こんにちは、元公務員ブロガーのシュンです!
いつも当ブログをご覧いただき感謝しております。ありがとうございます!
今回は武井壮さんの名言や成功哲学について、YouTube動画(記事下に貼っておきます)をベースに解説します。
武井壮さんを単なる体育会系キャラだと思われている人がいるとしたらとんでもない誤解で、彼はおそらく芸能界屈指と言ってもいいほどの知性派であり、また尋常でない努力家でもあります。
- 人生がうまくいかなくて悩んでいる
- 自分は一体何をするために生まれてきたのか分からない
- 人生で大きな成功をしたい
こうしたお悩みをお持ちの方にとって、きっと役に立つ内容だと思います。
本記事の内容
- 武井壮が考える「人生の答え」
- 未来を楽しむために私たちができることとは?
- 努力を継続させるためのコツ
ちなみに武井さんは2018年11月に放映された「ボクらの時代」の中で、最大月収が4〜5000万円だと語っています。
非常に夢のある数字ですが、その裏付けとなっている考え方や努力などについて着目してご覧になっていただければと思います。
【武井壮の名言】人生を変えた本と、人生の答え
中1で大きな人生の転機を迎える
武井さんは、小さい頃は周りの目(評価)をうかがいながら行動をする少年だったとのことですが、中学校1年生に出会った著書によって大きく人生が変わります。
その本とは、ソクラテスの「弁明」です。
作品の解説は端折りますが、ソクラテスが死刑に直面しても、死を恐れずに自分の正義を貫く姿勢に感動(木槌で後頭部をぶん殴られたほどの衝撃)したそうです。
そして、自分は自分のしたいことを一切せず、周りの大人が偉いねと言ってくれることだけを自分の評価軸にしていたということがそこで少し崩れたと言います。
それからは徐々に自分のやりたいことを優先して生きていくスタンスになっていったとのことです。
【名言】自分の心に浮かんでくる感情が答え
武井さんは、
「自分の心の中に浮かんでくる心地よいとかこういったものがしたいというのは答えだということに気がついた」
と語ります。
例えば、自分の体であれば、つねると痛い、撫でると気持ちいい。
ならどっちを選ぶかと言えば撫でるほうを選ぶ。
その逆をやって、つねり続ければ最終的に壊死する。
それは心も同じだろう、と。
そうであるならば、求めるものを追い続け、それを手に入れることが最も善い生き方ではないかと思い、それからは心の求めるものをやるようにしているということです。
非常にシンプルですが、素晴らしく明快な考え方ですね。
世間の批判など無視して、好きなことを徹底的に努力する
世間から遊んでいるように見られるのでは?という問いに対しては、
「遊びたいなら遊ばなくてどうするんだ」
と考えているそうです。
一方で、だからこそ好きなことは他の人よりなるべく頑張る。
それこそが遊びを唯一正当化させ、社会に役立つものとさせてくれる正しい行いだと思っているということです。
ちなみに、なるべく頑張るというのは生半可な覚悟ではなく、「やると思ったら絶対に日本一やる」と決めており、また、「どんなに忙しかろうが何だろうが必ずその成長のために毎日時間を使う」とのこと。
これは起業してから僕も思うことなのですが、好きなことをして大きなお金を稼いでいる人は世の中にうじゃうじゃいますが、そういう人たちは間違いなく圧倒的な努力をしています。
「好きなことでは稼げない」といったことを言う人がいますが(大抵そういったことにトライしたことがない人が言うので、コメントの信ぴょう性は皆無なのですが)、「好きなことでもラクしては稼げない」というのが真実であり、武井さんもそれと同じことを言っているのだろうと思います。
武井壮が考える「未来に対してできること」とは?
成長すること
我々が時代を生き抜くために未来に対してできることは何か?といった問いに対し、武井さんは以下のように答えています。
未来に対しできることは「成長」だと思う。
どんなに忙しくても、「フィジカルトレーニング」「これから上達したいもののスキルの練習」「知らないこと気になったことを調べる」という計3時間を毎日自分にプレゼントするようにしている。
そして、それが自分の武器になっている。
人は、今の知識と体力と能力で楽しめる場所でしか楽しめない。
だからこそ、地球上どこに行っても今日どうやって生きていこうかと楽しめる自分であるために成長し続ける。
努力が面倒な場合は?
