こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、現業職公務員(=単純労務に従事。公用車運転手、電車運転士、学校用務員、ごみ収集作業員等)の年収がテーマです。
総務省統計に基づき、学歴別・年齢別に年収をまとめました。
本記事の内容
- 都道府県現業職員の学歴別・年齢別年収と生涯年収
- 指定都市現業職員の学歴別・年齢別年収と生涯年収
- 市役所現業職員の学歴別・年齢別年収と生涯年収
- 町村現業職員の学歴別・年齢別年収と生涯年収
- 特別区現業職員の学歴別・年齢別年収と生涯年収
都道府県現業職員の年収・退職金・生涯年収
まず、都道府県庁に勤務する現業職員の年齢別年収と退職金、生涯年収です。
18〜22歳 | 3,985,000円 |
23〜27歳 | 4,186,000円 |
28〜32歳 | 5,068,000円 |
33〜37歳 | 5,450,000円 |
38〜42歳 | 6,001,000円 |
43〜47歳 | 6,384,000円 |
48〜52歳 | 6,606,000円 |
53〜59歳 | 6,851,000円 |
退職金 | 17,449,000円 |
生涯年収 | 253,806,000円 |
※データ元:総務省「平成30年4月1日地方公務員給与実態調査」より。(以下同じ)
※生涯年収は年齢別(18〜59歳)の年収を累計した上で、退職金を加えたもの
なお、年収の定義を確認しておきますと、毎月の給与(各種手当を含む)とボーナスを全てあわせたものです。
→要は年間でもらえるお金の全てです。
都道府県現業職員7,780名のうち、74%に当たる5,789名が高卒ですので、高卒区分で集計しました。(なお現業の場合、学歴による年収差はほぼありませんので、大卒・短大卒の場合も同様の額とみなしていただいてOKです)
指定都市現業職員の年収・退職金・生涯年収
次に、政令指定都市に勤務する現業職員の年齢別年収と退職金、生涯年収です。
18〜22歳 | 3,299,000円 |
23〜27歳 | 4,083,000円 |
28〜32歳 | 4,696,000円 |
33〜37歳 | 5,426,000円 |
38〜42歳 | 6,046,000円 |
43〜47歳 | 6,587,000円 |
48〜52歳 | 7,011,000円 |
53〜59歳 | 7,310,000円 |
退職金 | 18,083,000円 |
生涯年収 | 254,993,000円 |
指定都市現業職員18,244名のうち、61%に当たる11,098名が高卒ですので、高卒区分で集計しました。
市役所現業職員の年収・退職金・生涯年収
次に、市役所(政令指定都市以外)に勤務する現業職員の年齢別年収と退職金、生涯年収です。
18〜22歳 | 3,434,000円 |
23〜27歳 | 3,921,000円 |
28〜32歳 | 4,503,000円 |
33〜37歳 | 5,192,000円 |
38〜42歳 | 5,832,000円 |
43〜47歳 | 6,322,000円 |
48〜52歳 | 6,560,000円 |
53〜59歳 | 6,823,000円 |
退職金 | 17,550,000円 |
生涯年収 | 244,131,000円 |
市役所現業職員31,703名のうち、61%に当たる19,489名が高卒ですので、高卒区分で集計しました。
町村現業職員の年収・退職金・生涯年収
次に、町村役場に勤務する現業職員の年齢別年収と退職金、生涯年収です。
18〜22歳 | 2,615,000円 |
23〜27歳 | 3,244,000円 |
28〜32歳 | 3,703,000円 |
33〜37歳 | 4,192,000円 |
38〜42歳 | 4,872,000円 |
43〜47歳 | 5,198,000円 |
48〜52歳 | 5,543,000円 |
53〜59歳 | 5,847,000円 |
退職金 | 15,533,000円 |
生涯年収 | 203,297,000円 |
町村現業職員4,235名のうち、54%に当たる2,765名が高卒ですので、高卒区分で集計しました。
特別区現業職員の年収・退職金・生涯年収
最後に、特別区(東京23区)に勤務する現業職員の年齢別年収と退職金、生涯年収です。
18〜22歳 | 4,117,000円 |
23〜27歳 | 4,421,000円 |
28〜32歳 | 4,862,000円 |
33〜37歳 | 6,205,000円 |
38〜42歳 | 6,647,000円 |
43〜47歳 | 6,862,000円 |
48〜52歳 | 7,054,000円 |
53〜59歳 | 7,276,000円 |
退職金 | 16,497,000円 |
生涯年収 | 268,269,000円 |
特別区現業職員5,928名のうち、99%に当たる5,857名が高卒ですので、高卒区分で集計しました。
まとめ
- 都道府県現業職員の生涯年収は253,806,000円
- 指定都市現業職員の生涯年収は254,993,000円
- 市役所現業職員の生涯年収は244,131,000円
- 町村現業職員の生涯年収は203,297,000円
- 特別区現業職員の生涯年収は268,269,000円
以上です。
町村が圧倒的に低い(町村は一般行政職も圧倒的に低いです)ですが、他は概ね2億5千万前後ですね。
ぶっちゃけ行政職とそこまで大きくは変わらない(生涯年収で1000〜2000万程度の差)ので、仕事内容で考えればお得な部分はあると思います。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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