こんにちは、元公務員のシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、国家総合職の技術職公務員(工学、化学・生物、農業科学、その他)を目指す方向けに、公務員予備校について解説します。
先に結論から言うと、技術職の国家総合職対応コースを持つのは大手ではLECしかありません。
そのため、以下ではLECのコースについて詳しく解説を行っていきます。
その辺りの実体験の目線も踏まえて書いていきます。
技術系の国家総合職を目指すならLEC一択
最初に書いた通り、技術系の国家総合職をターゲットにした講座を提供しているのはLECのみです。
(→筆記対策に加え、人事院面接・官庁訪問対策の座学講座や模擬面接を実施)
そのため、予備校を選択する場合であれば自動的にLECになる可能性が高いかと思います。
LECの費用
以下の通り、各区分対応コース(=専門試験対策あり)と、教養試験のみ対策コース(=専門試験は独学で対応)の費用を比較しました。
コース | 費用 |
工学系対策コース(専門科目4科目受講) |
※国家総合職の工学区分の専門試験問題は、各科目から5題ずつ出題され、うち4~6科目を選択し任意の20題を解答する形式になっている。LECでは、4~6科目を自由に選択して受講できる(値段は科目が多いほど高い)。 |
工学系対策コース(専門科目5科目受講) |
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工学系対策コース(専門科目6科目受講) |
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化学・生物対策コース |
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農業科学対策コース |
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教養科目対策コース |
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※全て入学金込・税込(割引については以下で詳しく解説)
上記に無いコース(数理科学・物理・地球科学区分、森林・自然環境区分など)は教養科目対策で対応をしていくような形になります。
LECの特徴
技術系総合職の上位合格者多数
LECにおいては以下の通り、国家総合職の上位合格者を輩出しています。
- 化学・生物・薬学 4位
- 農業科学・水産 6位
- 工学 6位
- 工学 7位
合格者総数は明らかになっていませんが、上位がこれだけいるということになると、総数もかなりの人数がいることが想定されます。
模擬面接無制限。本校が無い地域の場合はWebで模擬面接を受けられる!
模擬面接や模擬集団討論を無制限で受けることができます。
国家総合職の場合、1次筆記を突破しても、最終合格までにかなりの人数が落ちます(以下参照)。
引用 人事院「国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験) 実施状況(2018)」より
さらに、国家公務員試験合格=内定ではありませんから、この後に官庁訪問を行って採用を勝ち取る必要があります。
つまり、面接の重要性は非常に高く、また、面接力を磨くには模擬面接が一番ですから、その点がフォローされているのは大きいです。
また特徴的なのは、本校が無いところに住んでいる場合、Webでも模擬面接が受けられるということです。
これは非常に画期的な仕組みです。
通学の場合、Webフォローが標準装備
通学コースを選んだ場合、どうしても都合が悪くて講義に出れないといった際にはWebでも講義を見ることができます。(追加料金はありません)
LECの割引制度
LECの場合、一番スタンダードな割引としては以下の2点があります。
- 公開講座出席・受講相談割引 10,000円
- 代理店申込割引(大学生協など) 10,000円
この2つの割引は併用可能です。
また、退職者して1年以内の方や、大学等を卒業後就職をしていない(雇用保険に入っていない)場合、以下からお申し込みをいただくと、20%の大きな割引が受けられますので、対象者は活用必須です。
↓退職者割引はこちらから
↓未就労者割引はこちらから
常時実施されている割引としては以上の通りですね。
それ以外に時期限定の割引情報が以下のリンクで随時更新されているため、申込前にはよくご確認ください。
費用が高いと思われる方へ
費用の安い単価講座も設置されています
単価講座(数的処理だけとか、論文講座だけとか)も設置されています。
価格も数万円〜10万円程度に落ちますので、苦手なところだけピンポイントで受講したいという場合、単価講座を検討するのもアリでしょう。
公務員になれば1年目のボーナスで余裕で回収できます
国家総合職の場合、1年目で70万円近くのボーナスが貰えるため、そこで余裕で回収できます。
それ以上に、国家総合職の出世スピードの早さなど、将来のリターンを考えればむしろかなり安いと言えるでしょう。
どんな物事もそうですが、環境を変え、既に結果を成し遂げている人に直接習うのが成功するための最短最速の方法です。
費用対効果を考えた際に、このように長期で物事を見る観点は非常に重要です。
おわりに
技術系公務員はとにかく行政系に比べて情報が少ないです。
LECのパンフレットに掲載されていた国家総合職(工学)合格者のコメントがそれを物語っています。
理系公務員の情報はとても少なく、その中でも総合職はほとんど情報がない状態でした。
国家総合職の場合、試験に合格した後の官庁訪問もありますから、その点も踏まえてトータルで情報を取るという意味でも予備校は有効な選択肢だと考えます。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
>>予備校のメリットや予備校に通った際の勉強の仕方などが気になる方はこちらの記事もご覧ください。