超一流たちの考え方

成功したいなら、たった1つのセンターピンを逃すな!与沢翼に学ぶ成功哲学。

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、実業家・投資家として有名な与沢翼さんのYoutube動画に強く感銘を受けたので、その内容をベースに記事を書いてみます。

テーマは、成功するために絶対に押さえておくべき要素「本質を見抜く力」についてです。




【結論】成功する人間は本質に注目する

まず動画の結論です。

結論

  • 成功者の条件は「本質を見抜く力」
  • 本質=ボーリングでいうセンターピン
  • センターピンが倒れれば他のピンは概ね倒れる
  • ボーリングで言えば当たり前の話だが、これがビジネスなどになるとサイドのピン(枝葉)から狙う人が多い
  • センターピンの例を挙げると、ディスコでは「人が満員であること」がセンターピン
  • 情報ビジネスで言えば「情報発信(=価値ある情報を伝えること)」がセンターピン
  • たった1つの本質さえ押さえておけば必ず勝てる
  • そのためには、普段から物事の本質は何かと考え続けることが大切

 

与沢氏が衝撃を受けた折口雅博氏の言葉

ビジネスのセンターピンを見極めろ

与沢氏は、かつて六本木で大成功をしたディスコ「ヴェルファーレ」の創業者である折口雅博氏が、著書で「ビジネスのセンターピンを見極める」と書いていたことを取り上げます。

 

折口氏は、「ディスコのセンターピンは1つしかない、それは満員であることだ」と述べていたそうです。

 

ディスコで成功するために他に考えられる要素として、「飲食物のクオリティ」「内装」「音響設備」「値段設定」「企画力」などが挙げられるものの、あくまでこれらは枝葉。

 

ディスコに来るお客さんは、人がたくさん集まっている場所での出会いや、賑わっている雰囲気を求めているというセンターピンを見極め、折口氏は大きな成功を収めたということです。

 

また、そのセンターピンさえ倒してしまえば、人がたくさん来てお店は儲かるわけで、その他の要素(内装やら何やら)に後から力を入れるのは簡単です。

 

与沢氏は、「このことを本で学んでから10年以上にわたってセンターピン=本質を追求してきた、だからこそ自分は勝ち続けることができたのだろう」と語っています。

 

ブログのセンターピンとは?

以上のことについて、僕が実践してきたブログで例を挙げてみるとこんな感じですかね。

  • ブログのセンターピン
    =googleで検索されたキーワードに対する答えを書くこと

例えば、「喉の痛み 治し方」というキーワードを狙って記事を書く場合・・・

◯ 冒頭で具体的な治し方を書く

× 冒頭で「なぜ喉が痛くなるのか?」を書く

  • ブログで記事を書く力をつけるために必要なセンターピン
    =量をこなすこと

◯ とりあえず書きながら、徐々に理論(装飾やライティングスキルなど)を取り入れていく

× スキルを学んでばかりで記事を書かない(失敗を恐れ、一発で成功しようとする)

  • ブログで成果を出すために必要なセンターピン
    =正しいやり方で毎日書き続けること

◯ 正しいやり方を成果に出した人に学び、その上ですぐに成果が出なくてもひたすら書き続ける

× 誰にも習わず自力でやり始め、成果が出ないからと辞めてしまう

ブログで成果を出している人よりも出していない人のほうが圧倒的に多いわけですが、その原因はセンターピンを見極められていないことにあるのは間違いありません。




情報ビジネスのセンターピンは「情報発信(=情報の価値)」

与沢氏は、情報ビジネスのセンターピンは「情報発信」であると述べています。

 

つまり、あの人の出している情報は本当に価値が高い、信頼がおけるといったものを出し続けていくことが本質であり、そこさえキッチリ押さえておけば人は必ず集まるし、口コミでも広がるので必ず成功するということです。

 

情報発信にせよ何にせよ、「売らなければお金は入ってこない」わけですから、広告戦略やコンテンツの販売スキルなりといったことも決して疎かにすることはできません。

しかし、あくまで主は情報発信そのものの質にあるというわけですね。

 

これはお客さんの立場に立ってみれば分かることです。

お金を払ったにもかかわらず、見せかけばかりでロクなサービスが受けられないとなれば、以降絶対にその人から商品を買うことは無いでしょう。

 

お金の本質=信頼です。

一度くらいならごまかせるかもしれませんが、こいつは信頼がおけないと思われたら、その後お客さんが集まることは二度とありません。

 

その他のセンターピンを考えてみる

与沢氏は、ディスコと情報ビジネスの本質に触れていましたが、例えば他にも以下のようなセンターピンが考えられます。

  • ラーメン屋=味(≠外装・内装)
  • ビジネス=商品を売ること(≠会議・打ち合わせ・資料整理)

 

そう考えると、赤字企業の問題点はすぐに見えてきます。

会議やら打ち合わせばかりをやっていて、ただ売っていないだけです。

 

公務員時代も、どうでもいい会議や打合せ、何か新しいことをやるためのプロセスの多さなど、「住民の役に立つ」という本質から全くかけ離れたことばかりやっていたことが思い出されます。

(今や公務員の本質は「事業をどんどん潰すこと」かもしれませんが・・・)




自分自身の本質は?

さらに深掘りをしていけば、自分の本質は何か(自分が本当に求めているものは何か)という深い問いに行き着くと与沢氏は言います。

 

ビジネスでは「売る」ことが本質だったとしても、そもそも何を売るのかというのはまさにその個人の本質に依存するということになります。

自分が好きでもないものを売ってても成功しない、というよりやってて続かないでしょう。

 

ここの見極めは、ビジネスでの成果という観点だけでなく、家族とのあり方、友人とのあり方などを含め、自分の人生を有意義にするためには欠かせないものであると言えます。

 

本質を見抜く力はどうやって身につける?

与沢氏は、「本質を見抜くと言っても最初はなかなか難しいかもしれないが、常日頃から「この本質は何か、センターピンは何か?」と問い続けるようにすれば、必ず本質を把握する能力は身に付く」と言っています。

 

要は習慣づけが大切だということですね。

シュン
シュン
まずは何度も繰り返し書いたり話したり聞いたりして脳に刻み込むことが第一歩ですね。

 

おわりに

以上、与沢氏の語る「本質の重要性」についてでした。

仕事、恋愛、家族生活全てにおいて非常に参考になるお話だと思います。

 

また、「自分の本質を問う」という話の中で示唆される重要なことは、結局は自分自身でしか自分の人生の答えを見出すことはできないということですね。

 

このことに関連して、武井壮さんが以前凄くシンプルで本質的なことを言っていました(ニュアンスが若干異なるかもしれませんがご容赦ください)。

  • つねられたら痛い
  • 好きな人になでられたら気持ちいい
  • その感覚こそが答えだ

 

何かに対し、心地よいとか苦痛だといった「答え」を感じられるのは自分しかいません。

 

人は何かに行き詰まった時、どうしても外に答えを求めがちですが、答えは自分の中にしかないということです。

 

このため、本当に自分の求める人生を送りたいのならば、一旦検索する手を止め、自分自身と静かに向き合う時間が必要になります。

 

情報が溢れている今の時代、外から常に情報を取っていないと、なんだか時間がもったいなく感じると思う気持ちはすごく分かります。

分かるのですが、結局それでは外の情報に振り回される人生になってしまいます。

 

自分自身に問いかけて本質を見抜き、その本質に沿った生き方をしていくことが一度きりの人生における幸せに繋がっていくのだろう、というのはぜひ押さえておきたい点かなと思います。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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