こんにちは、元公務員のシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
さて、今回は公務員試験の勉強の仕方(継続方法)をテーマに取り上げます。
適切なやり方を押さえて、継続しさえすれば絶対受かると言っても過言ではないのが公務員試験ですが、問題はいかに継続できるかにあります。
例えば専門試験がある公務員試験(国家公務員・県庁など)の場合、合格には1500時間の勉強(1日4時間やったとして1年間)を行う必要があると言われており、なかなかにその時間はボリューミーです。
以下では、勉強の正しいやり方に触れた後、どうやれば長期間継続が出来るのかにスポットを当てて書いていきます。
合格するための勉強法
合格するための勉強法とは?
まず、合格するための勉強法について書きます。
シンプルに言えば、
「問題集を徹底的に繰り返す(特に、数的処理、ミクロ・マクロ経済、行政法、民法、憲法は問題集3回を目安)」
ということになります。
僕の場合であれば、予備校で講義を受け、その復習として予備校の問題集を解く。
講義が全て終わった時点で問題集が1周しているので、その後は徹底して問題集を繰り返す。(講義に使った参考書は基本二度と見ない)
これで、国家1種(今の総合職)は高得点で合格、県庁にも2位(筆記+面接トータルですが)で合格しました。
結局は独学も一緒です。
とにかく問題集を繰り返す。これに尽きます。
当然、時間をかけて日々継続する必要がある
僕は、上記主要科目の問題集は5周くらいした上に、配点が高めの政治学や行政学、財政学も2周か3周したりと、かなり執拗に問題集を繰り返しました。
絶対受かりたい一心でここまでやったわけですが、もちろんかなり時間がかかりました。
(予備校の講義を合わせて2500時間程度だったと思います)
正直そこまでやらなくても全然大丈夫(僕であれば、勉強を大学3年の4月から始めて翌年1月くらいの時点で筆記合格を確信していました)ですが、どちらにしても、何度も問題集を繰り返すためは絶対的な時間が必要です。
時間をかけずラクして受かるみたいな方法は僕自身やってないので教えられません。
ある程度まとまった時間を確保し、徹底的に繰り返す。
そういった地味な作業の上にのみ合格があると思っています。
では、どうすれば継続が出来るのか?
継続するためのやり方について以下で書いていきます。
継続するための3つのやり方
継続するための順番は?
以下で継続するための3つのやり方を紹介します。
順番として、以下を守っていただければと思います。
- マインドセット(最も重要)
- 環境を変える → 予備校か独学か
- ただひたすら繰り返す
マインドセット
要は考え方です。
これが最も重要です。
ここが曖昧だと、自分のやり方に自信が無くなり、迷いが生じます。
不安の感情が強くなったり、ネットでの情報収集時間が増加するなどして、大きなロスに繋がります。
では早速結論です。
公務員試験に限らず、何かに上達するためにあらゆる場面で使える考え方をお伝えします。
「決断(他を捨てる)して集中して、繰り返す」
以上です。鉄則です。
要は、「出来るだけ他を捨てて、1つのことに絞れば、そのことに対し時間とエネルギーを注げるので、上達する」という非常にシンプルな話です。
合格するための勉強法として「問題集を徹底的に繰り返す」のが唯一無二とお話ししましたが、繋がってますね。
ただ、この考え方に基づいてより厳密に言えば、
例えば、憲法ならある1冊の問題集のみを徹底的に繰り返す。
行政法ならある1冊の問題集のみを徹底的に繰り返す。
目移りがしてしまうので、問題集の種類(クイックマスターとかスー過去とか)は絞る。
ということになります。
例えば、配点の高い科目について、いくつもの問題集をそれぞれ何回も繰り返すような必要は全く無いです。
これだと他の問題集を捨ててないですよね。
原則論で行けば、1つを徹底的に極めた方がいいです。
他にも、この考え方から導き出せる話としては、
「情報を入手する媒体は1つとか2つに絞る(極論ですが、日程さえ分かっていれば受かります(笑))」
「アルバイトやサークル、自分の持ち物など、あらゆる物事について、捨てられるものは捨てる」
といったことなどがあります。
情報に関して言えば、僕自身も受験当時は色々とネットで調べて心配になりました。
あの参考書も読んだほうがいいのかなとか、このやり方じゃまずいのかなとか。
不安でしたが、なんとかブレませんでした。
とにかく予備校の講義を受けたら問題集をひたすら繰り返す。
それのみを徹底していました。
