こんにちは、シュンです!
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今回は公務員試験(消防士)の科目と配点一覧を書いていきます。
消防士試験を受験するに当たっては、まずは科目や配点のざっくりとした全体像を把握することが重要になってきますので、以下でご確認いただきたいと思います。
消防士試験の日程と試験内容について
東京消防庁は5月・8月、指定都市は6月、市町村は6〜10月に試験実施
消防士試験は基本的には市町村単位で受けることになります。
場所によっては複数の市町村で1ヶ所の消防本部を置いている場合があり、その場合は、採用試験も共同で実施されます。(○○広域連合とか〇〇一部事務組合とかいうやつです)
東京都(東京消防庁)だけ例外で、ここは都全体を管轄する組織です。
東京消防庁I類(=大卒程度)は5月と8月に、政令指定都市は6月、市町村は6〜10月頃に行われることが多いです。
日程が被らない限り併願可能です。
あんまり他職種(行政とか警察とか)と併願するイメージが無いのですが、県庁の同期(行政職)で東京消防庁に受かってた奴がいたので、色々なんでしょうね。
1次は教養試験(+論文)のみのところが大半
消防士の試験は基本的には教養試験のみで、専門試験はありません。
ただ、一部自治体は専門試験も課すようですので、自分の受けるところについてはしっかりと確認しておきましょう。
また、警察官と同様、2次試験では腕立て伏せなどの体力検査をやるところが多いようです。
身体基準もあり
身体基準として、
・身長概ね160センチ以上(女性は155センチ以上)
・体重概ね50キロ以上(女性は45キロ以上)
・視力両目で0.7以上、かつ片目それぞれ0.3以上
が挙げられているところが多いです。
警察官の視力基準は、
両目とも裸眼で0.6以上、矯正視力1.0以上
というのが多いので、これに比べれば結構緩いかなと思います。
それでは、以下で、消防士試験(教養試験)の具体的な科目と配点一覧を書いていきます。
教養試験科目と配点一覧(平成28年度)
東京消防庁消防官I類 配点
一般知能分野 | 判断推理6、数的推理5、資料解釈3、文章理解5(現代文4、英文1) |
社会科学 | 政治2、法律2、経済1、時事2 |
人文科学 | 日本史1、世界史1、地理1、国語1、英語1 |
自然科学 | 数学5、物理3、化学3、生物3 |
計 | 45問必須回答 |
市役所消防士 配点
一般知能分野 | 判断推理8、数的推理4、資料解釈1、文章理解7 |
社会科学 | 政治2、法律2、経済1、時事2 |
人文科学 | 日本史2、世界史2、地理2、思想1 |
自然科学 | 数学1、物理1、化学1、生物2、地学1 |
計 | 40問必須回答 |
東京消防庁の自然科学分野の高配点が圧倒的に目立ちますね。
東京消防庁を受ける場合、ここは明らかに落とせないところになります。
一方、市町村や指定都市の場合、特に自然科学の配点が高いということもなく、市役所や警察あたりと問題数は同程度ですので、そこまで神経質になることはないのかなと思います。
なお、公務員試験対策の本質(唯一無二の対策)は問題集を繰り返し解くことになります。
これは公務員試験全般に共通して言えることであり、消防士試験も全く同様です。
教養試験だけですので、専門試験のある国家公務員や地方上級などに比べればかなり対応はしやすいですが、油断せずに問題集を繰り返し解いて試験に臨みましょう。
まとめ
試験の全体像は掴んでいただけたのではないでしょうか。
消防士は凄く人の役に立っている職業だと思っていますし、個人的にも応援しているのでぜひ頑張ってください!
→全然まとまってないですね(笑)
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
>>消防士の記事まとめ(給料・年収、離職率など)はこちらです