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ラグビーのトライの意味と由来に学ぶ成果を出す秘訣。挑戦に最も大きな価値がある。

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです。いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

今日のテーマは「ラグビーのトライの由来に学ぶ成果を出す秘訣」です。

現在ラグビーW杯で盛り上がっていますが、最も大きな得点が入る「トライ」はなぜ「トライ(=挑戦)」という言葉なのか知っていますか?

 

ここには成果を出す上で大切な大きなヒントが隠されています。

仕事で大きな成果を出したい方、成功したいと考えている方はぜひご覧ください。




「トライ」はキックに挑戦する権利に過ぎなかった

実は、ラグビーが始まった頃はトライをしても点数が入りませんでした。

トライをするとその後キックに挑戦する権利が手に入り、そこでゴールを決めれば得点が入るというルール、まさに文字通り「トライ」だったんですね。

 

しかしその後、トライを取ること自体に対する価値が高まり、点数が与えられることになり、また点数自体も3点、4点、5点と徐々に高まっていきました。

 

現在はトライで5点入ります。

しかし、その後のキックでゴールを決めても2点しか入りません。

ラグビーが始まった時と比べ、まるでその価値が逆転してしまいました。

 

一方、トライの価値が高まった後もトライという名称は変わっていません。

ラグビーのトップの方たちが意図的にそうしたのかどうか分かりませんが、トライ(挑戦)に最も価値があるという事実は非常に重要な気づきを与えてくれます。

 

以下では、我々の人生においてもトライが最も価値が高いという点について触れてみます。

 

挑戦しないと絶対に成果は出ない

ミスを恐れることがミスなんだbyジョセフヘッドコーチ

先日ラグビー日本代表を取り上げたNHKの番組の中で、日本代表のジョセフHCが、

 

日本の選手は何かにトライする事に対して消極的だ

しかし私に言わせれば、ミスを恐れることこそがミスなんだ

という興味深いコメントをしていました。

 

現在の日本代表は、試合中にキックを使ったり、倒れながらのパス(オフロードパス)を多用していますが、これは前回のワールドカップを率いた前ヘッドコーチのもとでは禁止されていました。

前回のワールドカップで南アフリカを破るなど大躍進を見せた日本ですが、さらにその上を狙うためにはリスクを取る必要があるということで、ジョセフヘッドコーチはこうした戦術を取り入れることにしたわけです。

うまくいけば相応のリターンを得られるものの、大きな失敗のリスクも伴う、、、

日本の選手がそこに消極的な姿勢を見せたことについて、ジョセフヘッドコーチは上のようなコメントをしたわけです。

→結果的にここを乗り越えたからこそ、日本代表は前回大会を上回る活躍ができているということですね。

 

どの世界でも成功者と言われる方たちは必ずチャレンジの重要性を解きます。

わたしは、決して失望などしない。なぜなら、どんな失敗も、新たな一歩となるからだ。【エジソン(発明家)】

9000回以上シュートを外し、300試合の勝負に敗れ、勝敗を決める最後のシュートを任されて26回も外した。人生で何度も失敗した。それが成功の理由だ。【マイケル・ジョーダン(バスケットボール選手)】

失敗とはより賢い再スタートのチャンスだ。【ヘンリー・フォード(フォード創業者)】

どれだけ良いアイディアがあっても、実行しなければ成功もしないし、失敗もしない。それは時間の無駄でしかない。【柳井正(ユニクロ創業者)】

失敗とは、成功する前にやめることである。【松下幸之助(パナソニック創業者)】

失敗していいのです。失敗をしたら、反省をし、そして新しい行動へと移る ー そのような人は、たとえどんな窮地に陥ろうとも、後に必ず成功を遂げていくことができるのです【稲盛和夫(京セラ創業者)】

ポイントは「少数」の超一流の成功者こそ挑戦と失敗を重視しているという点です。

 

多くの人は挑戦や失敗を悪いように捉える傾向にありますが、これは多数派をコントロールする(従業員として使う)上で、それが効率的だからというだけに過ぎません。

チャレンジは失敗がつきものですので、管理する側からすれば色々やられると面倒臭いわけですね。

 

  • 成果を出す人(少数者、リスク大・リターン大)→挑戦と失敗を重視
  • 成果を出せない人(管理者にコントロールされる人、多数者、リスク小・リターン小)→失敗回避を重視

この図式を覚えておくのは非常に重要です。

 

波風立てず、現状維持で生きていきたいのであれば大きなトライをせず淡々と過ごしていれば良いのですが(ただ、現状維持は緩やかに衰退しているという事実は押さえておきましょう)、大きな成果を出したいのであれば積極的な挑戦→失敗→軌道修正というサイクルを繰り返していく必要があります。

 

この記事を見ているあなたなら、当然何か大きな成果を出したいと思っているでしょうから、積極的に挑戦していくことが必要だということです。

 

おわりに【成果出したきゃ少数派になれ】

今回のポイントは、成功したいならトライ(挑戦)する必要があるということと、結果を残す人とそうでない人には以下のような違いがあることです。

  • 成果を出す人(少数者、リスク大・リターン大)→挑戦と失敗を重視
  • 成果を出せない人(管理者にコントロールされる人、多数者、リスク小・リターン小)→失敗回避を重視

成果を出したいなら少数派にならねばならないことは覚えておきましょう。

周りと同じことやって成功する人なんていません。

その理屈なら周りは全員成功者です。

 

成功したいなら周りと違うことを恐れずに挑戦することが大切です。

 

今回も貴重なお時間の中で最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!