公務員試験の面接対策

公務員面接で圧勝したいなら現場に行こう。ネットで調べた空論に価値はない!

こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、公務員の効果的な面接対策をテーマに書いていきます。

 

本記事の内容

  • ネットで調べたネタなんて価値が無い
  • 面接で圧勝したければ足で稼げ

なお、僕自身の公務員試験実績は、国家総合職1次試験合格(2次辞退)、県庁2位最終合格(面接は得点率80%ほど)、LECの模試関東2位などです。

また、民間企業出向を経験したり、(花形と言われる)財政課を経験したりと県庁時代には良質な人間関係を築いてきたほうです。(=採用側の人間の性格も分かる)

この辺りも記事の信頼性担保につながるかなと思います。




公務員面接において、ネットで調べたネタなんて価値がない

公務員の面接において最も基本的な質問は、

「志望動機」「やりたいこと」

です。

 

皆さんが面接対策としてまず取り掛かるのはこの質問への対応であり、施策をネットで調べたりしながら考えていくと思います。

 

もちろん、そもそも何やってるのかということを把握する上で、HPを見たり、総合計画を読んだりするのは重要です。

 

しかし、そうした「知識だけ」をベースに自分の頭で妄想(要は机上の空論)して作った内容には何の価値もありません。

 

というのも、役所の現場において空論は成果に結び付かないどころか、どうでもいい事業を考え出して予算の浪費につながるというのは、人事課の人なら当然のごとく押さえている視点だからです。

 

こうした視点しか持っていない人は、今後人口が減少し、自治体間競争が厳しくなる中において非常に価値の低い人材です。(さらに言えば、AIで代替できます)

 

一方、多くの志望者がこの空論パターンを取ってきます。

→LINE@などで相談をくれる読者さんも、最初は多数の方がこのパターンに陥っています。

 

つまり、人材価値が高いと思われるアプローチができると大きく差別化ができ、一気に合格が近づくということです。

シュン
シュン
ちなみに「価値」の本質とは「少ないこと(希少性)」です。

多くの人がやっていることをやったとしても、平均点は取れても勝ちには繋がりません。

人は皆がやっていること=正しいと考えがちなのですが、その考えでは抜きん出ることはできないという点は押さえておきましょう。

 

面接で圧勝したければ足で稼げ

じゃあどうするかと言えば、

実際に行動して足で稼ぐ

これに尽きます。

 

具体的には、実際にアポを取って課に訪問し、

  • 職員に対して興味のある施策について質問をしてみる。
  • さらに、その施策をうまく進めるためにどういう能力が必要なのかを聞いてみる。

こうした点を押さえておき、面接時には、自分のこういった強みを活かして貢献していきたいという話ができれば非常に説得力が出ます。

(また、単純に行動力と熱意も評価されます→これがデカいんですけどね)

 

また、やりたい施策があるのであれば、

  • その施策の現場に行ってみる。
  • 行ってみて、自分なりにその施策の素晴らしさや課題などを感じてみる。
  • そして、現場に職員の方がいれば、色々と聞いてみる。
  • また、周りの住民(や事業者)にその施策に関するインタビューをしてみる。

このようにすることで、HPなどに載っている内容よりずっと深掘りした話を押さえられます。

(→そもそも対外的に公表しているデータは取り繕われていますから、そこから本音などは一切見えません。

 

その上で、本当に素晴らしい施策なので自分もかかわりたいとか、自分ならこうしていきたいという点を考える。

その裏付けとして、自分の能力(強み)を結びつける。

 

このように、「施策の概要(知識)、現場で得たこと感じたこと、自分の能力(強み)」の3つをマッチングさせて語るようにする。

 

受験者でこれができている人は少数派です。

ですが既に書いた通り、こういう人材こそ評価されます。




おわりに

今回取り上げた行動ができれば、ネットだけで色々調べて臨んだ場合に比べて、「確実に」評価は上がります。

 

どんな物事もそうですが、「論理(今回の話なら施策の内容を学ぶこと)」と「実践(今回の話であれば現場に行くこと)」のバランスの中から最も良いものが生まれます。

 

一方、職員の中でもこれができている人は少数派です。(基本的に論理に偏ってしまうケースがほとんど。役所はとんでもない空論が色々と飛び交ってます笑)

だからこそ、ここができている人は圧倒的に評価されています。

→当然、面接段階でその素養を示せれば評価されるということです。

 

役所に入るのはゴールではなくスタートです。

今回書いたような視点を持っていないと、ロクでもない施策ばかりを立案したり、空論ばかりで動かなかったりする職員になってしまう可能性があります。

 

役所において本当に必要な人材は、

  • この施策は本当にやる意味があるのかという点について費用対効果・付加価値をしっかり吟味し、適切な判断ができる人。
  • 現場感覚も踏まえ、本当に必要とされる施策を立案できる人

です。

(もちろん、政治的な絡みや前例踏襲の理屈などで、意見が通らない時も多いですが・・・。ただし、そもそもそういう視点を持っているかいないかでは、将来的に大きな差が出ます)

 

ぜひ、今回書いたことを実践して、「役に立つ」役人を目指してください。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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