こんにちは、シュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は、公私ともに圧倒的な成功をしている方(経済面は年収で億を超えるレベル)から直接学んだお金や成功法則に関する内容の第8回目です。(過去記事は以下リンクより)
今回は、「税金」がテーマです。
投資やビジネスでお金を稼ぐということと税金は切っても切り離せない関係であり、気になる方も多いテーマだと思います。
本当に豊かなお金持ち(物心両面での豊かさを持っているお金持ち)は、いったい税金についてどのように考えているのかについて、興味がありましたらぜひご覧ください。
前回までの内容の簡単なおさらい
この記事はシリーズものとして書いているため、まずは簡単に過去8回の内容について触れます。
(本題を読みたい方は飛ばしてください。また、細かく内容を知りたいという方は最初に貼ったリンクをご覧ください)
第1回はシリーズを通しての学び方ということで、「人生を変える3つの勉強法」について解説しました。
第2~4回は、「法則」について取り上げ、以下のようなお話をしました。
- 人が成功するために必要な要素とその割合は、「考え方(80%)、知識・技能(16%)、行動(4%)」
- この要素の土台となる部分として「法則」がある(考え方は法則に依存する)
- 1つ目の法則「縁起の法則」=人生を変えるには人間関係か環境を変えるしかない
- 2つ目の法則「天秤の法則」=「役に立つこと(価値を提供すること)」が長期での豊かさに繋がる(短期でギャンブルなどで儲かっても、誰の役にも立っていないのならそれは失われる方向に進む)
- 3つ目の法則「確率の法則」=全ては確率であり、絶対確実なものなどない。つまり、やってみなければ分からないため、動きながら考えていくのが必須(絶対失敗しない方法など存在しない)
第5~7回は、「考え方」について取り上げ、以下の通り解説をしています。
- 1つ目の考え方「良心に従う」=人の役に立つ仕事をするという王道を歩むことで、物心両面で幸せになることができる
- 2つ目の考え方「未来志向」=時間は未来から流れてくるものと捉えるという考え方をすることで、成功のためのチャンスを掴みとることができる
- 3つ目の考え方「感謝」=感謝をすれば、人からの運が運ばれやすくなる。また、チャンスに繋がる情報を認識できるようになる。
今回からは、お金に関するお話(「考え方・知識技能・行動」の中の「知識技能」に関する部分)がメインになっていきます。
【結論】税金を気持ち良く支払うと、お金と幸せを両立できる
まず今回のお話の結論から書きます。
お金と幸せを両立していきたいなら、税金を気持ち良く払いましょう
ということです。
一応断っておきますと、僕は決して税務署の回し者ではありません(笑)
あくまで、実際に年収が億を超える収入を持つメンター(物心両面で間違いなく成功をされている方です)が実践されているやり方であるという点を念頭にお読みいただければと思います。
どうしてこうした結論になるのかについては、以下で詳しく解説していきます。
お金は空気のようなもの
必要な分が無ければそのことしか考えられない
お金とは空気のようなものです。
宇宙空間に放り出されたら空気が欲しくてたまらない状況になるのと同じく、月末に支払うべきお金が今手元にないとなれば、お金のことだけしか考えることができなくなります。
よって、必要な分は絶対に満たす必要があります。
単刀直入に言えば、貧乏で幸せというのはあり得ません。
貧乏なら必ず苦しいということです。
必要な量を満たすと、それ以降は増やせば増やすほど幸せになるものではない
仮にこの地球上において空気の量が2倍、5倍になっても何のメリットも感じないように、お金もその人にとっての必要量が満たされてしまうと、お金が2倍、5倍に増えれば幸せも2倍、5倍に増えるというものではありません。
必要量が満たされると、幸せとお金に関係はなくなり、「人間関係」(夫婦間の人間関係や子どもとの人間関係など)が幸せを左右する大きな要因になっていきます。
この「必要量」というのは個人によって異なるでしょうが、色々な成功者が挙げるのは、様々な欲求を満たせるラインとして年収2000〜3000万程度というところがあるようですね。
以上の点が、お金について押さえておくべき大前提ということになります。
お金持ちなのに不幸な人とは?
