こんにちは、元公務員のシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、「公務員試験に独学で受かる人の条件」がテーマです。
独学で受かる人の条件(逆に言えばこういう人にはあんまり独学はおすすめしないよーという話)や、独学を選ぶならこういう点に注意しましょうということについて書いていきます。
なお、僕自身は国家1種の1次試験合格(2次辞退)、県庁2位最終合格、予備校の模試で関東2位といった実績を持っていますので、この辺が記事の信頼性担保に繋がるかなと思います。
独学で受かる人の条件とは?
独学でももちろん受かるが条件がある!
公務員試験は独学でも受かる試験です。
それは多くの独学合格者のブログがあることからも明らかですし、実際に僕の県庁の同期にも少数派ではありますが独学合格者はいました。
ただ、独学で合格を目指す場合には条件があります。
結論から言えば以下の2点です。
- 「勉強習慣が身に付いている人」
- 「過去に自力で勉強して試験(高校の試験、センター試験など)でトップクラスの得点を取ったことがあり、自分の能力に自信を持っている人」
→どちらかと言えばこっちのほうが重要
以下でそれぞれについて解説していきます。
受かる条件その1:勉強習慣が身についている人
例えば、地方上級試験や国家一般職試験の合格までの目安勉強時間として「1500時間」というものがよく挙げられます。
1500時間=1日4時間1年一切休みなしで勉強するという計算です。
もちろんあくまで目安ですし、人によってはもっと短い勉強時間で受かる人もいるでしょう。
とは言え、地方上級や国家一般職の場合、教養試験と専門試験で約30もの科目に対応しなければなりませんから、一定量の勉強は絶対に必要となります。
(なお、教養試験のみの市役所であっても15程度の科目に対応しなければなりませんから、やはりラクではありません)
つまり独学を考えている場合、勉強が習慣化されているかどうかは非常に重要な条件です。
大学受験時代でも、また、大学生になってからでもいいですが、自分一人で毎日黙々と勉強を続ける習慣はあったでしょうか?
大学受験で大した勉強をしておらず、大学も遊びまくっていましたという人が、いきなり独学で毎日4時間勉強し始めましょうと言ってもまず無理です。
ほぼ100%挫折します。(人の意思力なんてそんなに強くありません)
受かる条件その2:過去に独学で高得点を取った成功体験を持っていて、自分に自信のある人
過去に独学で何らかの成功実績があり、自分で勉強すれば高得点が取れる!という自信を持っているかどうか、これも独学を選択する上では非常に重要な条件です。
一方で、仮に勉強の習慣が身についていたとしても(中学・高校・大学でも時間をかけて真面目に勉強するタイプ)、過去に試験でトップクラスの高得点を取ったという経験が無い人の場合、独学では厳しいでしょう。
→そういう人の場合、根本的に勉強のやり方が間違っている可能性が高く、独学を選択すれば、今までと同じように成果が出ないという状況に陥る可能性が高いです。
厳しいことを言えば、「成果を出せるレベルで出来る」ことが重要なわけで、「成果は出ないけど延々とやっている」ことには何の意味もありません。
ここに思い当たる節がある人は、思い切って環境を変えるべきでしょう。
自信が無ければ環境を変える=予備校に通うのが手っ取り早い
何か一つのことを最短最速で極めたいなら、「環境を変えること」「良い指導者に教わること」が非常に重要です。
これを簡単に実現できる手段が予備校に通うことです。
→僕自身が県庁2位合格、国家1種1次合格などの成果を出せたのは間違いなく予備校に通ったからこそです。
もし、勉強の習慣がなく、かつ、過去に試験で成功した体験が無いという場合であれば迷わず予備校に通うことをオススメします。
なお、勉強の習慣があっても、やはり成功した体験が無ければ予備校に通いましょう。
→良い指導者を通して高得点を取るコツをさっさと身につけましょう。
もちろん予備校に通えばお金はかかりますが、お金は有効に使ってなんぼですよー。
→つまり投資です。合格さえしてしまえば、初年のボーナスで60万とか70万とか軽くもらえますので。
↓なお、目指す職種ごとに各予備校の費用などを徹底比較しているのは以下の記事です。
↓ちなみに費用が気になっている方へ、稼ぎやすい手法のアドバイスということでこちらもオススメ。
もし独学を選ぶ場合の注意点について
独学者の中でも高得点で合格している人の話を聞こう
ここまでの話を踏まえ、独学を選択してみようと考えた方への注意点ですが、
独学者の中でも、高得点を確保して受かっている人の意見を聞いたほうがいいです。
ハッキリ言って、ギリギリのラインで受かっている人の意見を聞いても大して参考にならないです。
→その場合、「たまたま」受かった可能性があり、同じやり方を試してもギリギリのラインもしくは更に下のラインで落ちる可能性が出てきます。(公務員試験は面接の配点が高いため、十分そういったことがあり得ます)
インターネット上の意見を参考にする場合は、「数値的な実績」を良く見極めましょう。
また、フィーリングも非常に重要です。
この人一人から学べば間違いない!と確信を持てる人を見つけ、実際にその人以外の意見は極力排除し、集中して勉強するのが合格までの最短です。
ネットよりもリアルのほうがいい
できれば独学合格者とリアルな接点を持ったほうがいいでしょう。
勉強の具体的なやり方や、また実際に公務員になってみてどうかということについて貴重な情報を聞くことができます。
また、問題集やテキストなどをそのまま貰ってしまう(または買い取る)ことも出来ます。(これができればめちゃくちゃ時間が短縮できます)
ネットの場合でも、今はSNSなどを通していくらでも接触は可能ですから、実際に直接やり取りをしてみることをお勧めします(スカイプやzoomを利用した通話とかもありです)。
おわりに
以上、独学合格者の条件や独学を選択する際の注意点について書いてきました。
もちろん、過去に勉強習慣がなく、勉強の自信も無い人が、ネットで独学合格者の情報を見て頑張って自力で合格する可能性も0ではないです。
一方、記事の中でも書きましたが、人は意思とか気合とかではそうそう変われません。
それくらい人は環境に依存する生き物です。
つまり、勉強が習慣化されていない人や自信のない人が自力という選択肢を取った場合、失敗するリスクは限りなく高くなります。
(しかも、タダでさえ公務員試験は難易度の高い試験(特に専門試験がある場合)です)
自分の習慣などを過去から冷静に振り返ってみて、現状の力をしっかり把握した上で、独学にするのか予備校にするのかを選択するようにしましょう。
→なお、個人的には勉強が習慣化している場合でも予備校をオススメします。配点を踏まえた科目の優先順位や勉強のやり方を教えてもらえますし、教材も手に入りますから、何よりラクです。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
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