銀行・役所の役職順位と年収。銀行出向経験のある元公務員が書いてみました。

こんにちは、シュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、銀行と公務員の役職と順位について書いて行きます。

 

また、元県庁職員であり、県庁時代には銀行にも出向しているという経験を活かし、役職ごとの役割や年収についても突っ込んで書いてみました。

Sponsered Link

公務員の役職の順位と年収

僕が勤めていた県は14の役職あり

僕が勤めていた県庁の役職と順位(表の下に行けば行くほど順位が高い)および、役割と年収を以下の表にまとめました。

地方公務員(都道府県・市町村)ならそんなに変わらないかなと思います。

役職 役割 年収
主事(20代) 下っ端だが、人によってはかなりの質の仕事を受け持つ。 350〜450万程度
主任(31歳〜) 通常は主事より責任の大きな仕事を持たされる。
(同期間の出世差無し)
450〜550万程度
主査(35歳〜) 係長級。
最も脂が乗る時期であり、このポジションの人を見ると将来上に行きそうかそうでないかが分かる。
かなり困難な案件を持たされることが多い。
(同期間の出世差無し)
550〜650万程度
係長(42歳〜) 主査と同じ係長級だが、ここに昇格する時点でようやく出世差がつき始める。
係内に部下を持ってマネジメントをし始める人もいる。(もっと偉い人が係内にいれば平職員扱い)
650万〜700万程度
副主幹(44歳〜) 課長補佐級。
普通ならこの職の時に部下を持ってマネジメントを行うことになる。
出世する人は踏み台にしてさっさと上に上がるが、ずっとここで停滞する人も多い。
700万〜750万程度
課長補佐(47歳〜) 正直副主幹と大して役割は変わらないが、上へ出世するに当たって通過するためのポジション。
(副主幹と課長補佐にはそれなりの壁あり)
750万〜800万程度
総括課長補佐(49歳〜) 課長に次ぐ課内ナンバー2。
課長の意思決定をサポートするポジションであり、課長に話を持って行く前に内容を裁く重要な役割を担う。
他にも人事評価や課内の雑務などもやったりするので最も大変な役職の一つ。
800万程度
主幹(51歳〜) ここから課長級。しかし課長では無いので立ち位置が微妙。 850万程度
室長(52歳〜) 課より規模の小さな部署のトップ。室の数は多くないため、ここを経験しない人も多い。 850万程度
課長(53歳〜) 課のトップ。規模にもよるが数十人の部下を抱える。議員との絡みが特に増えてくるポジション。 850〜900万程度
次長(56歳〜) 課ではなく、部の人間として部内各課を担当。一方、意思決定権は部長にあるために大した権限がなく、ある意味最も暇なポジション。 900〜1000万程度
部長(58歳〜) 部の意思決定権者。民間の役員級。この上には副知事と知事しかいない。 1000〜1200万程度
副知事(60歳〜) 公務員試験を合格して入庁した人がなれる最高のポジション。同期のうちここに到達できる人間は1人いるかいないか。 1500〜1700万程度
知事(年齢はバラバラ) 選挙で勝たないとなることはできない。
社長のこと。
2000〜2200万程度

 

なお、年齢はあくまで順当に出世した場合です。(本庁の課長以上になれる人というのはある程度限られてきます)

 

基本的には、どんな人であっても50代で副主幹までは出世し、最後は出先の課長(本庁課長補佐級)を勤め上げることになる感じでした。

Sponsered Link

銀行の役職の順位と年収

銀行は下っ端でも偉そうな名前の役職につく

以下、同様に銀行の役職の順位と役割、年収をまとめました。(表の下に行けば行くほど役職順位が高い)

役職 役割 年収
行員(20代前半) 入ったら皆ここから。 300〜400万程度
係長(20代中盤〜) 同期入行者は皆ある程度同じようなタイミングで出世する。
係長と言いながら部下はいない。
400〜500万程度