(この考え方を知っていたというわけではなく、直感的にそれが正しいであろうと思っていただけですが)
結果、全く専門試験科目に関係ない学部出身であり、大学受験時に国立は受けていないため教養科目の知識も少なく、実質ほぼ0からスタートした僕が上位で受かっていますので、やり方自体は間違いなく大丈夫です。
合格する手法というのはとにかくシンプルです。
いや、どんなことでも本当に上手くいく方法というのはシンプルです。
まずは、
「決断(他を捨てる)して集中して、繰り返す」
ということが合格するための王道であるということを自分の腑に落としましょう。
考え方に確信を持っていれば、行動に移すのは容易です。
環境を変える
考え方をしっかり頭に叩き込んだら、環境を変えましょう。
「決断(他を捨てる)して集中して、繰り返す」ための場づくりをするわけです。
一番簡単なのが、お金を払って予備校に行くことです。
僕はこれをオススメします。
元を取ろうという考えも働きますし、強制的に勉強せざるを得ない環境を構築できます。
しかも、問題集が全て貰えますので、その選択について、何も考える必要が無いです。
それだけを徹底してやればいいので、時間が大幅に短縮できます。
(僕は予備校から貰ったもの以外で、参考書・問題集の類は何も買っていません。)
別にDVD講座でもWeb講座でも何でもいいのですが、出来れば予備校の現場には行った方がいいです。
僕はDVD講座でしたが、電車で30分くらいかけ、予備校に行って勉強をしていました。
(もちろんこの通学時間も貴重な勉強時間ですので、徹底的に勉強していました)
独学の場合は少し面倒です。
まず、問題集や参考書選びに時間がかかります。
というかここに時間をかけてください。
これだというものをしっかり決めて、確信を持って、ただそれだけをひたすらやることが合格への最短ルートだからです。
レビューを参考にしてもいいですが、一番は自分のフィーリングです。
これは分かりやすいというのを本屋で選びましょう。
問題集を揃えても、予備校と比べれば勉強環境は整っていません。
自分の家でとことん繰り返すのも、自分を律する能力が相当高かったり、モチベーションがよほど高かったりすればいいですが、基本的に人は堕落する方向に走ります。
例えば、以下のようなことをして環境を整備することが考えられます。
・部屋を整理する(今日、明日必要な物以外は基本的に捨てる)
・テレビを捨てる
・マンガを捨てる
・バイトを辞める
・単位がほぼ確定している講義には通わない
・サークルに行かない
・街の図書館で勉強する(毎日通う時間を決める)
・大学の図書館で勉強する(同上)
・既に合格している人とネットワークを作る
(→オススメです。モチベーションの維持にも繋がりますし、試験対策・面接対策でも色々とアドバイスを貰えます。個人的には、受験生のネットワークはオススメしません。確実に受かる人が誰かを見抜くのは困難だからです。少し厳しいですが、受かるか受からないか分からない人たちと同じレベルで話をしてもあまり有益ではありません。)
ちなみにですが、僕がやったのは、講義に通わない、サークルにはたまにしか行かない、バイトはやらないくらいですね。
上で書いたほどストイックにはやってません。
ダラダラとネットサーフィンしたり、テレビ見たり、マンガを読んだりということもしばしば。
予備校だから受かりましたね。
僕の性格上、独学だと厳しかったように思います。
ひたすら繰り返す
考え方に確信を持ち、環境も整えば、あとはひたすら繰り返すだけです。
原則どおり、
「(予備校の場合であれば講義を受けた後、)問題集をただひたすら繰り返す」
ただこれだけです。
これで受かると分かっていれば、受かるまで余計な情報は遮断して実践できますね。
物凄いシンプルですが、公務員試験なんてそんなもんです。
まとめ
考え方に確信が持てていないと、行動に移せません。
移したとしても、高い結果は出せません。
人が勉強することにおいて最も邪魔な材料は、不安とか迷いだったりします。
だから、ベースとなる考え方をしっかり構築しておくことが重要なんですね。
考え方に確信が持てれば、あとは、ただひたすら問題集を繰り返すという適切な手段を集中して行っていくだけ。
土台がしっかりしているので、ドンドンと知識が積み上がって行きます。
あんまり複雑に考えないで、上で書いた通りやってみましょう。
筆記は必ず突破できますよ。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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