こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
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今回は、日本が世界に誇る大天才、棋士の「羽生善治」さんの名言がテーマです。
本記事の内容
- 羽生善治さんの名言に学ぶ「口に出す言葉」の重要性
- 科学的に見たマイナスの言葉のデメリット【メンタリストDaiGoに学ぶ】
天才的頭脳を持っていながらそこにおごらず、本当に穏やかな人格者でもある羽生さんですが、その理由を垣間見る事ができる名言だと思います。
羽生善治さんの名言に学ぶ「口に出す言葉」の重要性
羽生さんの長女さんが明かした名言
「家では仕事の話はせず一言もマイナスの言葉を言わない父です。
「言葉は人をつくる」だからこそ口に出す言葉はよく考えて大切に。の信条を体現する父。
一つの仕事を頑張り続けている父をとても尊敬しています。」
以上、国民栄誉賞受賞が決まった際に出演した報道ステーションの中で取り上げられた娘さん(長女・当時大学生)からの手紙です。
というわけで直接羽生さんが言った名言ではないのですが、
「言葉は人をつくる」だからこそ口に出す言葉はよく考えて大切に。
の部分はまさに羽生さんの名言に当たりますね。
なお、キャスターの方が「言葉は人をつくる」という点について羽生さんに深掘りしたところ、
「言っていることから感情が生まれてしまうことがあるため、(マイナスの言葉を発することで)負のサイクルに入らないようにということはよく思っています」
とコメントをされています。
あれほどの天才的頭脳を持っていながら、一切偉ぶったところを見せない羽生さんですが、普段から意識をして「言葉」に気をつかっているということが分かります。
次女さんからもこんなに素敵な手紙が
番組内では、次いで高校生の次女さんからの手紙が読まれました。
こちらは、今回の本題である「言葉」の話ではないのですが、本当に素敵な内容でしたので取り上げてみます。
「家ではホンワカ優しくて怒られたことはありません。
バラエティ番組を見て一緒に笑い、悲しい時も一緒に悲しんで泣いてくれる。
いつも私たち子どもの気持ちに寄り添い、ともに分かち合って並走してくれる
そんな父が大好きです。」
うーん、まさに神の頭脳と神の精神を持つ男という感じですね。
ドラえもんの中で、のび太との結婚を迷っているしずかちゃんに対してしずかちゃんのパパが贈った名言、
あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
それが一番人間にとって大事なことなんだからね。
を思い出しました。
科学的に見たマイナスの言葉のデメリット【メンタリストDaiGoに学ぶ】
羽生さんも気をつかっている「言葉」ですが、
新約聖書における「始めに言葉ありき」という文章はあまりにも有名ですし、
また、仏教でも良い言葉を使うことの重要性は再三説かれています(「八正道」の「正語」など)。
まさに2000年以上の時を超えてその重要性が説かれているものにもかかわらず、我々はどうしてもその力を軽視しがちです。
小さい子どもには「ダメ!」とか「やめなさい!」などとネガティブな言葉を浴びせかけ、自分のことを「僕はできない」とか「能力がない」と卑下し、居酒屋などにおける飲み会と言えば人の悪口・批判に終始する・・・。
そういったマイナスの言葉の影響について、メンタリストのDaiGoさんは
「ネガティブは伝染する」「ネガティブな言葉でバカになる」
と、脳科学的観点から見たデメリットについて言及しています。(詳細は以下の記事をご覧ください)
また、こちらの記事では悪い言葉の影響ということで、僕自身が地元の国立大の大学祭で見た面白い実験(悪い言葉をかけると食べ物が腐る)について取り上げています。
※こちらは科学的に本当かどうかの裏付けが取れているものではありませんので、一つの面白い事例ということでご覧ください。
実際問題として、ネガティブな言葉なり悪口なりを発した際に、それを常に浴びせられることになるのは自分の脳です。
変な食べ物を食べていたら身体がおかしくなるのと同様、マイナスの言葉を脳に浴びせられ続けたら何らかの悪影響が出るだろうというのは自然なことと言えば自然なことですよね。
→言葉の場合、その影響が分かりづらいのが厄介なわけですが。
おわりに
今回は、羽生棋士の名言をベースに「言葉」の重要性について取り上げてみました。
羽生さんに限らず、様々な方の成功哲学とか人生論みたいなものを読んだり聞いたりしてきましたが、物心両面で大成功をしている方ほど、言葉の力を重視していると感じます。
ちなみに、作家の吉本ばななさんも「悪口」を言う人のところには近づかないのが自分の健康法だみたいなことを言ってた記憶があります。
DaiGoさんの例にもある通り、そのマイナス面も明らかになっているわけですし、もし今回何か感じるものがあったとすれば、早速自分の言葉に気をつかってみてはいかがでしょうか。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!