支店長代理・部長代理(30代前半〜)
※後者は本店に所属している場合の呼び方

ここから役席と呼ばれ、一気に権限が上がる。
名前は大げさだが、そこまで上の役でもない。
同期入行者のうち1/3がこの職で出世終了。
600〜750万程度
課長(40代前半〜) 次長への通過ポジション。
責任は次長ほどでもなく、残業代もつくので結構美味しいらしい。
1000万程度
次長(40代中盤〜) まさに中間管理職であり、最も大変なポジションの1つ。(出向時に最も大変なのは次長と感じた)
管理職となり残業時間の制限が外れるため、残業に残業を重ね、休日も出勤というケースが多い。
同期入行者のうち1/3がこの職で出世終了。
1000〜1200万程度
小規模支店長(40代後半〜50代前半) ここから支店長。
同期入行者の1/3のみがここまで出世できる。
人によってはさらに上に進んでいく。
1200〜1500万程度
支店長・部長(50代前半)

※本店の場合は部長

中〜大規模の支店長。
役員になるにはここを通ることになるが、厳選された人しか上には上がれないので、概ねここで定年を迎える。
(そのまま退職ではなく、子会社や取引先の会社の幹部として過ごすケースが多い)
執行役員(50代中盤〜後半) ここから役員。
同期入行者の中でここまで来れるのは1〜2%程度。
執行役員の場合、他に役割を持っていて、そちらがメインの仕事であるケースが多い(例えば◯◯部長とか、◯◯本部長とか)
1800〜2200万程度
取締役(50代中盤〜後半) 執行役員より偉い。(役員業務に専念)
常務取締役(50代中盤〜後半) 取締役より偉い。(役員業務に専念)
専務取締役(50代中盤〜後半) 常務より偉い。(役員業務に専念)
取締役頭取(代表取締役)(50代後半) 社長。全ての意思決定権を握る。 2500万程度
取締役会長(60代) 実権なし。ほぼ名誉職。

 

僕が出向していたのは地方銀行の役職はこんな感じでした。

公務員に比べて、若くてもかなり偉そうな肩書きがつくという印象があります。

(外部交渉で、若くても舐められないというか、ある程度有利に働く部分があるのでしょう)

 

なお、支店長代理とか部長代理って凄く上に聞こえますが、全然そんなこともないというのが面白かったですね。(僕も部長代理でしたし(笑))

 

支店長になるのも凄く大変そうでしたが、それ以上に、役員になるためには(役員になってからも)凄くドロドロとした政治争いがあるような感じでした。

役員になり、役員の中で出世していくためには、政治力と運(時の頭取に気に入られるかなど)の要素が大きいと思います。

 

なお、比較すれば分かりますが、公務員に比べて年収は明らかに良いです。

(上位地銀とか、メガバンクになればさらに良くなります)

 

しかし、同期のうち1/3が部長代理どまり、1/3が次長どまり、1/3が支店長、さらに少数が役員といった感じで、非常に強烈な出世争いの環境にあります。

公務員のように、放っておいてもある程度出世し年収も増えていくという緩い環境に比べれば圧倒的に厳しいです。

 

一方で、厳しいと感じるかどうかも人次第で、数字を上げまくるのが大好きな人ならむしろ楽しいでしょう。

僕の印象では、公務員に比べて、本当に辛いと思っている層と本当に楽しんでいる層の振れ幅が激しいですね。

公務員は全体的にその振れ幅が小さいです。

 

おわりに

以上、公務員と銀行の役職の順位や役割、年収をまとめてみました。

 

公務員も銀行も、50代くらいになってからの役職がやけに多いですよね。

かと言って、そこまで大きく役割が異なるかと言えばそうでも無かったりします。

 

その辺は正直、組織を機能的に動かすというよりも、人を役職につけることを目的に役職が存在しているような感もありましたね。

 

上で書いた銀行の「課長」などはそのいい例で、昔は無かったが、上のポストがなかなか空かないので設けられたとのことでした。

大企業にはありがちな話なんでしょうが、あんまり本質的な話ではないよなぁというのが率直な感想です。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>公務員の役職事情(出世スピードなど)について、より細かく書いた記事はこちらです。

公務員の役職(階級)と役割。年功序列なので実力に見合っていない人も多数。

2018.07.20

Sponsered Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です