「必要以上に求めている」もしくは「必要以上に持ってしまった」場合
お金は必要量以上を持っても幸せには関係しないという話をしました。
このことを踏まえ、お金持ちで不幸な人というのはどういう人かを考えてみると、
- 本人が必要以上に求めている
- 本人が必要以上に持ってしまった
このいずれかということになります。
そういったお金持ちは、
- 次当たるのは何か(何の株か、何の仮想通貨かなど)
- 税金の支払いをいかに少なくするか
に思考が集中しています。
今回のお話をしていただいたメンターも、仮想通貨で何百倍という資産を稼いだ人を多数知っているものの、そのコミュニティに接してみると「次当たるのは何か」と「税」の話で持ちきりであったのことでした。
こうなると、幸せを実現するための手段であったはずのお金が目的化してしまうことにより、幸せから遠ざかっていくことになります。
(お金を稼ぐこと自体が人生の目的だというケースであれば別ですが、そういった人は本来少数派でしょう)
人間には、お金に見合うかどうかの器がある
人間には目に見えない「器」があります。
要は、「人間力」とか「実力」のことです。
お金には「稼ぐ」「使う(自分のため、社会のために役に立つ使い方をする)」「殖やす」「守る」の4つがありますが、どれも難しく、これらを可能とするための能力が器です。
例えば投資などにより、お金の数字が一瞬で10倍、100倍になる可能性はありますが、器が一瞬で10倍、100倍になることは「絶対に」ありません。
器は1日1センチずつ成長していくような類のようなものだからです。(筋トレと体の関係をイメージすると分かりやすいです)
長期的には「全て失う」か「そのまま全く使えない」
守る力も稼ぐ力もない器の小さいお金持ち(単に一発当てた人)がどうなるかと言えば、長期的に見ると、
- 持っているお金を全て失う
- 情報空間に数字として置いたままで全く使えない
のいずれかに帰結します。
「次に何が当たるか」であったり、「(税金などで)失うことの恐怖」に意識が集中しているため、また一発当てようとして資金を失う、もしくは失うことが怖いから一切使えないということになっていきます。
しかしこれでは結局何も持っていなかったのと同じです。
あくまでお金は交換の道具に過ぎず、使ってナンボです。
お金と幸せを両立するには?
税金は気持ち良く支払おう
先に結論でも述べましたが、お金と幸せを両立したいのであれば、
税金は気持ち良く支払いましょう
ということになります。
お金が欲しいという観念と税金を払いたくないという観念は矛盾している
お金の本質として、お金は水が流れる川のようなものであるということが言えます。
つまり、必要な分を飲んで、飲みきれない分は流すというのが最も自然な形です。
お金に関してプラスの観念しか持っていなければ、人は必ずお金の面で豊かになることができますが(どんどんと川の水が流れてくるイメージ)、一方で「税金を払いたくない」というのは、お金に関するマイナスの観念です。
お金を欲しいというプラスの観念と、税金を払いたくないというマイナスの観念がぶつかると、お金を欲しいんだけど欲しくない(→お金を得れば得るほど税金も増えるため)という矛盾が起こります。
この矛盾により、お金の川の流れがせき止められてしまいます。
長期目線で見ると、入ってくるお金の流れも少なくなる方向に働いていきます。
お金を稼ぎ、稼いだ分税金も喜んで払おうと思えば矛盾しない
一方で、お金が儲かったらその分気持ち良く払いますというのは明らかにプラスの観念です。
よって、お金を得ることに対して何の後ろめたさもなくなるため、結果的に自分に入ってくるお金の流れもどんどん増えていくことになります。(もちろん、その分自分から出る流れも増えていく)
それに、税金は(建前では)世の中の役に立つものです。
税金を払う額が大きければ大きいだけ、社会の役に立っているというプラスが実感でき、大きな自信がついてきます。
補足
なお、税金が役に立つというのは建前の話であり、その使い方についてはいくらでも言いたいことがあるというのもそのメンターの方はおっしゃっていましたので申し添えます。
僕も元公務員ですので、その点には強烈に共感します(笑)
長期で見て、本当に大きな富と幸せを両立できるのはこちら側のタイプ(喜んで税金も払う)の人であるということは、様々なお金持ちを見てきたメンターの方が自信を持って言っていることでもあります。
そもそも、自分の好きなことで人や社会の役に立つことに集中し続けるほうが、税金を気にして本来やりたいことへの集中力が分散することに比べてずっと幸せだというのは直感的に分かると思います。
そうは言っても、得たお金を税金として持っていかれることを大きな「損」だと捉えてしまうため、税金に固執してしまうというのが人間の性でしょう。
だからこそ、「喜んで支払ったほうがむしろお金の流れが増えていく」という知識(お金は川の流れのようなものという本質)を持っておくことは非常に重要であると思います。
