こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
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今回は、厚労省統計をベースに民間における年収の高い職業ランキングを算出してみました。
ついでに公務員のデータも乗っけています。
本記事の内容
- 民間の職業別年収ランキングトップ20
- 公務員の職種別年収(国家公務員・地方公務員・警察・教師)
なお、ワーストランキングは以下ですので気になる方は別途ご覧ください。
民間の職業別年収ランキングトップ20
以下、民間企業における職業別の年収ランキングトップ20です。
会社の従業員規模によってもかなり異なるので、1000人以上・100〜999人・10〜99人の3パターンについて掲載します。
純粋な金額だけでなく、年齢にも着目してご覧ください。
(例えば1000人以上企業の大学教授と一級建築士を比較すると、140万ほど教授の年収が上ですが、平均年齢も15歳くらい高いため、実質一級建築士のほうが割高と言えます)
従業員規模1000人以上
職業 平均年齢(歳) |
月収(手当込)(円) | ボーナス(円) | 年収(円) |
航空機操縦士 43.1 |
1,618,100 | 2,761,500 | 22,178,700 |
大学教授 56.9 |
691,400 | 3,244,300 | 11,541,100 |
一級建築士 42.4 |
545,000 | 3,579,900 | 10,119,900 |
記者 41.3 |
617,800 | 2,049,400 | 9,463,000 |
公認会計士、税理士 37.4 |
582,000 | 2,406,400 | 9,390,400 |
医師 36.6 |
701,200 | 956,500 | 9,370,900 |
鉄筋工 45.5 |
616,400 | 1,782,000 | 9,178,800 |
大学准教授 47.9 |
564,000 | 2,322,800 | 9,090,800 |
高等学校教員 42.9 |
469,100 | 2,334,000 | 7,963,200 |
大学講師 43.2 |
517,100 | 1,543,400 | 7,748,600 |
歯科医師 39.5 |
546,900 | 828,600 | 7,391,400 |
獣医師 57.5 |
498,600 | 1,021,100 | 7,004,300 |
自然科学系研究者 39.6 |
442,700 | 1,528,300 | 6,840,700 |
電車運転士 41.6 |
422,000 | 1,688,800 | 6,752,800 |
製材工 42.4 |
441,400 | 1,392,900 | 6,689,700 |
発電・変電工 38.0 |
403,700 | 1,581,000 | 6,425,400 |
航空機客室乗務員 36.3 |
414,000 | 1,405,900 | 6,373,900 |
技術士 39.6 |
394,800 | 1,460,000 | 6,197,600 |
システム・エンジニア 38.5 |
392,400 | 1,381,300 | 6,090,100 |
自動車外交販売員 37.9 |
405,600 | 1,192,100 | 6,059,300 |
職業全体平均 41.8 |
389,000 | 1,319,900 | 5,988,000 |
(データ元「厚労省:H30賃金構造基本統計調査」以下同じ)
従業員規模100〜999人
職業 平均年齢(歳) |
月収(手当込)(円) | ボーナス(円) | 年収(円) |
医師 47.3 |
1,222,100 | 893,500 | 15,558,700 |
歯科医師 37.7 |
1,263,600 | 330,800 | 15,494,000 |
航空機操縦士 42.0 |
1,012,800 | 997,700 | 13,151,300 |
大学教授 58.4 |
609,200 | 2,263,900 | 9,574,300 |
弁護士 34.4 |
690,400 | 600,800 | 8,885,600 |
大学准教授 48.2 |
508,400 | 1,869,800 | 7,970,600 |
公認会計士、税理士 36.9 |
585,900 | 640,200 | 7,671,000 |
一級建築士 48.6 |
433,400 | 1,753,000 | 6,953,800 |
獣医師 36.0 |
453,200 | 1,222,900 | 6,661,300 |
不動産鑑定士 34.5 |
436,700 | 1,364,800 | 6,605,200 |
高等学校教員 42.7 |
414,900 | 1,567,500 | 6,546,300 |
記者 38.3 |
422,000 | 1,270,000 | 6,334,000 |
大学講師 42.3 |
413,000 | 1,160,300 | 6,116,300 |
自然科学系研究者 37.5 |
379,100 | 1,169,100 | 5,718,300 |
電車運転士 38.8 |
369,300 | 1,227,000 | 5,658,600 |
技術士 39.3 |
360,300 | 1,048,800 | 5,372,400 |
システム・エンジニア 37.7 |
360,100 | 1,006,900 | 5,328,100 |
