こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、公務員の面接の中でも、グループディスカッション(集団討論)対策をテーマに書いていきます。
本記事の内容
- グループディスカッションで高得点を取る人とは?
- 議論に貢献するための2つの方法
- 具体的な対策
なお、僕自身の公務員試験実績は、国家総合職1次試験合格(2次辞退)、県庁2位最終合格(面接は得点率80%ほど)、LECの模試関東2位などです。
また、民間企業出向を経験したり、(花形と言われる)財政課を経験したりと県庁時代には良質な人間関係を築いてきたほうです。(=採用側の人間の性格も分かる)
この辺りが記事の信頼性担保につながるかなと思います。
いわゆるホワイト企業と公務員の面接のレベルでは、基本的に公務員のほうが難易度が低いため、高いレベルの対策に合わせるメリットは大きいです。
なお、この教科書はホワイトアカデミーの無料相談会(Web参加も可)に参加すると無料で入手できますので、興味がある方はこちらの記事も参考にしてみてください。(一流の民間企業併願を狙っている場合は特にオススメです)
グループディスカッション(集団討論)で高得点を取る人とは?
議論に貢献した人の合格確率が最も高い
グループディスカッションの形式としては、1時間程度の時間が与えられて討論をし、最後には結論をまとめて発表するというのがオーソドックスなパターンです。
テーマとしては時事ネタが多く、例えば「ワークライフバランスの実現のために何が必要か」、「県の特産品などを活かしてどのように地域活性化を進めるか」といった類のものなどです。
出された答え自体はあまり重要視されないことが多く(試験官は、皆さんのアイデアを得てそれを施策に活かそうなんて思ってません)、それよりもあなたが議論にどれだけ貢献したかどうかを見ています。
つまり、グループディスカッションで高得点を取る人=議論に貢献した人のことだと言えます。
議論に貢献するための2つの方法
では、議論に貢献するとは何を指すのかと言えば、
- 議論を進める意見を述べる
- 議論をまとめる
の2点です。
まず、「議論を進める意見を述べる」というのは、周りの人たちが納得できるような根拠や理由をつけた意見を述べ議論を前に進めていくことを指します。
(根拠としては、数値的なデータもそうですが、自分の体験や経験に絡めると強いです。机上の空論系の人は人事にあんまり好かれませんから)
ただし、あまりにも積極的に意見を述べすぎたり反論をしすぎると協調性のない人間と思われるので要注意です。
反論する際には、相手の意見に一定の賛同を示した上で代案・根拠を出すようにしましょう。
次に、「議論をまとめる」ことについて。
グループとして最後には必ず一定の結論を出すことが必要になります。
そのため、議論をまとめる力は非常に重要なのですが、基本的に各人とも目の前の意見を出すことに必死であり、全体像が見えていないケースが多いため、これができると評価を高めやすいです。
→なお、最後の時間で結論をまとめるだけではなく、議論の途中であちこちに飛んだ意見をカテゴライズするなどして、その後の議論がしやすくするというのも非常に重要な力です。
特に書記役の場合、議論の内容をわかりやすく可視化できると評価が上がります。
具体的な対策
実践に尽きる!
理屈は上に書いた通りですが、いきなり本番でうまくやれるはずがありません。
それに、まずは自分の得意な役割を見出す必要があります。(司会役、アイデアマン、まとめ役など)
よって、対策としては実践に尽きます。
最も代表的な実践対策としては、予備校などで行われる集団模擬討論に参加することです。
また、民間併願を考えている場合は、グループディスカッションに参加すればするほどうまくなっていくでしょう。
なお、普段から自分の意見を考える癖をつけておくというのも大切です。
→新聞などを読む際に、その意見を鵜呑みにするのではなく、反論する癖をつけておくと良いですね。(実際のグループディスカッションの場面で、相手に反論ばかりするようなスタンスでは低い評価となりますので、その点は注意しましょう)
おわりに
以上、グループディスカッションで高得点を取るための方法でした。
討論に限らず、面接は結局のところ実践ありきです。
理屈ももちろん知っておく必要がありますが、いくら頭で理論を完璧に理解したつもりでも、いきなり試験に臨むとまず間違いなく失敗します。
→公務員受験生の場合、筆記対策から頭を切り替えられず、理論重視・実践軽視の罠に陥りがちです。
必ず練習をおこなってから本番に臨むようにしてください。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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