・入学金込
割引は随時様々なものを実施しているので注意→パンフレットで要確認

 

教養試験対策のみのコースだと10万円ほど値段が下がる

教養試験のみの市役所対策コースの場合、10万円ちょっと安くなります(=14~19万円程度)。

同じく教養試験のみの消防士や警察官も似たような値段です(=11~20万円程度)。

 

シュン
シュン
国家一般・地方上級コースのさらに詳細な比較や、その他コース(市役所、国税、警察官、消防士、技術職公務員、高卒公務員など)の費用比較は以下の記事で詳しく網羅しています。

より詳しく知りたい方は別途ご覧ください。

 

予備校の費用は高いのか安いのか?

【結論】お金がかかっても僕は予備校をおすすめします→大きな成果が出せたから

次に、予備校に払う費用の妥当性について検証していきたいと思いますが、最初に僕なりの結論から書きます。

シュン
シュン
お金がかかったとしても、独学ではなく予備校をおすすめします!

 

なぜなら、僕自身が予備校に通ったことで以下のような成果を出せたからです。

予備校に通ったことで残せた実績

  • 予備校の模試で関東2位獲得
  • 国家1種行政区分1次合格(得点率84%、1次倍率約50倍)
  • 地方上級(某県庁)2位最終合格(筆記得点率84%)

専門科目は完全に0、教養科目もほぼ0から勉強スタート(→大学の学部は試験に全く関係なく、私立文系で教養も弱い)

もし独学で学んでいたら、間違いなくこうした実績は残せなかったと思います。

 

予備校をおすすめする具体的な理由は以下の通りです。

  • 強制的に環境を変えることができる。
  • 問題集・テキスト一式が手に入るため、自分でこれらを選ぶ時間が大幅に短縮でき、やるべきことを絞って集中できる。
  • カリキュラムに従って進めて行けばいいので、スケジュール管理が楽。

以下で詳しく解説していきます。

 

予備校に通えば合格のための2要件を満たせる

公務員試験に合格するための肝は、

  1. 「環境(人・場所・時間)を変えること」
  2. 「決断して(絞って)集中し、繰り返すこと」

です。

 

予備校に通えば環境が変わる

予備校に通えば、強制的に「環境(人・場所・時間)を変化させる」ことができます。

これにより、勉強という行動を習慣化させることができ、大きな成果に繋がります。(→結果は習慣化からしか生まれません)

補足:Web通信講座を受ける場合

Web通信の場合、「人(講師)」や「時間(講義の時間)」は変わりますが、「場所」を変えられないという点が若干のデメリットです。

→家でやる自信がない場合、予備校で講義を受けることが可能なプランを選択したほうが良いでしょう(図書館に通うなどもアリですが)。

ちなみに、僕はDVD通学講座だったため、毎回予備校に通い個別ブースで講義を受けていました。

 

予備校に通えば集中できる

予備校で貰える問題集とテキストに専念することで「決断して(絞って)集中し、繰り返す」ことが実現可能となります。

 

あれもこれも手を出すと必ず失敗します。

大きな成果に繋がるのは集中以外にありません。

シュン
シュン
僕自身、予備校で貰ったもの以外にテキストや問題集は一切買っていません。

講義を受けた後は予備校の問題集を徹底して繰り返しただけです。

 

安くはないかもしれないが、費用対効果が大きい

予備校の費用は決して安くはないかもしれませんが、上で挙げた「合格するために必要な要件を満たすことができる」メリットが非常に大きいため、投資効果が非常に高いです。

 

また、これは直接公務員試験とは関係ありませんが、自己投資をして成果を出す感覚を掴んでおくことは、間違いなく将来にとってプラスです。

これが出来るか出来ないかで人生が全く変わりますので。

 

公務員になれば1年目で余裕で回収できます

公務員1年目のボーナスは合計60万円以上貰えます。

つまり、予備校の費用は1年で軽く取り返せます。

 

目標の公務員にもなれるわけですし、それで取り返せると考えれば安くないでしょうか?

 

どこの予備校を選ぶべきか?

資料を取り寄せて、フィーリングが合いそうなところを選ぶのがおすすめ

正直なところ、大手予備校の場合、実績で言えばどこでも大丈夫というところがあります。(実績が無ければそこは潰れてます)

 

ただ、個人と予備校との相性は必ずあります。

 

相性を確かめるためには、資料を取り寄せてみてざっと見比べる、体験講座や無料相談に実際に行ってみるのがオススメです。

 

特に、資料の作りはそのまま自分の相性と直結している可能性が高いです。(パッと資料を見て直感的に「分かりやすい」とか「見やすい」と思ったところであれば、まず外れないです)

 

資料は無料ですし、片っ端から請求してザーッと一気に比較して見るのをオススメします。

 

以下に各予備校の無料資料請求リンクを貼っておきますね。

TAC
LEC LECオンライン(東京リーガルマインド)
大原 資格の大原
クレアール
資格スクール 大栄

 

決めたら信じて勉強せよ

どの予備校にするのかを決めたら、あとはそこを信じて勉強するだけです。

集中して勉強を続けることができれば間違いなくうまく行きます。

 

問題なのは、予備校を決めたにもかかわらず、他の予備校の情報を調べて自分の予備校と比較したり、予備校で貰った以外のテキストや問題集も必要ではないかと不安になったりすることです。

こういったことは完全に時間の無駄です。

 

一度決めたのであれば、その予備校のテキストと問題集だけに絞って、徹底的に繰り返しましょう。

それこそが合格の秘訣、決断と集中です。

 

まとめ

  • 国家一般職・地方上級コースの予備校費用は20~30万円程度。
  • 教養のみの市役所や警察官・消防士の試験の場合、そこから10万円ほど安くなる。
  • 予備校費用は1年目のボーナスで余裕で回収出来る額であり、費用対効果を考えれば、個人的には予備校に通うことをオススメする。
  • 予備校の選び方としては、資料を取り寄せて比較し、自分が直感的に良いと思ったところを選ぶのがおすすめ。無料体験講座を受けるとなお良し。

以上です。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>予備校にはいつから通うべきかという点や、予備校での勉強の進め方などについてまとめた記事はこちらです。