こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます!
今日のテーマは、質の高い睡眠方法です。
日露戦争における勝利の立役者である東郷平八郎元帥、原敬元総理、松下幸之助氏(パナソニック創業者)、稲盛和夫氏(京セラ創業者)など政治界や実業界の錚々たるメンバーを弟子に持ち、大谷翔平選手もその書を愛読している【中村天風氏】の書籍(成功の実現)を参考に書いていきます。
超一流の方の実践方法ですので、特に成功したい人や結果を出したい人には大いに役に立つと思います。
【結論】質の高い睡眠方法=何も考えずに寝るべし
早速結論ですが、中村天風師(僕のメンターの一人でもありますので師と呼ばせていただきます)の睡眠に対する結論は、
何も考えずに寝ろ
ということです。
すごく簡単なことのように聞こえますが、あなたは実際にできているでしょうか?
- 明日の会議出たくないな
- 明日の試験嫌だな
- なんで上司はあんな悪口を言ってきたんだろう、本当に不愉快だ、悲しい
- 妻の機嫌が悪いのはなんでだろう、俺だって一生懸命やってるんだ
などなど、ついついネガティブなことを考えたりしてませんか?
もしくは、布団に入ったにもかかわらずいつまでもスマホを開いて、芸能人のスキャンダルやら、批判的なニュース記事など、マイナスになる情報を取り入れながら眠りに落ちる人も多いのではないでしょうか?
天風師は、こういうネガティブな考えを一切排除して、何も考えず無念夢想状態で眠りましょうということを言っています。
なぜ何も考えずに眠るのが良いのか?
天風師が重視しているのは「積極思考」といって、要は批判・非難・悪口などマイナスの言葉や考え方を排除し、感謝や励ます言葉など積極的な言葉や考え方を使っていこうというものです。
これは現代においても成功哲学の鉄板の考え方であり(似たものとしては「思考は現実化する」なんて著書も有名ですね)、その走りとも言えるのが天風師の教えです。
ただし、我々は親・教師やマスコミの影響などにより、消極的な言葉に侵食されてしまっています。
そのため、まずは頭の中を綺麗にしていくことが必要だと師は述べています。
そして、頭を綺麗にするための方法として、無念夢想で何も考えずに眠ることが必要なのだと説かれているわけです。
(→逆にマイナスなものを持ち込んで眠ると、潜在意識下に強く残ってしまう)
ちなみにですが、かの有名な哲学者カントも、寝床には「ここで考えごと無用」という大きな張り紙をしていたそうです。
体感の中で、眠る際にネガティブな要素を持ち込む事のデメリットを分かっていたのかもしれませんね。
何も考えずに寝るのが難しい場合はどうする??
「何も考えずに寝ろ」と書くのは簡単なのですが、瞑想をやったことがある方なら分かると思いますが、何も考えずに時を過ごすというのは、余程トレーニングをしていない場合はほぼ無理です。
(僕も瞑想は結構やってますが、まだまだ色々なことが思い浮かんできます)
そんなわけで、次善策ということで、楽しいこと・ワクワクすることを考えて眠りなさいということを天風師は述べています。
これだとグッと簡単になりますよね。
なお、単に楽しいことというよりも、自分の叶えたい夢をリアルに思い描くことで、それを強く潜在意識下に残していくのが効果的です。
科学的根拠はあるの?
天風氏の書籍の中において、細かな「科学的根拠」については触れられていません。
(それらしき話はいくつか出てきますが、数値的なエビデンスまでは特に出てきません。ただし、天風師はコロンビア大で医学を学び学位を得ているレベルであるという点は非常に重要な点です(なお、中国人の替え玉として学位を得て、お金をたくさんもらったそうです笑))
しかし、ここで重要なポイントになるのは、松下幸之助をはじめとした様々な偉人たちが師と仰ぐ超一流の方が言うのであればとりあえず真似してみようという考え方を持てるかどうかです。
これは本当に物凄く重要な点です。
成功した人たちが語る共通要素として必ず取り上げられるものに「素直さ」というのがあります。
なんだか根拠はわからなくても、自分より結果を出している人がオススメするものを試してみる、結果的に良いものであれば取り入れるし、自分に合わないなら取り入れないというスタンスはとても重要です。
→というかこれがないとまず成功するのは無理です。
習慣化には概ね21日間必要と言われていますから、まずは実践をしてみましょう。
ちなみにですが、僕はしっかり実践して非常に質の高い睡眠を取れていますし、年柄年中ポジティブに生きてますので、僕にとっては間違いなく効果の高いものであったと断言できます。
睡眠時間はどうなの?
天風師は具体的な睡眠時間については特に触れていません。
ただし、消極的要素をなくし、積極的要素で頭を満たすために必要な時間であると述べているわけですから、当然ながら睡眠そのものを重要視しています。
また、天風師以外の話になりますが、僕が色々と成功者(年収億オーバーレベル)の話を聞いた感じでは、睡眠をしっかり取る方のほうが多いですね。
今回書いた無念夢想で眠るという話に加えて、食や運動にもしっかりこだわった上で(結果を出している方は食と運動にかなりこだわる方が多い→要は野菜中心腹八分目・水をしっかりとる・定期的な運動の実践)、眠たくなったら睡眠時間に縛られず眠るという感覚で生きるのがベターだと僕は判断しています。
→サラリーマンの場合完全に実践するのは難しいのかもしれませんが、理想型はここですね。
どちらにしても、睡眠時間を無理にカットするような考えはオススメしません。
様々な習慣(無念夢想の話、食・運動の習慣など)を変えた上、深く眠れるようになった中で自然と睡眠時間は短くなったりする類のものである(短くならなければそれがあなたのベストということ)という点は押さえておきましょう。
まとめ
- 質の高い睡眠をとるには、無念夢想、何も考えずに眠ること
- ただし、慣れないと難しいので、まずはワクワクすること楽しいことを考えながら眠るようにすること
- その際、自分のワクワクする夢を想像しながら眠るのがより効果的
以上です。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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