税金については細かく勉強するな
ここからは、個人事業主の方、これから法人を設立されるつもりの方、投資で大きく稼いだ方、今後成功して大きく稼ぐつもりの方に向けたお話となります。
税理士に任せる(=税理士との関係性を作る)
ここまで書いてきたことが納得できたとしても、いざ税金を払う段になれば、必ず払いたくないという気持ちが出てきます。
それではどうすればいいかと言えば、「縁起の法則(下記リンク参照)」に従って新たな関係性を構築すること、つまり税理士を雇うということです。
税というのは複雑です。
公認会計士や税理士の独占業務(つまり、本来は素人が安易に税のアドバイスを他者にしてはいけない)になっているのはそのためです。
自分で勉強をするとか、情報収集をして安易に対応できるレベルのものではありません。
知識と経験を持つ税理士にお金を払って知恵を借りるというのが最も賢明です。
稼ぐことと、それ以外のこと(節税など)を同時に考えることは不可能
そもそも、お金を稼いだり殖やしていくための絶対原則は、自分の頭をそこに「集中」させることです。
税のことを自分で勉強するとなれば、当然脳の力が分散します。
その分稼いだり殖やしたりすることに使える力が弱くなりますから、自分で勉強することで、仮に顧問料を一時的に節約できたとしても、長期でみれば大きな損に繋がります。
(何千万、何億と稼いでいきたいなら実質タダのようなものだとメンターは表現しています)
- 税理士に経費等を報告し、税理士が計算した通りの税額を気持ち良く払う。
- そして、自分は稼いだり殖やしたりすることに一点集中する。
- その中で、お金という川を流し続けていけば、入ってくる流れもどんどん増えていく。
これが本質だということです。
補足(税理士の選び方)
細かいことを言えば、税理士は月締めのバランスシートや損益計算書に基づき、毎月1回きちんと打ち合わせをしてくれる方を選ぶと良いです。
→税金を支払うためにいくら手元に残しておけばいいかというのが早め早めに想定できるため
順番としては「法人を設立」→「税理士を顧問につける」のがオススメ
さらに言えば、個人事業主ではなく、法人を設立し、その上で税理士を顧問につけるという順番にしたほうが、お金も稼ぎやすくなります。
どうして法人化するほうがいいかという話については以下で書いていきます。
なお、法人設立のために自分で勉強して・・・というのも、上で書いた「集中」の原則から外れてしまうという理屈でやるべきではありません。
それは行政書士や司法書士にお金を払ってお任せすればいいということです。
個人事業主よりも法人化をオススメする理由
支払う税額自体は法人と個人でそう大きく変わらない
残念ながら(?)個人と法人における税制面での大きな違いというのはありません。
アメリカは圧倒的に法人有利ですが、日本は敢えて大きな差がない仕組みになっています。
「法人」と「個人」の関係性ができる=自分の器が広がる
法人化のメリットは、法人と自分という新たな関係性ができる=自分の器が広がるというところにあります。
既に述べたとおり、器が大きくなれば、「稼ぐ」「使う」「殖やす」「守る」の4つがどんどんと上手にできるようになっていきます。
また、法人のお金か私的なお金かというのをしっかり区別していく必要があるため、その分お金の管理能力がアップするという点も大きなメリットです。
(個人事業主の場合、事業と個人のお金が一緒になるためどうしてもお金の管理が甘くなる)
投資の際にも圧倒的に優位
株式などの投資判断をする際にも、自分が会社を経営している立場でもあるため、他社の経営分析が非常にやりやすくなるというメリットが挙げられます。
まとめ(お金と幸せを両立するためのコツは、税理士との関係性を構築し、税金を気持ち良く払っていくこと)
- お金を稼ぎながら(殖やしながら)幸せになりたいのであれば、税金は喜んで支払うこと
- 税金を支払うのを嫌がると、お金を殖やしたいというプラスの観念と、税金というマイナスの観念とがぶつかり合い、結果的にお金の流れをせき止めることになる
- 一方、殖やしたお金は喜んで支払うというプラスの観念を持つことで、お金を得ることに対する後ろめたさが一切なくなる。これにより、長期的にはお金がどんどんと入ってくる流れを構築できる
- そうは言っても、いざとなると税金を支払いたくないと思うのが人であるため、税理士を雇って対応してもらうのがベスト
- 余計なこと(税)を考えず、稼ぐことに集中していくと富もどんどん増えて行く
以上です。
今回のお話は、大きな投資益を得ている方や個人事業主の方以外ではすぐに活用できないものもあったかもしれません。
しかし、将来の成功を目指すのであれば、一つの考え方として押さえておいていただくとお役に立つ場面があるのかなと思います。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!