そうは言っても、成長するための努力が面倒な場合はどうするか?という質問に対し、武井さんはこのように返しています。
今までの経験上で思うのは、努力した分のベネフィット(利益)がないという部分がモチベーションを削ぐ要因だと思う。
例えば、10時間働いて1000円しか貰えないというのではどうやってもモチベーションは保てない。
そのためには、日本の経済の仕組みだったりとか、どうやったら一つの物に価値を与えられてお金を得ることができるのかといったことを勉強すること。
そして、自分の努力に対し、より大きなベネフィットを得る能力を身につける。
一つの努力でより大きなものを手にいれるにはどうしたらいいかということを学び、自分の努力した苦しい時間を超えるものが手に入るようになった時に、それはもう努力じゃないと感じられる。
また、その具体例として武井さんは以下のように続けています。
10種競技は現役時代世界一練習していたと思うが、世界一の物は全く手に入らなかった。
しかし、色んな人に見てもらって価値をつけてもらえば仕事になるんじゃないかと考え、喋り方を学んで芸能界に入った。
そして1000万人、2000万人という多くの人に見てもらうことができ、努力以上の価値を手に入れられた。
いまだに勉強とトレーニングを繰り返せるのは、時間の努力を超えた価値をいただいているということであり、それが唯一のモチベーション。
ただ努力をしても成果が伴わなければやる気が出ないということで、成果を伴わせるための努力をしているということが分かります。
なお、こうして文章にしてしまうと簡単なように見えますが、武井さんの努力のエピソードは凄まじいです。
例えば陸上選手時代には、気温や湿度、天気、自分の体温やコンディションを6年間記録し、どんな環境のときに何をすれば体力が回復するのかを研究していたとか、
芸能界に入る時も、芸能人が通うバーに毎日出入りして、話を全て録音した上で、「その人と同じタイミング、同じ言葉でしゃべる」というのを一人ずつ完璧にやっていたということです。
まさに好きなことだからこそ徹底的にやりこむ。
そのやり込み具合が半端ではないからこそ、冒頭に書いたような途方もないような月収などの大きなリターンに繋がっているということが言えるでしょう。
努力に対してレバレッジ(テコの原理)を活かせる時代
武井さんは、今は努力に対し成果が得やすい時代だということで、以下のように語っています。
努力に対する成果を得るという意味では、今の時代は色々素晴らしいシステムがある。
例えばECサイトを作ったりなど、0から1を作り出した人が大きな利益を得ている。
自分で新しいものを探せる、作れる、見つけられるといった能力を手に入れて欲しい。そうすれば自分の時間にレバレッジを効かせることができ、1時間を100時間にもできる。
自分の時間と現代のテクノロジーを融合させることができれば、より素敵な人生を送れるのではないか。
武井さんの語るレバレッジというのは、経営をする上でも非常に重要な考え方になります。
例えば会社の社長であれば、インターネットの仕組みや、従業員の時間を使うことで、自分の時間を何百倍、何千倍にも増やしているということが言えます。(サラリーマンの方は、自分の労働力がそのように使われているという視点を持つことも大切です)
例えば僕が書いているこのブログも、月に50万とか60万のアクセスがあるわけですが、当たり前ですが一人で一ヶ月に50万人もの人に会うことはできません。
これもインターネットというレバレッジを効かせることで可能になっています。
こうしたレバレッジの考え方は成功を目指す上では非常に重要で、1の仕事をしたら1の報酬を貰うという考え方では大きな成功はできません。
また、武井さんの言うように、そのタイプの努力の仕方では大きなモチベーションに繋がらない(→途中でやめてしまう)ということになるでしょう。
まとめ
- 武井さんの人生の答えは、自分の心の中に浮かんでくる「心地よい」とか「こういったものがしたい」ということに素直に従うこと
- 一方で、好きなことをやる以上、圧倒的に努力をしている
- 武井さんは、未来に向かってできることは「成長」だと考えている
- 成長することで、自分が楽しむことができる範囲が広がっていく
- 一方、成長するための努力を可能にするものはベネフィットであり、どうやれば自分の努力した時間以上のものをバックできるかを考えることは非常に重要
以上です。
非常に前向きかつ説得力のあるお話ばかりで、何か生き方のヒントになる部分もあったのではないでしょうか。
最後に、今回参照した動画を下に貼っておきますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
今回も貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
>>自己啓発関係に興味がある方は、こちらに記事がまとめてありますのでご覧ください。
いやー、本当に勉強になりますね!
>芸能界に入る時も、芸能人が通うバーに毎日出入りして、話を全て録音した上で、「その人と同じタイミング、同じ言葉でしゃべる」というのを一人ずつ完璧にやっていたということです。
これなどは歌舞伎でいう「守・壊・離」と考えが一緒ですね。
すべての本質はほんと「真似」から始まると思います。
・上手い人の文章を徹底的に写経する。→自分の考えをプラスアルファして世に出す。
・上手い人のしゃべり方を徹底的に真似をする→自分のオリジナルをプラスしてみんなの前で話す。
・売れている商品を徹底的に真似して作る→自分のアイディアをプラスして販売する。
成功している人は皆この考え方をしていると思います。
救命士の勉強も、現場の技術もまずは上手い先輩の「真似」から入ると圧倒的に成長が早いです。
「君のオリジナルはいらない。まずは真似ろ!」ですね!
大変勉強になりました!ありがとうございます!
空飯さん
いつも素晴らしいまとめをありがとうございます。
まさにおっしゃる通りです。
ぜひ読者の皆さんもこちらのコメントを参考にしてみてください(笑)