こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、ゴシップネタなのですが、元刑事の知り合いが語る「新井浩文の罪と罰」をテーマに書いていきます。
知り合いの元刑事Youtuberが動画で解説
今回は僕が分析をするというより、先日直接会って知り合いになった元刑事Youtuberのやまよしさんの解説動画を以下に掲載した上で、僕のほうで動画について簡単なまとめを書いてみます。
↑動画を作成しているやまよしさんは、某県警警察官として勤務、刑事も勤め上げた後、現在は経歴を活かしてクレーム対応関係のお仕事をされていらっしゃいます。
元刑事の説明ですから圧倒的な説得力ですよね。
新井浩文氏は実刑か示談しかない?
詳細は動画の通りですが、動画の内容をざっくりまとめたものが以下です。
- 今回容疑のかかっている強制性交罪(旧強姦罪)は、刑法上罪が非常に重い
- 一発で実刑の可能性高い(5年以上の懲役)
- 罪を認めている以上、実刑を免れるには示談しかない
- 示談をするなら拘留期間20日以内(起訴前)
- その場合、当然多額の示談金が必要
その他、被害を受けた日と被害届の提出時期のズレからくる疑義についても詳しく解説されています(5分30秒頃)ので、その点が気になる方はぜひ動画でご確認ください。
→元刑事としての着眼点に注目です。
起訴されたらおしまい?
起訴後の有罪率は99.9%
僕個人としては、今回の事件についての意見というのは正直あまり無いのですが、「やまよしさんの動画からの学びと補足」ということで、「起訴と有罪の関係性」についてまとめてみました。
やまよしさんは動画の中で「実刑を免れるには、拘留期限内に示談するしかない」ということに触れています。
これはつまり、検察官に起訴されると有罪は実質的に確定ということを示しています。
(起訴=(特に検察官が)裁判所に訴訟を提起すること。)
日本の場合、起訴されたら99.9%有罪(執行猶予or実刑)です。
否認事件(起訴されても無罪を主張、もしくは一部起訴内容を認めない場合)に限った場合でも97.3%が有罪です。
海外の場合、アメリカは99.6%有罪(否認事件85%)、ドイツは96%有罪(否認事件は不明)、イタリアは79.3%有罪(否認事件は不明)
※数字は、法務省「諸外国の刑事司法制度」より
ということで、刑事事件における起訴・不起訴というのは非常に重要なポイントです。
当然犯罪を犯さないというのが基本ですが、もし身の覚えのない疑いをかけられそうになった際は、起訴前に優秀な弁護士を手配するなどして不起訴を勝ち取るといった対応が最優先事項になってくるということですね。
おわりに
今回動画を紹介した元刑事のやまよしさんは、他にも警察官試験対策の動画や(やまよしさんは警察官の公務員模試全国1位を取った実績の持ち主です)、警察学校のリアルなどについての動画もアップしています。
警察官を目指す方にとって役に立つ情報が満載ですので、ぜひやまよしさんのYouTubeチャンネルをご覧になっていただければと思います。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!