こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
海上保安官を目指している方へ。
「海上保安官になりたいんだけど、どう対策すればいいのか分からない。どの予備校に通えばいいのか知りたい。」
と考えていませんか?
本記事ではこうした疑問を解決します。
本記事の内容
- 大手予備校(海上保安官コース)の費用や特徴比較【一覧】
- 各予備校のメリットとデメリット
- 予備校の選び方【迷ったらコレ】
- 費用に関する考え方【受かれば費用は楽勝で回収可】
この記事を書いている僕は、予備校に通った結果県庁に2位で合格しています。(国家総合職の1次試験に上位合格、大手予備校模試で関東2位という結果も出しています)
そんな予備校経験者としての目線を踏まえて解説していきます。
海上保安官コースを持つ予備校の費用や特徴
大手予備校で海上保安官を狙えるのは大原とTAC
大手予備校のうち、海上保安官をコースの中に明記しているのは大原とTACです。
ただ、どちらも海上保安官専願コースは存在せず、警察官・消防官コースの中で海上保安官も併願できるということになっています。(つまり、海上保安官をメインで目指す方は、当然に警察や消防の併願も狙えます)
以下の通り両予備校を比較しました。
費用 | 特徴 | |
資格の大原 |
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TAC |
※大学生協で申込むと5%(約1万円)割引、無料講座説明会参加で1万円割引 |
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※全て入学金込・税込
※割引に関してはオーソドックスなものを記載しています。
予備校によっては、早割、他予備校からの編入割引、離職者割引、学卒未就労者割引などが存在しますので、お得な割引を逃さないためにも必ずパンフレットを確認するのがオススメです。
ざっくり言うと
両者とも似たような料金体系であり、面接対策に関しても模擬面接は無制限で同じです。
あとは実績勝負という感じですが、公安系については大原に強みがあるため、個人的には大原優位かなという感じを受けます。
各予備校のメリットとデメリット
①大原と②TACのメリットとデメリットを以下で詳しく解説します。
①大原
メリット | デメリット |
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【メリット】公安系の実績十分
大原は2018年度に警察官554名、消防官211名の最終合格者実績を残しており、警察と消防の数字は大手予備校の中でトップです。
そのため、公安系のノウハウがしっかり蓄積されており、面接対策などにおいても強みを持つと言えます。
【メリット】模擬面接無制限。追加費用はかかるがWeb面接指導もあり
模擬面接を無制限で受けることができます。
海上保安官試験における面接の重要性は非常に高いため、模擬面接無制限というのは大きなポイントです。
海上保安官試験における面接の重要性
海上保安学校(特別)試験の2018年度申込者は約6000名、1次試験突破者が約2700名、最終合格者が約1000名です。
つまり、2次面接で1次突破者の半分以上の受験生が落とされるということです。
また、追加費用(25分3000円)を払えばWeb(スカイプ)で面接指導を受けられるサービスもあります。
遠方の場合は非常に便利なサービスだと言えます。
【メリット】通学の場合、Webフォローが標準装備
通学コースを選んだ場合、どうしても都合が悪くて講義に出れないといった際はWebで講義を見ることができます。(追加料金無し)
大原の無料パンフレット請求リンクは以下です
※「警察官・消防官(大卒レベル・高卒レベル)」のパンフレットが海上保安官対応です
②TAC
メリット | デメリット |
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【メリット】合格者数実績公開
TACでは、2018年度に警察官(大卒)204名、消防官(大卒)87名の最終合格者を輩出しています。
総数では大原に若干劣りますが、それでも十分な実績です。
(なお、公安系では大原に軍配が上がるのですが、行政系ではTACのほうが実績は上です)
【メリット】模擬面接無制限
大原と同様に模擬面接対策無制限です。
【デメリット】通学の方がWebフォローを受けたい場合、追加費用が発生してしまう
通学(教室講座もしくは個別ブースでのDVD講座)の方で、予定等があって通えない時に備えてWebでも講義を見たい場合、追加で費用を払う必要(プラス31,000円)があります。
