こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、学歴別・規模規模別の生涯年収を男女別に算出しました。
本記事の内容
- 男性の学歴別、企業規模別の生涯年収【民間企業】
- 女性の学歴別、企業規模別の生涯年収【民間企業】
- 公務員の生涯年収
各数字については、厚労省・総務省・人事院の統計を活用して算出しています。
男性の学歴別・企業規模別の生涯年収【民間企業】
まずは男性の生涯年収です。
卒業後、60歳まで働いたと仮定して算出しています。
なお、金額には各種手当やボーナスを全て含みますが、退職金は含みません。(退職金の目安額は後述します)
中卒男性の生涯年収(全産業平均)
企業規模 | 生涯年収 |
1000人 | 225,265,400円 |
100〜999人 | 180,238,400円 |
10〜99人 | 168,523,700円 |
(データ元「厚労省:H30賃金構造基本統計調査」における「全産業平均」の数字を使用して推計。以下同じ。)
高卒男性の生涯年収(全産業平均)
企業規模 | 生涯年収 |
1000人 | 233,615,400円 |
100〜999人 | 188,730,700円 |
10〜99人 | 167,519,800円 |
高専・短大卒男性の生涯年収(全産業平均)
企業規模 | 生涯年収 |
1000人 | 231,384,000円 |
100〜999人 | 195,438,100円 |
10〜99人 | 175,051,200円 |
大卒・院卒男性の生涯年収(全産業平均)
企業規模 | 生涯年収 |
1000人 | 290,564,400円 |
100〜999人 | 232,913,700円 |
10〜99人 | 190,231,000円 |
女性の学歴別・企業規模別の生涯年収【民間企業】
続いて女性のデータです。
中卒女性の生涯年収(全産業平均)
企業規模 | 生涯年収 |
1000人 | 140,095,900円 |
100〜999人 | 125,433,900円 |
10〜99人 | 110,352,400円 |
高卒女性の生涯年収(全産業平均)
企業規模 | 生涯年収 |
1000人 | 141,929,600円 |
100〜999人 | 129,729,800円 |
10〜99人 | 118,400,500円 |
高専・短大卒女性の生涯年収(全産業平均)
企業規模 | 生涯年収 |
1000人 | 179,228,300円 |
100〜999人 | 154,828,400円 |
10〜99人 | 138,577,100円 |
大卒・院卒女性の生涯年収(全産業平均)
企業規模 | 生涯年収 |
1000人 | 212,901,900円 |
100〜999人 | 182,939,400円 |
10〜99人 | 154,257,200円 |
退職金について
上記で算出した数字には退職金の額が含まれていません。
細かな金額は以下の記事で細かく算出していますので別途ご覧いただきたいのですが、
ざっくり言うと、
中小企業で1000万程度、大企業で2000万程度
と押さえておけばOKです。
公務員の生涯年収について
次に公務員の生涯年収です。
公務員の場合、性別の差と学歴差はほとんど無いと見ておいてOKです。
国家公務員(行政職俸給表(一))の生涯年収額(大卒)
280,182,672円(給与収入257,951,672円、退職金22,231,000円)
データ参照元と算出方法(以下同じ)
平成29年国家公務員給与等実態調査(人事院)と平成28年地方公務員給与実態調査(総務省)を用いて推計。
年齢別の平均年収を算出した上で積み上げを行い(60歳定年まで)、退職金を加えて算出した。
都道府県庁職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)
261,385,681円(給与収入238,501,681円、退職金22,884,000円)
政令指定都市職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)
281,451,920円(給与収入257,897,920円、退職金23,554,000円)
市役所職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)
254,880,386円(給与収入231,996,386円、退職金22,884,000円)
町村役場職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)
231,086,137円(給与収入209,493,137円、退職金21,593,000円)
特別区職員(一般行政職)の生涯年収額(大卒)
282,669,456円(給与収入259,250,456円、退職金23,419,000円)
おわりに
以上、民間の生涯年収と公務員の生涯年収でした。
民間に関しては、学歴が高く、企業規模が大きくなるほど生涯年収も高くなるというシンプルな構図が読み取れます。
また、公務員と民間を比べると、
規模1000人以上の企業に勤めた大卒男性の場合は公務員より高く、
規模1000人以上の企業に勤めた高卒男性もしくは規模100〜999人の企業に勤めた大卒男性の場合は公務員と同等、
これ以外のほとんどの区分では基本的に公務員より下回る(女性の場合、企業規模・学歴問わずほぼ下回る)ということが言えると思います。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!