こんにちは、shunです!
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今回は、「公務員の給料」をテーマに、その金額の妥当性と、個人的に公務員の給料や給料批判について思うことを書いていきます。
公務員の平均年収について
公務員(一般行政職)の平均年収は43歳くらいで約650万円
国家公務員の平均年収が約675万円(43.6歳)、地方公務員の平均年収が約645万円(42.3歳)となっています。
※ 平成29年人事院勧告、平成28年地方公務員給与実態調査(総務省)の資料に基づく
関連:公務員の給料は低いのか?25歳で年収350万、40歳ちょっとで650万円くらいが平均だ
公務員の給与(月収)や年収はどう決まるのか?
国の機関である人事院が、毎年8月に人事院勧告というものをおこなって国家公務員の給与を決めます。
人事院勧告で示される額は、これも毎年行う、民間の給与調査に基づいて決まっていきます。
簡単に言えば、全国の50人以上の企業に対し給与を調査(抜粋調査)し、その平均値になるように国家公務員の給与を決めていきます。
地方公務員はそのやり方を概ね踏襲します。
→50人以上の地元企業の平均給与にあわせるようなイメージです。
公務員の貰っている金額は妥当なのか?
50人以上ではなくて、全企業と比較すべきではないか?
平成29年人事院勧告の資料の中には、「国家公務員になった方の民間内定状況」というデータが載っています。
それによれば、50〜99人の企業に内定を貰っていた方が4.2%、100人〜999人の企業に内定を貰っていた方が31.2%、1000人以上の企業に内定を貰っていた方が62.7%だということです。
つまり、民間に行こうと思えば皆大企業に行けたのだし、むしろ50人との比較じゃ少ないけど、やむを得ずここを落とし所としてるんだよということを匂わせているのでしょうか(笑)
なお、平成17年までは100人以上の企業の調査だったようなので、昔に比べるとより層を広げているということはあるようです。
そもそも利益を生み出していない公務員が、民間と合わせるというのはどうなのか?
これは正直僕もそう思ってしまう部分がありますが、とは言え、独自基準で民間給与より高ければ批判が殺到するでしょうし、あまりにも低ければ誰も公務員になろうとしないでしょう。
その落とし所として、上記の民間企業調査の平均値を取るしかないといったところだったのだろうとは思います。
公務員の給料や給料批判について考えること
公務員の給料について考えること
民間の平均給与を用い、しかも出世も当面は横並びであるという公務員の仕組み自体が凄く日本的だなと思います。
僕としては、例えば、昔から残る10億円の利権的事業を潰した人がいれば、その人に1000万ボーナスをあげるとか全然アリだと思うんですけどね。
天は自ら助くる者を助く
サミュエル・スマイルズ著「自助論」より
僕はこの言葉がとても好きなのですが、要は、きちんと頑張っている人を天は引っ張り上げてくれるという考えです。(逆に言えば頑張らない者を天は助けてくれない)
公務員の給与や出世の仕組みがこれとは全然違う、皆仲良く横並びみたいな道徳思想的なところにズブズブに浸ってしまっているところに凄く違和感を感じます。
公務員の給料批判について考えること
また、公務員の給料批判もやはり日本的だなと思います。
給料が高いと言って下に引っ張ることも出来なくはないのでしょうが、仮に公務員の年収が300万円とか400万円になったとして、それで何か意味があるのかということですね。
よく分からないのですが、気持ちがスカッとするのか、それとも横並びであることに安心感を覚えるのか。
「天は自らを助くるものを助く」
人の批判をしている暇があれば、さっさと自分が高いところに登るべく努力していった方が、凄く合理的だし、間違いなく結果も出ると思います。
おわりに
自分でどうにもならないことに手を出したり気を揉んだりするより、自分が影響を及ぼせる範囲のことを日々地道にやっていくようにした方が、より幸せになれるんじゃないのかなというのが今回の結論です。
なんだかコラムみたいになってしまいましたね(笑)
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!