こんにちは、元公務員のシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は公務員試験対策のおすすめ本をテーマに取り上げます。
僕自身が買った本について、その解説とともに書いていきます。
僕が買った試験対策のための本は2冊だけです

「試験のスケジュールおよび科目・配点の確認」と「面接対策」のための2冊
早速結論なのですが、本については2冊しか買ってないんです。
まず、「受験ジャーナルの公務員試験学習スタートブック」で試験のスケジュールを把握するとともに、自分の受験する県庁の配点を確認しました。
あとは、1次合格後、面接対策のために「面接の達人」という本を一通り読みました。
以上です(笑)
もちろん、問題集と参考書は別ですよ!
僕は予備校(LEC)の地方上級コースに通ってましたので、ここで配布された問題集と参考書を当然使いました。
(問題集は、今でいうクイックマスターですかね。当時はウォーク問という名前でしたが)
ただ、それ以外の問題集と参考書は1冊も買っていませんし、問題集と参考書以外で買ったものはまさに上の2冊だけです。
本質的な考え方を押さえましょう
以前の記事(公務員になるためのたった1つの勉強方法!まずは本質を抑えよ)をはじめ、僕が何回も触れているのは、とにかくシンプルに行きましょうということです。
問題集を徹底的に繰り返すのが合格に至る最も効果的な対策です。
であれば、問題集や参考書は種類を揃えて必要最低限の冊数にする。
また、それ以外に余計な本は買わない。
これが合格という成果を考えた時に一番効果の高いやり方になります。
色んな本を読んでも迷うだけ、極端な言い方かもしれませんが時間の無駄です。
それでは、以下で僕が買った2冊について解説します。
受験ジャーナル 公務員試験 学習スタートブック

実務教育出版が出している「受験ジャーナル」です。
こちらは月刊で出ている歴史ある公務員試験対策本です。
ただ、僕が買ったのは毎年必ず出版される特別企画号「公務員試験学習スタートブック」というもののみです。
この企画号では、公務員試験全体のスケジュール感が分かるのと、自分の受けたい自治体の配点などを調べることができます。
自分の受けるところの試験日がいつで、試験科目が何で、配点はどうなっているかというのを調べるのは一番最初にやるべきことですし、また、併願する方については併願先をどうするのかを検討する材料になります。
もちろん自治体のホームページとか、色んなネット情報でも確認は出来ますが、一覧になっていて、すぐにめくって調べられるというのはやはり本の強みです。
1冊持っていて損をするものでは無いと思います。おすすめです。
なお、僕的にはこれを読む上での注意点があります。
このスタートブックは結構厚みがあって、色んな合格者の体験談とか、教養試験対策とか専門試験対策とか、オススメの参考書などについて細かく載っています。
ただ、個人的には、スケジュールと配点確認のみでいいと思います。
他のページを見てると不安になったり迷ったりするんですよね。
この合格者ってこんな勉強してるのかとか、こんな色んな参考書があるのか、ヤバい、俺予備校の問題集しかやってないぞ・・・という風に。
いやいや、それで余裕で、しかもトップクラスで受かります(笑)
それなら簡単なやり方の方が良くないですか?というのが僕の考えです。
面接の達人

「面接の達人」は、今も毎年出ているようですが、Amazonの評価を見る限り、そこまで芳しくは無いようですね。
僕の受けた時(10年くらい前)は結構民間を受ける人の間では使われていたように思います。
(僕も、当時一流大企業からいくつも内定を貰っていた友人にオススメしてもらったので)
まあ、今の時代敢えてこれをおすすめするかと言われれば、何とも言えないんですが、この本の良かった点は、本質的な部分は教えてあげるから、あとは自分で考えろよみたいな部分が強かったところです。
僕が試験官なら、どこかで聞いたような内容は聞きたくないですし、実際しっかりと自分と向き合っているんだろうなぁと分かる内容に高評価を与えます。
そういった意味では良い本だったかなと思います。
僕が今買うならこれを選ぶかは正直分からないですが(笑)、ただ、やはり同じような傾向(模範回答みたいなものがあるのではなく、基本的には自分で考えなさいというスタンス)のものを買いますね。
ここでも一つ注意点があります。
面接対策は、筆記に合格してからで間に合います。
筆記前に考えるのははっきり言って時間の無駄です。
まとめ
とにかく、公務員試験対策の軸は問題集を何度も何度も解くことです。
今回紹介したスタートブックを見れば、例えば数的処理や経済原論は最低3回解こうとか、労働法は1回くらいやっておけばいいかとか、方針は導き出せます。
もちろんそれも重要なことですが、問題集を解いて、公務員試験の対応が「出来るようになる」ことが一番重要なことです。
だとすれば、それを阻害する要因(迷いを生む、混乱する、不安になる)ようなものは出来るだけ取り除いた方がいい。
そうなると、自然と問題集以外の本の冊数も少なくなってくるわけですね。
何事もそうですが、シンプルに1つのことに集中して、出来るようになるまで繰り返せば、圧倒的に勝てます。
僕もそのおかげで、県庁に次席で合格出来たわけです。
原理原則を押さえた上で、試験勉強を頑張って行きましょう!
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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