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世界初!?岡山県西粟倉村がICO実施を決定。西粟倉コインのメリットは?

こんにちは、シュンです!

いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!

 

今回は、岡山県の西粟倉村が仮想通貨を発行し、ICOで資金調達を行うというニュースがありましたので、そちらについて取り上げてみたいと思います。




岡山県西粟倉村がICOにより資金調達することを決定

日本の自治体としては初、世界でも初か(?)

岡山県西粟倉村がICO(イニシャル・コイン・オファリング)を実施して、資金調達を行うことを決定したということです。

 

ICOとは、株式公開(IPO)の仮想通貨バージョンであり、

 

投資をしてくれたら西粟倉コインという仮想通貨を渡すよー。

プロジェクトが成功したらコインの価値が上がるから、その時に売れば儲かるよー。

 

というものになります。

 

日本の自治体としてはもちろん初めてですし、世界規模で見ても、アメリカのカリフォルニア州バークレーとか、韓国のソウルあたりがICOを検討しているようですが、あくまで「検討」ということで見れば、実施決定となると世界初なのかもしれません。

(国レベルで言えばベネズエラがICOを実施しています)

 

バークレーとかソウルとかは先端都市っぽいので、非常に分かるのですが、これがど田舎(すいません!)の村で行われようとしているところが面白いと思います。

 

以下が西粟倉村のプレスリリースの抜粋です。

2018.6.13 西粟倉村プレスリリース資料より抜粋

https://nishiawakura.org/pdf/20180613_news_release.pdf

 

本文の中で、落合陽一氏が「日本再興戦略」の中で取り上げてますよと触れてますが、これをプレスリリースに書けるところがもう自治体としては異次元の攻めです。

僕がいた県庁について言えば、こういうリリースは絶対に出せないです。

 

投資の成功有無にかかわらず、これを日本で初めてやったというだけで価値がものすごく高いですし、また、成功もしてもらいたいなと思います。

 

個人的に、こういう改革派のところは大好きなので。




岡山県西粟倉村の概要

人口は少ないが、主要産業である林業を絡めた特色のある施策を行なっている

ここで西粟倉村の概要について触れてみます。

 

人口は1,468人(2018.6.1現在)

面積は約58平方キロメートル(山手線の内側の面積とだいたい同じ)

 

林業が盛んで、「百年の森構想」というものを打ち上げて、美しい森林を持つ上質な田舎づくりを目指すことをモットーとしているようです。

 

また、木材を利用した木質バイオマスボイラーの導入や、その他自然エネルギーの積極導入によりエネルギー自給率100%を目指すなど、環境面の取組みにも力を入れており、自治体としての規模は小さいながら、明確なビジョンを持って施策を行なっていることが伺えます。

 

なお、下世話な話ですが、お給料のデータは以下です。

月収 314,420円(平均年齢39.4歳)

ボーナス 1,461,400円

年収 5,234,440円

 

ICOでお金を集めて何をやろうとしている?投資家のメリットは?

ホワイトペーパーはこれから

投資家は、このプロジェクトが成長するという期待が無ければお金を出しません。

 

具体的にICOで集めたお金を使ってどんな事をやっていくのか、また、ICOに参加する事で入手できる西粟倉コインで何が出来るのか(メリットは何か)というところがポイントになります。

 

それが記載されているのがホワイトペーパーということになりますが、ホワイトペーパーは現時点では出ていません。

 

正直現在の情報だけでは投資対象とはならないが・・・

今のところ公表されている資料から分かるのは、ベンチャーが西粟倉村で事業をやる際に西粟倉コインを持っていることで投票が出来る(つまり主体的に街づくりに参画できる)ということがあるようです。

コインを多く保有している人であれば、かなり自由に今後の街づくりをコントロールできる?ということになるのかもしれません)

 

林業が主ということと人口が少ないという観点で見れば、村の成長性は決して高いとは言えませんから、これだけでは正直イマイチですね。

よほど面白いビジョンやプロジェクトが無いと、僕の中では投資対象とはならない案件ではあります。

 

少ない人数だからこそ、突拍子も無いことができるかも?

人口が少ないというのは普通に考えれば経済成長の上では阻害要因ですが、一方でこれがポイントでもあると思っていて、人数が少ないからこそ機動性を活かして面白いことが出来るのかなとも思います。

 

例えば、ブロックチェーンスタートアップの誘致(税制優遇)もそうですし、仮想通貨やブロックチェーンであらゆることが完結する仕組みを世界の自治体に先駆けて作るとか・・・。

 

石川県加賀市がブロックチェーン都市を目指すと宣言していますが、こちらの場合、規模もそれなりなので、各種合意形成に色々と時間がかかります。

機動性で見れば圧倒的に西粟倉村のほうが優位でしょう。

関連記事最先端の都市は石川県加賀市?ブロックチェーン技術で人口減少に立ち向かう。

 

それこそ仮想通貨都市の世界モデルを狙えるのではないかとも思いますので、ぜひとも頑張って欲しいです。

(世界中から視察が殺到する可能性も考えられます→高い視察料取ればいいんじゃないですかね(笑))

 

おわりに

まだまだ仮想通貨やらICOには偏見が強いですが、仮想通貨が今後圧倒的に成長し、ブロックチェーン技術とともに世界の様相を変えていくことはほぼ確実だと思っています。

 

このケースのように、公的機関が積極的にかかわっていくことは仮想通貨自体の信用力を高めることに繋がります。

 

金融庁も仮想通貨市場の成長に肯定的である旨を話していますし、政府や都道府県には規制面・税制面で積極的に各種バックアップをして欲しいというのが思うところです。

 

とにかく、西粟倉村のその気概が素晴らしいですね。

ぜひプロジェクトの成功に向けて頑張って欲しいと思います。

 

今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

 

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