大原の場合、通学者のWebフォローが標準なので、この点はデメリットですね。
TACの無料パンフレット請求リンクは以下です
※「警察官・消防官」が該当のパンフレットです。
公務員予備校のおすすめの選び方【迷ったらコレ】
パンフレットを見比べて直感で選ぶ
予備校ごとに色々と特徴はありますが、どこに通った場合でも、きちんと集中して学ぶことができれば1次試験は必ず突破できます。
条件面以上に、選んだ予備校を信頼し、他の余計な情報を断ち切って集中して学べるかという点が重要です。
そのためには、予備校との相性、つまり直感的な要素がとても大切になります。
この相性を見極めるためにオススメなのは、片っ端からパンフレットを請求して見比べることです。
当たり前ですが、予備校ごとにパンフレットの作りは全く違います。
まさに予備校ごとの性格が出ています。
それぞれのパンフレットを見比べてみて、ここは良さそうだな、ここは向いてなさそうだなと思ったのであれば、その感覚を大切にして選ぶのがオススメ(僕もこの方法で決めて間違いありませんでした)です。
無料パンフレット請求用リンクはこちら
※大原もTACも警察官・消防官のパンフレットがそれぞれ海上保安官コースに該当します
体験講座や無料相談会へ参加して選ぶ
各予備校とも体験講座や無料相談会を開催しています。
百聞は一見にしかずという言葉がある通り、経験に勝るものはありません。
僕自身はパンフレットを見て直感で決めたため、体験講座には行きませんでしたが、万全を期したいのであれば体験講座や無料相談会へ行ってみて選ぶことをオススメします。
(→体験講座や無料相談会などの案内は、パンフレットに掲載されています)
なお以下の通り、読者さんが実際に無料相談会に行って予備校を比較した結果をご報告してくれました。
このように、行ってみたからこそ分かる情報があるということは押さえておきたいですね。
※読者さんの印象に引っ張られてしまう可能性があるため、予備校名にはモザイクをかけています
模擬面接の実施箇所をよく確認する
海上保安官試験(=海上保安学校(特別))の2018年度申込者は約6000名、1次試験突破者が約2700名、最終合格者が約1000名です。
つまり、2次面接で1次突破者の半分以上の受験生が落とされます。
そのため、面接対策は合否を分ける非常に重要なポイントになります。
そして、面接対策の肝は模擬面接、つまり実際に相手を置いて練習することです。
両予備校とも、模擬面接はそれなりに大きな都市の校舎に限って実施しているケースが多く、地方校では模擬面接を受けられないケースが多いです(地方校独自で対応しているケースもあるため、問い合わせ確認が必要)。
そのため、特に地方在住の方は、模擬面接を受ける場合はどの校舎に通う必要があるかといった点を押さえておく必要があります。
なお、大原もTACも模擬面接を受けるには遠すぎるということであれば、大原のスカイプによる面談の仕組みを活用したり、ジョブカフェや学校の就職課などを利用して練習するのも手です。
費用が高いと思われる方へ
費用の安い単価講座も設置されています
だいたいどの予備校でも単価講座(数的処理だけ、文章理解だけ、論文講座だけなど)が設置されています。
価格も数万円程度に落ちますので、配点の高いところだけピンポイントで受講したいという場合、単価講座を検討するのもアリでしょう。
海上保安官に受かれば1年目のボーナスで余裕で回収できます
海上保安官の場合、初年のボーナスは70万円くらい貰えます。
つまり、どの予備校に通ったとしても、その費用は公務員1年目で軽く回収できるということです。
どんな物事もそうですが、環境を変え、既に結果を成し遂げている人に直接習うのが成功するための最短最速の方法です。
短期目線で考えてしまうと、結局は大きな損をし得るということは押さえておきましょう。
おわりに
「予備校の選び方」のところで書いた通り、最後に重要となる決め手は相性です。
「ここなら信頼して任せられる!」というところが見つかれば、余計な情報を遮断し、その予備校のテキスト・問題集や面接対策に集中して学ぶことで合格できます。
上で書いた比較情報を参考にしながら、最後はパンフレットを眺めての直感的要素も大切にして決めていただければと思います。
今回比較した予備校
資格の大原:公安職の合格実績は大手予備校トップ。模擬面接無制限。Web(スカイプ)による模擬面接もあり。
TAC:公安職の合格実績は大手では大原に次ぐ。行政系の実績は大原を上回っており、講義のクオリティは十分。模擬面接無制限。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
>>予備校のメリットや予備校に通った際の勉強の仕方などが気になる方はこちらの記事もご覧ください。