こんにちは、元公務員のシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
さて、公務員試験(地方上級・国家一般)を受けようとして色々と情報収集を始めると、このように思う方は多いのでは無いでしょうか?
ダメだ、これ、訳わかんねぇ・・・。
こんなに色々勉強しなきゃいけないの?
科目ごとに対応方針をそこまで神経質に分析しなけりゃダメ?
複雑すぎる・・・。
ぶっちゃけ、僕はそう思いました。
確かに、地方上級や国家一般職など専門試験がある公務員試験の場合、科目は非常に多い(教養+専門で約30)ですし、決してラクに受かる試験ではありません。
ラクに受かる試験ではありませんが、やるべきことはめちゃくちゃシンプルです。
公務員の合格体験記などを見ていて、そんなに細々とやる必要があるのかと思う方もいるかもしれませんが、それは本質ではありません。
→シンプルなことを続けた結果として、細かいことを書くことはいくらでも可能です。(あなたも合格すればいくらでもマニアックなことは書けます)
これから公務員試験を受ける人は、まずは本質的でシンプルな考え方をベースにした勉強法を押さえておく必要があります。
そこで以下では、
- 国家1種(今の総合職)の行政区分1次試験では合格最低点を圧倒的に上回る得点で合格
- 大手公務員予備校(LEC)の模試では関東2位
- 県庁にも2位で合格
といった実績を持つ筆者が、本質的な公務員試験の勉強法をお伝えしていきます。
合格するための本質的な考え方とは?
成功者の考え方をパクるのが一番早い
合格するための本質的な考え方は何かと言うと、
「決断して集中して繰り返すこと」
要は、余計なものを捨てて、1つのものに絞って、何度も繰り返すということです。
似たような考え方は世界の様々な成功者が触れています。
(ロックフェラー、ドラッカー、スティーブン・コヴィー、ディケンズ、アンドリュー・カーネギー、エジソンなどなど)
当時の僕にはこうした知恵はありませんでしたが、結果的には、この考え方とほぼ同じやり方で取り組んでいたことで、筆記は全てトップクラスの点数で合格しました。(もちろん面接でも高得点を取っています)
※詳細得点はプロフィール参照。
しかも、大学の学部は公務員試験の科目に全く関係無く、私大出身でセンター試験知識もほぼ無いという実質0の状態からのスタートでした。
それだけ、ベースの考え方というのは重要な要素になってきます。
以下では、この「決断・集中・継続」の考え方に基づき、公務員試験の勉強法及び面接対策を出来るだけシンプルに書いていきます。
また、これも多くの成功者が言っていますが、本当に卓越するためには、単に集中して繰り返すだけでは足りません。
才能が必要です。(=好きでありかつ得意であるということ)
ただ、公務員試験には才能など一切いりません。
別に好きじゃなくても、決断して集中して繰り返す原則さえ守れば絶対に合格します。
【筆記試験】公務員試験の本質的勉強法
問題集を徹底的に繰り返せ
合格するために必要なのは、とにかく問題集を繰り返す、これだけです。
繰り返す問題集は1科目につき1冊で十分です。
(例えば憲法なら、ある憲法の問題集を1冊買ったらそれだけを繰り返す)
一つの科目に対しいくつも問題集を解くのは、時間、お金、部屋のスペースの無駄です。
(個人的には、問題集の種類も全科目揃えることをオススメしますが、そこはある程度個人の好みでもいいと思います)
数的処理、憲法、行政法、民法、経済原論は配点が高いので、特に優先的に取り組み、問題集を最低3回繰り返してください。
(その他は、受けるところの配点に応じて1回とか2回とかに加減します)
余計なものは捨てろ
余計なことを考えないために、出来るだけ色んなものを捨てましょう。
色んな情報(例えば、毎日公務員対策のブログや掲示板の情報をいくつも見るなど)、どうでもいい大学の講義、飲み会、サークル、本、漫画、テレビ・・・。
ストイックかもしれませんが、捨てれば捨てるだけ集中出来ます。
今日、明日で使わないものはどんどん捨てましょう。
ただ、ここは若干僕が甘かった部分です。
捨てたのは大学の講義くらいです(笑)
ただ、理論上は捨てた方が間違いなくベターです。
特に、予備校の人に比べて環境面で不利な独学の人はどんどん捨てましょう。
環境を変化させろ→予備校に行くのが一番簡単
人間はサボりたがるというのが本質であるということを押さえましょう。
