公務員試験の面接対策

【公務員面接】長所や強みが分からない場合の見つけ方【2つあります】

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、公務員面接対策をテーマに、「長所や強み」について取り上げます。

 

本記事の内容

  • 長所や強みは極めて重要な意味を持つ
  • 長所の2つの見つけ方
  • 面接時に長所を語る上での注意点

なお、僕自身の公務員試験実績は、国家総合職1次試験合格(2次辞退)、県庁2位最終合格(面接は得点率80%ほど)、LECの模試関東2位などです。

また、民間企業出向を経験したり、(花形と言われる)財政課を経験したりと県庁時代には良質な人間関係を築いてきたほうです。(=採用側の人間の性格も分かる)

この辺りが記事の信頼性担保につながるかなと思います。




長所や強みは極めて重要な意味を持つ

「長所は何か?」

この質問は、面接全体を通じて極めて重要な意味を持ちます。

 

例えば、「どんな仕事をやりたい?」と聞かれた場合、単にやりたい仕事を語るのではなく、それをやれる根拠として強みを絡める必要があります。

→もし観光の仕事について語るつもりなら、「観光の仕事をやりたい。理由としては旅行が好きだから」みたいなのでは浅すぎます。

行政における観光の仕事ではどんな能力が必要とされ(この辺りはヒアリングなりで調べる)、その能力を自分はこういう経験を通して持っているというところまで語れなければ説得力がありません。

 

やりたい仕事にかかわらず、志望動機でも大学時代頑張ったことでも何でもそうです。

どんな質問が来たとしても、最後は自分の長所や強みに結び付けられるという一貫性を持って答えられるかどうかが、高得点を取る上で非常に重要なポイントです。

 

長所の2つの見つけ方

そうは言っても、自分の長所が分からないんだという方も多いかと思います。

そんな方のために、以下では長所の見つけ方を2点紹介します。

シュン
シュン
以下長所の見つけ方については、知り合いでホワイト企業内定率100%を誇る就活塾の竹内健登社長(東大工卒、大手外資で人事コンサル経験後に独立)と早稲田の有名ゼミが共同執筆した就活の教科書「成功する就活生は何に取り組んでいるのか」を参考にしています。

 

ちなみに、この教科書はホワイトアカデミーの無料相談会(Web参加も可)に参加すると無料で入手できますので、興味がある方はこちらの記事も参考にしてみてください。(一流の民間企業併願を狙っている場合は特にオススメです)

 

【1つ目】周囲の人からの印象を掘り下げよ

1つ目は、周りの人たち、仲の良い友人やバイト先の仲間、両親などに聞く方法です。

出来るだけ多くの人たちから印象を総合的に集めることが重要です。

 

長所を簡単に言うと、他の人ができない、または時間がかかったりすることを当然のようにこなせることを指します。

一方、当然のようにできてしまうからこそ、自分では気づきにくいのがその特徴です。

 

そのため、周りの意見は自分の才能を見つけ出す上で非常に参考になります。

 

【2つ目】自身の経験や体験を掘り下げよ

2つ目は、あなた自身の体験や経験を掘り下げることです。

自分自身がした経験を「なぜ」「いつ」という軸から掘り下げるようにしましょう。

背伸びせずに等身大の言葉で語れるようで考え抜くことで、その長所は印象的なものになります。

 

長所掘り下げの具体例

【例1】何でも首を突っ込むタイプだと周りから言われる場合

なぜ?→何か問題が起こると自分にも関係があるのではと気になるから。

ここから導ける強み→当事者意識を持って行動できる。

強みの裏付け→ゼミのグループ研究で問題が起こった時に誰も解決しようとしなかったが、先陣を切って解決しようと取り組んだ経験あり。

 

このように、強みについては具体的なエピソード(根拠)と一緒に語れることが重要です。

 

【例2】何も思い浮かばない場合

小学校や中学校の時に印象に残った経験はないか?→小学生の時、学級新聞を作る際に仲の良くないグループと一緒になり授業が盛り上がらなかった経験が印象に残っている。

どう対応した?→一人一人を知ることが大切だと感じ、休み時間に話に個別で話に行った。結果的に面白い人たちばかりで、その後の授業もスムーズに進んだ。

ここから導ける強み→人と仲良くなることのハードルが低い。

 

このように何も思い浮かばない場合でも、過去を掘り下げれば必ず長所は見つかります。

ただし、この場合エピソードとして小学校の事例では少し古いので、「人と仲良くなることのハードルが低い」ことによって物事がうまく進んだ直近の例を探っていく(=強みの根拠づくり)という流れになりますね。




長所を語る上での注意点

相手が求める長所か?

例えば、「一人で深い集中力を発揮する」ということを長所として述べたとしても、基本的に他者と色々調整をしながら進めていくのが行政の仕事ですから、採用側にはあまり響かない可能性が高いです。

 

強みとしてアピールする内容が、果たして行政に求められているのかという点はしっかり押さえておく必要があります。

→さらに言えば、そもそもこの強みで公務員って向いてないんじゃないか?と考えるのも結構大切です。対策するタイミングによっては今更・・・ということもあるかもしれませんが。

 

なお、評価される鉄板の強みとしては、他者と他者の間に入って両者を調整する能力ですね。

行政の仕事は国・都道府県・市町村限らずこの能力が必ず求められます。

 

もちろん、嘘ついても仕方ないですよ。(大抵バレます)

 

ギャップを感じさせるな

もし、「誰とでも短時間で打ち解けることができる」という強みを述べているのに、面接時に硬くてとっつきにくい表情をしていたら話になりません。

 

本当にそういう強みがあるかもしれませんが、面接の練習が少ないとそれを本番で発揮することはできません。

しっかりと練習回数をこなすことが重要です。

 

おわりに

以上、長所の見つけ方についてでした。

 

他者の意見や自己の経験を掘り下げ、徹底的な自己分析をすることによってこそ語る内容にオリジナリティ・説得力が生まれます。

 

最初にも書いた通り、強みや長所というのは、面接の回答における全ての裏付け・根拠となるものです。

時間をかけてきっちり分析するようにしましょう。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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