超一流たちの考え方

モンスター井上尚弥に学ぶ成功哲学。ボクシングが好きだから、嫌いなことも全てやる!

こんにちは、シュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

さて、先日始まったWBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)で、モンスター井上尚弥選手が鮮烈なKO劇による準決勝進出を決めました。

僕自身も数年間のボクシング経験があるくらいのボクシング好きなのですが、今回のKOは本当に圧巻で、25年くらいボクシングを見ていて最も美しいKOでした。

 

そんなわけで、今回は井上尚弥選手に学ぶ成功哲学というテーマで記事を書いていきます。

 

井上選手の過去のインタビュー記事などを参考にして、そこから学べる成功哲学をあぶり出していきたいと思います。

(井上選手に限らず、成功者は概ね似たような考え方を持っているため、そうした観点で整理をしていければと思っています)




環境整備の重要性

井上選手がボクシングを始めたきっかけはお父さんです。(セコンドにいつもいるのでお父さんも有名ですよね)

 

ボクシングのトレーニングは毎日同じことの繰り返しで単調になりがちな中、お父さんがオリジナルメニューを入れるなどの工夫をしてくれたために楽しく続けることができたという事を井上選手は語っています。

また、お父さんは井上選手のためにジムを設立し、会社経営からトレーナーに専念するなど、井上選手のためにまさに心身を捧げています。

 

以上のことから分かるのは、とにかく環境の整備が重要であるということです。

 

もちろん、井上選手に圧倒的な才能があったのは間違いなく、同じ環境であったから井上選手のようなチャンピオンが続出するということはあり得ません。

一方で、井上選手のお父さんがこのように環境整備に熱心でなければ当然モンスター井上選手も誕生しなかったのも間違いありません。

 

井上選手とかイチロー選手、大谷選手みたいに世界トップレベルを目指すとなると才能は絶対条件ですが、世間におけるいわゆる成功者(資本主義の世の中であればお金というのが一つの分かりやすい指標です。例えば年収2000〜3000万円以上など。)を目指すということになれば才能よりもむしろ環境が重要になります。

 

成功するためにはまず環境を変えろというのは僕のメンター(年収は億オーバーの方)の教えでもあるのですが、井上選手からも環境整備の重要性を改めてうかがい知ることができます。

 

好きな事をやる、しかしその中で嫌いなトレーニングはもちろんやる

井上選手は、トレーニングをすることが大好きであるということを各種インタビューで語っています。

特に実戦、スパーリングが一番楽しみだという事です。

 

その一方で、ロードワークは好きでないとも言っています。

 

それでも、毎朝必ず8キロ前後走っており、しかも、瞬発力を鍛えるためにダッシュを多く入れるとか、スタミナをつけるために長距離を走り込むとか、日ごとにテーマを決めてやっているということです。

 

本当に物事で成功したければ「好き」であるのは大前提ですが、その「好き」を極めるためには必ずやりたくない作業が出てきます。

 

しかし、それをやらなければ本物にはなれないわけで、井上選手も、好きでないトレーニングなのに毎朝テーマを決めてしっかりと継続しているというところに、成功するための一つの大きなヒントがあると感じます。




ポジティブ

井上選手の考え方の一つとして、不安なことは口にしないというものがあります。

 

不安を口にすると気持ちがネガティブな方向に引きずられてしまうからだということです。

 

実際、人はあらゆる物事を色メガネをかけて認識しており、ネガティブにスポットを当てればネガティブな情報を見つけ、ポジティブにスポットを当てればポジティブな情報を見つけます。(情報はポジティブネガティブとも無限にあります)

 

成功者は皆前向きですが、井上選手も例外でないことが分かります。

 

感謝に目を向ける

井上選手は、結果を成し遂げている理由について、自身の努力とともに、家族の支えを大きなものとして挙げています。

 

ボクシングに集中できる環境を家族が作ってくれているからこそ、トレーニングに集中できていると感謝の念を述べています。

 

大きな成功をする人で、不平や不満などに強くスポットが当たっている人は皆無と言ってもよく、感謝にスポットを当てているケースがほとんどです。

 

やりながら徹底的に考える

シャドーボクシング一つ取っても、どの選手よりも考えてやっている自信があるという事を井上選手は言っています。

 

一流のアスリートになればなるほど、考えてやることの重要性を強く語ります。

 

何も考えずに量ばかりこなしていたのでは当然成長はありません。

 

どうしても人は、かけた時間に重きを置いてしまう傾向が強いですが(ただ、一定のレベルになるまでは時間が重要というのももちろんあります)、実戦・検証・改善・また実戦というプロセスを経ていかなければ大きな成長は見込めません。

 

また、考えるばかりで何も行動しない人もたくさんいます。(これが成功に最も遠いパターンです)

ここで井上選手が大きな参考になるのは、井上選手はあくまで実践をしながら(シャドーとかをやりながら)考えているわけです。

 

とりあえずやってみる、そしてやりながらきちんと考えることが大切だということですね。




目標を次から次へ設定していく

井上選手はボクシングの魅力について、勝っても次々と相手が出てくるという点を挙げ、終わりがないから面白いと語っています。

 

確かイチロー選手が、ある目標にたどり着きそうになったら、さらに新たな高い目標を設定する、その繰り返しなんだというような事を言っていましたが、どんなスポーツもどんな仕事もこれで完成というのはありません。

 

ゴールを達成しそうになったら新たなゴールを設定する、そのようにして自分の中の大きな夢に近づいていく。

 

井上選手のコメントは、夢の達成に向けた原則の大切さを気づかせてくれます。

(ちなみに、井上選手はフィリピンの英雄でもあるボクサー、マニー・パッキャオのような存在になりたいというのがあるようです)

 

オンオフが曖昧

井上選手は週6日6時間程度のトレーニングをしているようです。

 

一方、それ以外の時間は完全に休んでいるかというとそうではなく、ボクシングの映像を見たり、自然とボクシングに接することが多いとのことです。

 

これは既に書いた「好きである」とも密接な関係があると思いますが、本当に好きな事をやる中で「ワークライフバランス」といった概念は基本的に意味がありません。

 

筑波大准教授の落合陽一氏が「ワークアズライフ」という概念を提唱していますが、井上選手もこういった感覚に近いのだと思います。

 

おわりに

井上選手について調べていて思ったことがあります。

それは、言っていることもやっていることも非常にシンプルだということです。

 

これも成功者の共通点なのですが、成功者で複雑な事を言う人はまずいません。

と言うのも、そもそも事を成し遂げるために必要なことはシンプルであるからです。

(例えば、ダイエットをしたければ食べる量を控えて運動しましょうというのと同じくらいシンプルです)

 

シンプルですが、実際にそれを毎日続けることは難しい。

例えば、特に好きではないロードワーク8キロを強くなるためには必要だからと毎日続けているということの大変さは誰もが分かると思います。

 

シンプルな事を地道に続けるからこそ大きな成功を得ることができるという事であり、そこには例外はありません。

 

言葉で言うのは簡単ですが、どうすればシンプルな事を継続できるのか?

そのためのキーポイントは「環境」である→環境を変えて、自分の理想とするものを叶えている人たちと共に過ごすことで自分の考え方を変えていく、また、やらざるを得ない状況に追い込む)という事を最後に触れて(メンターの受け売りです)締めたいと思います。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

>>なお、僕のメンター(年収億オーバー)から学んだ事も以下の記事にまとめていますので、成功を目指す方はそちらもオススメです。