つまり、「自力」でやるのは難しい。
やらざるを得ない「環境」こそが重要です。
よって、最も簡単なのは予備校に行きましょうということになります。
予備校に行けば以下のような環境変化が起こります。
- 物理的に勉強せざるを得ない(=場所と時間の使い方が変わる)
- 予備校講師と接する時間が長くなる(=付き合う人が変わる)
※生講義でも動画講義でもOK - 取り組むべき参考書や問題集が貰えるため、そのチョイスに悩む時間を0にできる
もちろん学費はかかりますが、公務員1年目のボーナスで余裕で回収出来る額ですから、上記のインパクトを考えると明らかにメリットが大きいです。
もちろん僕も予備校に通っています。
予備校に通って何をしたのかと言うと、、、
- テキストに基づいて講義を受け、復習で講義の部分の問題集を解く。
- その流れで問題集が1周したら、後はひたすら問題集を繰り返す。
ただこれだけです。
また、予備校で貰った問題集・参考書以外に余計なものは一切買ってません。(色んなものに取り組むというのはシンプルではありません)
環境を変化させ、取り組むべきことも非常にシンプルなところに落とし込めるという点で、予備校は非常にオススメです。
※予備校のメリットや費用、選び方などは以下リンク参照
もし独学をチョイスする場合であっても、とにかく対策は問題集を繰り返すことです。
問題集は、ネットの評価を見たり、既に合格した人からヒアリングした上で、書店で自分で選んでください。
自分で、これは分かりやすいと思うものを選ぶのがベストです。
→一番重要なのは繰り返すことであり、とんでもなく質の低い問題集で無い限り(極端な話、過去問と解説が載ってればいいんです)、問題集自体で明暗が分かれるということはありません。
そして、上で「余計なものを捨てること」について触れましたが、そういったことで「環境」を整備しましょう。
独学の場合は、ここにかなり力を入れてください。
【面接対策】公務員試験の本質的勉強法
1次合格までは無視せよ
面接対策は、1次を通ってからで全然間に合います。
一旦「捨て」て、筆記に「集中」してください。
模擬面接を繰り返せ
ここでも繰り返すという本質どおり、模擬面接を繰り返してください。
100冊の面接本より1回の実践です。
本は、自分で良いと思うものを1冊買って、模擬面接をしながら振り返りで使っていくようにすれば十分です。
面接に受かりたければ面接を繰り返してください。
公務員予備校の模擬面接を受ける、民間企業の面接を受ける(個人的には民間を受ける=他を捨てていないので、若干原則が外れるためあんまりオススメしません)、民間合格者の友人に面接してもらう、現役公務員にアプローチして面接してもらうなどですかね。
僕は、公務員予備校の模擬面接を4〜5回、民間合格者の友人の面接を2〜3回やりました。
その上で面接本を読み、模擬面接で気づいたことをブラッシュアップさせていきました。
プラスαを狙え(現場に行ってヒアリングせよ)
普通のことをやっていたら普通で終わります。
何の世界でも、成功する人は人と違うことをやります。
別の記事で詳しく書いていますが、何とか面接前に志望先自治体にアポを取って、現役の人から話を聞いてください。
これほど熱意を示せる方法はありません。
色々と動機をこねくり回すよりよっぽど効果的です。
おわりに
いかがだったでしょうか。
そんなに小難しく考える必要は無いということを理解していただければ嬉しいです。
なお、僕自身の勉強期間は1年と2ヶ月くらいでしたので、シンプルな勉強をしていましたが、決して、ラクをしたわけでは無いです。
なので、ものすごく効率的な方法(例えば地方上級に3ヶ月で受かるとか)は分かりません。
ただ、なんだかんだで上で書いてきたやり方がシンプルで分かりやすく、最短に近いものかなとは思います。
(僕自身、1月くらいの段階で合格を確信していましたので、それだと勉強開始から9ヶ月ということになります)
まずは、合格のためのシンプルな全体像を掴んだ上で、個々の対策に移って行きましょう。
最初にも言いましたが、最初の時点であまり複雑な情報を得たとしても混乱するだけです。
本質は非常にシンプルです。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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