薬剤師 40.7 |
369,900 | 873,900 | 5,312,700 |
バフ研磨工 41.8 |
337,600 | 1,240,600 | 5,291,800 |
とび工 42.1 |
377,000 | 748,000 | 5,272,000 |
職業全体平均 42.7 |
321,600 | 846,200 | 4,705,000 |
従業員規模10〜99人
職業 平均年齢 |
月収(手当込)(円) | ボーナス(円) | 年収(円) |
医師 53.9 |
1,268,900 | 716,700 | 15,943,500 |
航空機操縦士 44.8 |
787,600 | 1,328,300 | 10,779,500 |
歯科医師 37.0 |
611,500 | 562,500 | 7,900,500 |
大学教授 59.7 |
543,700 | 1,374,500 | 7,898,900 |
大学准教授 49.7 |
476,800 | 1,410,500 | 7,132,100 |
弁護士 37.1 |
435,200 | 1,598,100 | 6,820,500 |
公認会計士、税理士 44.6 |
479,900 | 995,600 | 6,754,400 |
不動産鑑定士 52.2 |
353,800 | 2,118,100 | 6,363,700 |
薬剤師 47.2 |
425,000 | 988,300 | 6,088,300 |
高等学校教員 42.9 |
394,000 | 1,288,800 | 6,016,800 |
一級建築士 53.3 |
407,000 | 951,800 | 5,835,800 |
技術士 48.5 |
383,700 | 792,300 | 5,396,700 |
獣医師 34.4 |
390,900 | 632,000 | 5,322,800 |
大学講師 45.7 |
379,200 | 699,900 | 5,250,300 |
自然科学系研究者 41.4 |
360,200 | 909,300 | 5,231,700 |
発電・変電工 42.7 |
340,000 | 1,058,200 | 5,138,200 |
記者 40.9 |
360,800 | 802,000 | 5,131,600 |
社会保険労務士 51.5 |
370,100 | 682,000 | 5,123,200 |
港湾荷役作業員 45.2 |
364,900 | 740,000 | 5,118,800 |
クレーン運転工 47.2 |
378,100 | 490,400 | 5,027,600 |
職業全体平均 44.5 |
288,700 | 540,100 | 4,005,000 |
公務員の職種別給料・ボーナス・年収
次に公務員のデータです。
なんで公務員を載せるかと言えば、公務員は民間と比較してトップランキングに入れるくらいの年収水準だからですね。
(なお統計表の対象者が少し異なるため、民間と純粋な比較はできません。その点はこの下に留意点として書いておきますので、民間ときっちり比較したい場合はそちらをご覧ください)
職業 平均年齢(歳) |
月収(手当込)(円) | ボーナス(円) | 年収(円) |
国家公務員(行政) 43.5 |
463,684 | 1,659,436 | 7,223,644 |
都道府県庁(行政) 43.2 |
418,752 | 1,605,064 | 6,630,088 |
都庁(行政) 41.5 |
445,077 | 1,758,000 | 7,098,924 |
政令指定都市(行政) 42.0 |
443,083 | 1,666,214 | 6,983,210 |
市役所(行政) 42.0 |
399,144 | 1,525,726 | 6,315,454 |
町村役場(行政) 41.4 |
351,774 | 1,361,740 | 5,583,028 |
区役所(行政) 41.8 |
433,738 | 1,728,089 | 6,932,945 |
警察官 38.5 |
459,603 | 1,566,335 | 7,081,571 |
警視庁 38.8 |
492,245 | 1,801,700 | 7,708,640 |
教師(小中学校) 42.8 |
418,462 | 1,702,561 | 6,724,105 |
人事院「国家公務員給与等実態調査」、総務省「地方公務員給与実態調査」を用いて推計
民間と公務員を比較する際の留意点
民間の職業別統計の対象は、正社員・正社員以外・契約社員(有期雇用)が全て含まれたものです。(短時間労働者と臨時労働者除く)
公務員の統計の対象は正社員のみです。(非常勤雇用と臨時職員除く)
そのため、単純に比較をするのはフェアではない(公務員のほうが高めに出ている)ということになります。
どうしても同条件で比較したい場合、民間を完全に正社員のみという条件にするため、上記表年収に1000人以上規模は60万円、100〜999人規模は35万円、10〜99人規模は20万円程度をそれぞれ上乗せすると妥当(他の厚労省の統計より推計)ですので、この点を踏まえて比較してみると良いかなと思います。
→これを加味しても公務員はかなりいい条件だということが分かると思いますが・・・
おわりに
以上、職業別の給料・年収トップランキングでした。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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